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「平塚5遺体」事件におもう

2006-05-16 | ニュース

 このGW中のワイドショーは、神奈川県平塚市のアパートで5遺体が見つかった事件ばかりだった。この事件は岡本千鶴子容疑者(54)の数奇な人生と、自殺した義理の息子、殺された実の娘、そして身元不明だった子供の遺体が3体という猟奇的な想像が出来てしまう状況が人々の興味を呼んでしまったのだろう。

 確かに、あの犯人の母親は50台にしては美人で、若いときはもっと美人だった。そして義理の息子の微妙な風体と若い娘の様は、ドラマなら出来すぎな設定だろう。しかし相関図をいつも出していて、ハッキリとは言ってないが「近親相姦」を匂わせる報道振りには普段「人権」「プライバシー」を振り回しているマスコミの視聴率至上主義と下衆さを感じました。

 私も、聖人君子ではないから興味がまったくないと言うと嘘になりますが、じゃあ2週間もの間毎日朝から晩までワイドショーで取り上げなければならないのかと言えば「NO」だと言いたい。せいぜい2~3日で十分なのではないのか。逆に、容疑者が「洗いざらい」自供していたとしたら、その内容を放送する事が出来たのか?容疑者が、黙秘しているから想像で色々と引っ張り続けたのではないのか。

 もっと他に報道すべき事はあったろうし、こういう猟奇的側面のある事件には「人権」「プライバシー」をもっと考慮するべきだとおもいます。それと、これは私の暴論なのですが、家族内の殺人事件と外部に向けての殺人とは、報道すべき価値に差があると思うのですが・・・。

 仮に、この犯人が逃げ続けたとしても、一般市民の生活に脅威を与えるものでもないので、ハッキリ言ってどうでもいい類のものだと思うのです。興味本位以外の何者でもない。そんなことなら、集団スリや強盗・強姦事件の報道のほうがよほど役立つし、重要だと思うのです。

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