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白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

白山頂上は寒かった

2017年10月14日 | 
白山弥陀ヶ原のナナカマドは葉が落ちていたが、枝越しに見える御嶽山は強風で雲の流れは速く、くっきりと見えた。


チブリ尾根の紅葉は、下の方まで下りている。荒島岳が優美な姿を見せていた。

霧が山を包むが直ぐに晴れる。

観光新道も上部は冬支度。

頂上から見る、槍穂高も雲間から顔を出しては消える。





静かな白山

2017年09月01日 | 
久しぶりに快晴、さぞ混むだろうと覚悟はしていたが、意外と駐車場はガラガラ、登山者は数百人と少なかった。
室堂からの帰路、エコ-ラインは黄色のじゅうたんを敷き詰めたよう、チングルマは風に揺れて踊っている。



ときおり、メボソムシクイの声が聞こえ、ホシガラスがしきりに鳴いていた。



花は、ハクサントリカブトが小さな花を付けて可憐。




満開のテガタチドリ・馬のたてがみ

2017年07月19日 | 
2か月ぶりの白山登山。晴れて登山者も多かった。

黒ボコ岩に着いた頃には、ガスがかかり、日差しがさえぎられて、涼しくなった。

室堂平のくろゆりは開花したばかり。


砂防新道を登り、帰りは観光新道を下りたが雪は蛇塚に残るだけ。
馬のたてがみに差し掛かると、高山植物の群落に、目を奪われる。
タカネナデシコ、ハクサンフウロ、ニッコウキスゲ、イブキトラノオそれにテガタチドリの多いのにびっくり。


別山がほんの少し、ガスの間に姿を現した。


山で出会う鳥たちは、平地で見るよりも、ずっと色鮮やかなのです。
鳥の名は、ウソ。

出会った森の仲間たち

ホトトギス、カッコウ、アマツバメ、コゲラ、ホシガラス、コガラ、シジュウカラ、ウグイス、ミソサザイ、ルリビタキ、キビタキ、オオルリ、カヤクグリ、ウソ、クロジ。
(15種)

白山弥陀ヶ原まで

2017年05月29日 | 
ようやく白山公園線が開通して別当出合まで車で行けるようになったので、室堂目指して登ったのだが弥陀ヶ原で正午近くになり引き返した。


早朝6時に別当出合をスタートしたのだが中飯場を過ぎた頃から、雪道になり甚之助小屋近くからアイゼンを付けて登った。


黒ボコ岩に着いた頃に、春霞が晴れ別山もくっきりと見えるようになった。

弥陀ヶ原で、カヤクグリを見ていたら時間の経つのも忘れてしまった。
高山の鳥は人を恐れない。

出会った森の仲間たち

ホトトギス、ツツドリ、カッコウ、ホシガラス、コガラ、シジュウカラ、イワツバメ、
ウグイス、メボソムシクイ、コルリ、ルリビタキ、オオルリ、カヤクグリ、ウソ、
クロジ。  (15種)



花の高原散歩

2017年05月18日 | 
奥獅子吼山は犀鶴林道が開通したことで、比較的気軽に楽しめる山になった。
樹木公園からの登りを省いて、鉄塔の傍の登山口から歩き出せば、頂上までほとんど高低差が無く、楽々歩ける。


今日はあいにく白山頂上は雲に隠れて見えなかったが、

雪を残した大笠山は見えた。


ギフチョウもまだ見られる。


ツツジ、スミレも見ごろを迎えて。


桂の開花を見るために

2017年05月16日 | 
前回、岩屋俣谷を歩いたのは4月28日で積雪が多く、ブナの芽は固く閉じたままだったが、2週間以上過ぎた今は新緑がまぶしいばかり、雪も解けてやぶ漕ぎの連続だ。

目的の桂は花が終わり小さな葉を付けていた。残念、また来年挑戦するか。



途中通過する三等三角点のある黒壁は標高1380m、ここから見る白山頂上は山容が一段と美しい。



新緑のブナ林はゴジュウカラの声が心地よく、ブッシュを歩くときは、両側にコルリの元気の良い声に励まされ、遠くから聞こえるアオバトの声に癒された。

出会った森の仲間たち
アオバト、ツツドリ、アオゲラ、サンショウクイ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ゴジュウカラ、コルリ(11種)



タムシバ咲く大嵐山

2017年05月09日 | 
桑島から入る林道は整備されており落石も片づけられていたが、砂御前への林道は積雪のため通行止めになっていた。


新緑のブナ林は小鳥たちの合唱。


コガラはすぐそばまで来てくれる。


タムシバは大嵐山頂上近くではまだつぼみだった。

出会った森の仲間たち
ツツドリ、アカゲラ、アオゲラ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヤブサメ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、コルリ、オオルリ (11種)



岩屋俣谷遊歩道を歩く

2017年04月28日 | 
昨日から白峰ー市ノ瀬間の林道が開通したので、市ノ瀬の永井旅館裏からアクセスする岩屋俣谷遊歩道に入って見た。
30分ほどで白山展望台に着く。この辺りから積雪を踏んで歩く。


ブナ平を経てパノラマ展望台に着いたが、別山、白山の頂上は雲に隠れて見えなかった。


タムシバはまだつぼみのまま、花を付けていたのはマンサクのみ。

出会った森の仲間たち
ヤマドリ、ゴジュウカラ、コガラ、カケス、ミソサザイ

賑わうブナオ山のクマ

2017年04月19日 | 
風が強く、雨模様のお天気のため、鳥は諦めて山へ向かった。
ブナオ山観察舎から見るツキノワグマは、12日に7頭が見られたそうで連日、数頭が観察されている。


今日は、この親子熊と筋肉の盛り上がった大熊の3頭を見た。

帰りに寄った中宮スキー場温泉の管理人の話では、今年は熊撃ちが山に入っているがクマが見つからなくて弱っているそうだ。
クマたちは、ブナオ山の南斜面に居れば猟師に追っかけられないと悟ったのかも知れない。


ツキノワグマを観察

2017年03月29日 | 
ブナオ山観察舎では2月末からほぼ毎日、巣穴から抜け出すツキノワグマの親子が観察されている。
お昼頃、日が当たって温かくなると大きな岩の下から親熊が顔を出し、やがて全身を表し近くの岩の上に立つ、その後子熊が現れる。巣穴からは4,5m離れるだけで、しばらくで巣穴に戻ってしまう。
今のところ、この2頭だけだが、4月に入れば、ブナオ山斜面のあちこちに熊が現れるだろう。これからが楽しみだ。




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