またぞろ中国で反日デモが起こっている。日本のマスコミでは連日大きく報じています。中国民衆の暴れっぷりは正に暴徒そのものだ。しかし、こういったこと事態も日本の報道振りにも違和感がいっぱいです。
この暴動、日本で中国の尖閣諸島での狼藉振りに抗議する集会があったことから始まったとされています。日本のマスコミには黙殺されましたが、ネットや世界のマスコミにはちゃんと報道されたからです。
今回の暴動は、「格下の日本ごときがクソ生意気に中国様に反抗しやがって、そんなことをやったらどうなるか思い知らせてやるぞ。」というような感じに私には思えます。また、実際に反日感情もあって自発的に集まった民衆も多いだろう。
何故か内陸部でばかり起こる暴動。中国外務省はこれに対して「気持ちは理解できる」として事実上公認してしまっている。そして、次期国家主席として習近平氏が内定したという報道もなされています。本当に国民の不満に対するガス抜きであるならば、こんな時に呑気に次期国家主席なんて決めてられないだろう。
これに対する日本の対応振りは、マスコミは必死に「中国国内の権力闘争」だの「国民の不満のガス抜き」だの、酷いのになると日本のデモが悪いなんていう馬鹿すらいる。日本で中国みたいな暴動を起こしていたならば、とっくに検挙されているに決まっているではないか。あくまで抗議の気持ちの表明の範囲内。これを規制するならば、もはや日本に言論・集会の自由は無い。
これに対して政府では、海江田経済財政担当相が「日本も努力しなければいけない」などとふざけたことを言っている。何を努力するのかサッパリ分からない。馬鹿も休み休みにして欲しいものだ。
いずれにしても、中国に進出して被害にあった企業はいろいろ言うのでしょうけど、前回の靖国問題の時でもそうですが、中国に気に入らないことがあれば何度でも今回のようなことは起きる。それが「チャイナリスク」だったはずだ。まさか、そんなことは考えもしなかったなどとは言わせない。中国での企業活動のために、国を曲げるなんてことはあっちゃいけないと思います。何度でもやられるぞ。
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