雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

伊根の舟屋

2007年07月11日 | 京都散策
丹後半島の東端
伊根湾に沿って建ち並ぶ約230軒の舟屋
「男はつらいよ」や「釣りバカ日誌」にも登場した伊根に行きました

1階が船のガレージ、2階が居間となった独特な建物が残っている事で有名な場所です
海面すれすれまで張り出して建てられた舟屋
全国でも大変珍しくこの地方独特の建築様式です

この舟屋をまずは海上から見学することにしました

伊根湾の手前の波止場から 伊根湾めぐり遊覧船が出ています

    

料金は大人660円

    
    
実は家のワンコを連れて来ていました
さすがに船はダメだろうと思っていたのですが、チケット売り場のおじさんがデッキなら連れて乗せてもいいですよ
って言ってくれましたので、家のワンコも乗船することになりました

    

船の周りには海カモメが集まってきています
デッキにはカッパエビセンが売られていて、餌目当てで集まってきているのです

    

雪だるまもエビセンを購入して海カモメにあげました
といっても、半分は足元のワンコが食べちゃいましたが

    

いよいよ出船です
回遊時間はおよそ30分
伊根の舟屋の町並みを洋上から見られるというので、沢山の観光客の方も乗っていました

    

湾を進み、灯台を過ぎた所から舟屋の景色が始まります

    

最初に見えてくるのが耳鼻地区

    

船のガレージがこちらを向いて並んでいます
独特の景観ですよね
船から上がったら家の中

昔の船は木製だったので風雪から船を守るために考え出された建築様式
でも、家がこんなに海と隣接出来るのは潮汐が弱い日本海だからこそ
太平洋側だったら潮汐差でとてもこうはいかないでしょうね

    

山が海岸線すれすれまで迫っている伊根地区で狭い土地を有効に活用したらこんな感じになるのでしょう

    



伊根の舟屋も歴史と共に姿を変えていくかもしれません
木製の船の時代は舟屋は大いに活躍したのでしょうが、現在は船がFRP製となりサイズも大きくなったため舟屋に入れれる船が限られてしまっているのが実情
大きな船はもう係留するしかないです

    

およそ30分の周遊時間ももうすぐ終わり
最後の舟屋を撮影

    


    

隣のワンコはつまらなさそうに中身のなくなったエビセンの袋に鼻を突っ込んでいました
天候はとりあえず降っていない程度
今度は晴れの日に来たいものです

    

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