2004年3月7日 地域に開かれた教会

　　　地域に開かれた教会

　2004年度のテーマも「地域に開かれた教会」で行こうという声が前回の常会でも多く、執事会でもこれでいきましょうということになった。計画総会において、最終的な話し合いを行い、共通理解を得ることになる。
　教会は、いつの時代も、地域に開かれた教会でありたい。そのために、具体的にどういうことを行って、そのテーマを少しでも実現していこうとするのか、それが大切なことなのである。
　教会の行事によって、それを図ることができる。教会の平常の活動をとおしてそれを図ることができる。礼拝、祈祷会、主の晩餐、特別伝道集会、音楽集会、クリスマス、イースター、こどもまつり、お楽しみ会、青年会主催のバーベキュー会、バザー、共同保育、など、2004年度に行ったもの。
　各年齢層を対象に行う開かれた集会や行事もまだまだ考えられる。いろいろなテーマ別の開かれた集会、行事もあろう。地域に会場をお貸ししているのもそうと言える。
　しかし、「地域に開かれた教会」というテーマを考える際、基本となるもっと大切なことがある。それは、教会の群の一人一人が、他者に対して開かれているか、ということである。今の教会の雰囲気を大事にしたいと願うあまり、閉鎖的な態度をとる方は誰もいまい。初めて来た方々に、私たち平尾教会の群は、その方の来訪をとても喜び、歓迎していることをお伝えしたい。
　教会の雰囲気は温かく、一人一人は親切であること、これが開かれた教会の基本である。

平良　師