英裁判所でサウジ国王の孫に使用人殺害罪で終身刑を言い渡した。同被告は直ちに収監された。裁判所によると、被告は今年2月、ロンドン市内の高級ホテルで、に酔った勢いで32歳の男性使用人の顔を殴るなどして死なせた。両者の間には性的な関係があったという。
判決言い渡しに当たって、陪審員は被告に「英国では法を超越する人はいない」と強調した。
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つい先ごろ、日本では日本領海で狼藉を働いた中国人船長を、国民生活と外交関係を鑑みて検察は処分保留で釈放したばかりだけにうらやましい気持ちでいっぱいです。まだ、起訴するか起訴しないかは実際には確定しているわけではありませんが、どうせ皆が忘れた頃にこっそり不起訴処分にするだろう。
日本でも、治外法権を求めていた明治時代には、ロシア皇太子に切りつけた警官に対して政府などの圧力にめげずに死刑判決を回避した大津事件なんかがあったのだが...。
もっとも、イギリスにしても自前の黒海油田が無く、石油を中東に依存していても同じような判決を出せただろうか・・・多分出してただろうな。それだけの信頼が国にも司法にもある。
日本では、裁判所がという訳ではありませんが、鳩山前首相の巨額脱税にも現職首相ということでうやむやに収束。相手が偉けりゃ無罪とかまったく信用できない。小沢疑惑も分かったものではない。その上、そんな連中が国の中心ででかい顔をし続けるという。本当に日本は情けない国になったものだ。
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