雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

六華苑

2007年05月11日 | 三重散策
三重県の北端、桑名の街に六華苑はあります

江戸時代から受け継がれた日本文化と、明治維新の後日本に流入してきた西洋文化
その二つの文化が交じり合って独特の文化を築き上げた時代
大正2年に完成した諸戸清六の邸宅が六華苑です

世界も混沌とした時代
歴史と文化のスパイスが効いたこの建物
一度は訪れる価値があります

     

鹿鳴館の設計で有名なイギリス人建築家ジョサイア・コンドルが設計した洋館と、池泉回遊式庭園を持つ和風建築が大胆に合体したこの建物

アカメガシの垣根沿いに進むと、西洋館が見えてきます

     

洋館がその姿を現しました
圧倒的な存在感を持つ4階の塔屋が印象的

        

洋館横の事務所から中に入れます
渡り廊下を進むと和館の廊下に到着

まずは、和館の奥行きにびっくり

        

どちらから見ようか悩んだ結果、洋館から先に見ることにしました

4層の塔屋をもつ木造2階建て天然スレート葺きの洋館に入りま~す


        

洋館は1階と2階が見学できます
最初にダイニングから見学
家人と客のみが食事を許されたダイニング

     

写真では解りにくですが、ダイニングのテーブルはとても小さいです
椅子は6脚あるのだから、6人が同時に食事をするようになっているのでしょうが、テーブルはせいぜいファミレスの四人掛けテーブルの半分程度しかありません
給仕が付いていなければ食事ができないのか?昔の人は少食だったのか?

ダイニングの隣は客間
ガラス越しに見る池泉回遊式庭園が見事です

     

今回の撮影は定番の24-70㎜
やっぱり16-35㎜を持ってくればよかったと後悔
室内の全景が入らない~

     

洋館の持つノスタルジックを満喫
前にも書きましたが、大正時代はお気に入りの時代
時間の流れが止まったような錯覚が......

        

続きます...
コメント (2)
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