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2024-07-11 | ニュース

 東京では、日曜日に行われた都知事選についての話題がまだ出ていたりしますが、関西では兵庫県知事に対するパワハラを告発した県職員が死亡したことの話題がこれから大きな話題となりそうです。

 そもそもは、今年3月に県職員が知事のパワハラを告発する文章を配布し、それを知事が内容を否定して業務時間中に虚偽の内容で文章を作って配布するのは如何なものかと発言。その後5月に、県人事課での調査が行われて告発文が事実無根との調査結果が出たとし停職3か月の懲戒処分とされた。しかし、その後にその告発文の一部が実際にあったことが報じられるなどしたため、県議会で第三者委員会による再調査が決定し強い権限を持つ百条委員会も設置された。その百条委員会に、告発者が証人として出頭する直前での死だったためあらゆる方面での当惑という状況です。また、労組は知事に辞任を求めて申し入れをした。

 このニュースを関西テレビの公式YouTubeで見たのだが、記者やらコメンテーターの目が血走っているかのように見えるのが少し異様な気がしました。少なくとも百条委員会が結論を出すまでは、知事が悪いと決めつけるのはどうなのかと思うからです。この知事の見た目は、確かに部下に厳しそうでパワハラをやってそうな印象は受ける。20m歩かされただけで声を荒げたのは認めているぐらいだから、多分にそういう気質はあるのだろう。それから、県政の進め方についても前知事のやり方とは違ったことで、反発する声も出ていた。

 この一連の報道を見ていると関西各局は3月の当初から知事がパワハラをやっただろうという先入観を感じさせる報道を続けているのだが、マスコミからはパワハラへの大した追加報道は出ていない。本当に酷い知事で不正やパワハラだらけならば、もっと職員からの曝露情報が噴出していてもおかしくないのではないだろうか。5月に県の内部調査でパワハラは事実無根としたのだが、いくら部下とはいえ真っ黒なものを白だと阿ることがあるのだろうか。そこまで知事を恐れなければならないとも思えず、分からないことがあまりに多い。

 それらを明らかに出来る場としての百条委員会だったはずなのだが、記者の取材を何度も何度も受けていた告発者が何故か自死という不可解な状況に。どうやら押収されたパソコンに残っていた文章の開示で揉めていたのもその原因の一つなようだが…。

 最後の砦ともいえる百条委員会は、この一連の出来事について客観的で合理的な結論にたどり着いてほしいものです。そして、それは可能なはず。

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