ものには限度がある

　ちょっと前のニュースに、日本一高い所まで上がるジェットコースターに乗った人が、首や胸に怪我をしたというものがあった。結局、明らかになったのが9人ということだから、実は怪我していたがこのコースターが原因とは分からなかった人も相当いた可能性は低くはないだろう。

　TVの映像とかを見ていて、あまりにも過激化するコースターなどの絶叫系でこのような怪我が発生していてもおかしくないなと思っていた。それは、自分が大きなものではないコースターですらちょっと首が痛くなったぐらいだから、あれほど大きなコースターなら怪我迄いく人もいただろうと思っていたのです。

　より刺激を求めて、高速化・巨大化する絶叫系。計算して遊具自体は問題なく動いても、乗っている人間が耐えられないほどのGが掛かってはもう限界なのだろう。宇宙飛行士向けの訓練とは違うのだから、限度があるのは当たり前だ。