雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

青蓮院門跡

2008年01月08日 | 京都散策
天台宗の寺院

山号はなし
開基は伝教大師最澄とされています

三千院、妙法院とともに天台宗の三門跡寺院
門跡寺院とは、皇室や摂関家の子弟が入寺する寺院のこと

    

青蓮院は多くの法親王が門主を務め、宮門跡寺院として高い格式を誇っています
江戸時代には仮御所となった歴史を持ち
「粟田御所」とも呼ばれています

       

青蓮院の起源は他の三門跡寺院と同じく比叡山の房
比叡山東塔の南谷にあった青蓮坊がその起源

平安時代に山下
行玄大僧正の時です

        

覚快法親王が行玄の弟子として入寺
以後、皇族や摂関家の子弟が門主を務める格式高い寺院となったそうです

当初は三条白河に創建
その後、鎌倉時代に入り
河川の氾濫を避けるため
現在の高台の地へと移りました





    

相阿弥の庭の縁側に立ち
暫し庭園を眺めていましたが
背後に視線を感じ
振り返ると...

  

障子越しの絶景です
この位置に座り
暫し庭園を眺めまして

ああ今年も来れて良かった


庭園拝観に戻ります

        

本堂、宸殿、小御所、華頂殿(書院)、叢華殿、好文亭(茶室)
と建物が多い青蓮院
じっくりと拝観できます

        

建物を拝観後は一度入口まで戻って
靴を持ち
入口近くから庭園に降りれます

ここから庭園内を周遊してそのまま外に出られるので、是非行ってみてください

        

庭園内には紅葉した楓
色々な木々がお出迎えしてくれます

       

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 無鄰菴 | トップ | 円山公園~長楽寺~大谷祖廟 »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (deco)
2008-01-10 00:56:01
こんばんは、雪だるまさん。
予告通りTBさせていただきましたが、
2回押してしまいました。
済みませんが、適当に処置してください…

今回の青蓮院門跡では座敷の写真は撮れなかったので、
次の機会にがんばります~

それにしても、違う方の視点・視線というのは
面白いですね。
あるいは興味深いと言うべきでしょうか。
自分にない視点というのはとても勉強になります。
返信する
decoさんおはようございます (雪だるま)
2008-01-09 06:05:20
最後の2枚は庭園の中にありました
この日は本堂やその他の建物から見れる木々は未だ色付き中でした

見る場所がそれぞれ違うというのは面白いですね
同じものをみて
違う印象や感想を持つ
だから写真は面白いと思います

自分なりの構図を見つけるのが面白いですよね
decoさんの座敷の写真楽しみにしています
返信する
mikoさんおはようございます (雪だるま)
2008-01-09 06:01:17
真っ赤でなくちょっとグラデーションのある紅
ナナカマドの紅葉中の色と似たような感じの色ですね
東北には多い色かな?

額縁風に見立ててみる中庭
初めて見た時は感動しましたね
どちらから見ても柱が中央にあって
mikoさんの仰るようにきっと計算されているのでしょう
座って眺める景色
中庭にうっすらと差し込む日差しと
光を受けて輝く紅葉
とっても素晴らしかったです

きっと新緑や降雪時も素晴らしいでしょうね
機会があれば行ってみたいと思います
返信する
青蓮院門跡 (deco)
2008-01-09 00:11:43
こんばんは、雪だるまさん。
紅葉が素晴らしいですね。
特に最後の2枚は、紅色がとても鮮やかでいいですね。

初詣の際に青蓮院門跡に寄ってきたのですが、
雪だるまさんとはやはり見ているところが異なっているようで、
興味深いところがありました。
特にお座敷の写真はなかなか決まらない感じなので、
あんまり撮影しないのです…
今度トライしてみたいところです。

明日には初春の青蓮院門跡をUpする予定ですので、
その際にはTBさせてもらいますね。
返信する
こんばんは (miko)
2008-01-08 20:36:14
障子越しの絶景の写真。
こんな秋の色が好きです。

きちんと考えられたものなのでしょうが、
眺めたら・・・柱があることで外の景色は二等分されているんですね。
それがまた、なんともいえない趣になっているように思えるけど・・・

若葉の頃、うっすらと白く雪が降る季節、
どんなだろう・・・と思ってしまいます^^
二等分されたそれぞれの季節を眺めてみたいものです。


返信する

コメントを投稿

京都散策」カテゴリの最新記事