goo blog サービス終了のお知らせ 

白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

桂の開花を見るために

2018年04月29日 | 
今年もまた、ピンク色の花を付けた子持ち桂を見るために、岩屋俣谷の尾根を登った。

途中の展望台から見る白山主峰、双眼鏡で室堂平を覗くとスキーを楽しむ登山者が見える。タムシバが開花したばかり、マンサクも多く見られた。


桂は、残念ながら開花を終えて小さな赤茶色の葉を付けていた。


子持ち桂の名前の由来はこの沢山の枝木を抱え込んでいるからだろうか、定かでは無い。

出会った森の仲間たち

ヤマドリ、ツツドリ、アオゲラ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ウグイス、ゴジュウカラ、ミソサザイ、オオルリ。
ニホンカモシカ。




樹氷の白兀山

2018年03月17日 | 
しがら首から灌木の林を抜けて、頂上手前の急登にかかる頃、周りの木々はキラキラ輝く樹氷と化していた。昨日は1日中雨、今朝は快晴、冷え込んで雪を踏んでも硬く、かんじきは不要だった。


頂上に着いたが、風は強く、冷たかった。
剱岳、立山連峰が見渡せる。


奥医王の向こうに白山が見える。


白兀山から夕霧峠に向かう登山者もいたが、私はここでリターンした。

出会った森の仲間たち
コゲラ、アカゲラ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ウグイス、ゴジュウカラ、ウソ、ホオジロ。

夏道が消えた取立山

2018年03月13日 | 
春先、毎年登っている取立山だが今年は、山の様相が一変していた。
福井県内は空前の豪雪で、山は、すっぽりと雪に包まれて、例年なら頂上に向かって、ほぼ夏道に沿って、ジグザグに登るように付けられている登山道が消えて、そこを登山者が直登するため、非常に危険な状態になっている。場所によっては、衝立岩をよじ登るような格好にもなる。

自分の判断で、出来るだけ、巻いて登り、下山時も随分遠回りして降りて来た。

頂上では標識が雪の下になっていた。


別山も雲に隠れることなく輝いていた。


直ぐ近くに、経ヶ岳が優美な姿を見せていた。

ブナオ山観察舎から見る

2018年02月27日 | 
晴れ渡った青空に、イヌワシの飛翔を期待してブナオ山観察舎を訪ねたが、10時過ぎからお昼頃まで居て、イヌワシはおろか、クマタカも現れない。



代わりに見られたのは、イノシシの死体をむさぼり食うテンとキツネの争いだった。
ブナオ山斜面の中腹にあった死体を最初に見つけたのは、テンだ。キツネが寄って来たが、テンは激しく威嚇して追い払う。身体の小さいテンが大きなキツネを打ち負かした。
キツネは周りをうろうろするだけで、餌にありつけない。

動物たちの行動をじっくり観察できるのが、この観察舎の魅力だ。


ふわふわ雪の西山

2018年02月02日 | 
今年も最初の山歩きは、白峰西山から始まる。
望岳苑を9時半にスタートしたが、登山者は私の他、一人だけ。抜けるような青空と強い日差しで、歩き出して10分もしないうちに汗が出て来た。

尾根に沿ってスノーモービルで、道を付けたのではと思われるほどきれいに圧雪されており、かんじきを履いていたが歩きやすかった。


別山から奥越の山並みも一望できる.


ヤドリギに群れるレンジャクを、いつも期待するのだが、まだ遭遇したことがない。


西山の頂上に着いたが、風も無く、温かい。意外だったが後から登って来る登山者はいなくて、二人だけで昼食をとる。
初対面だが、白山の登山コースで話題が尽きなかった。




雪の白兀山

2017年11月22日 | 
車は医王の里に置いて、登山道を歩いた。
予想外の積雪、しがら首から夏道は完全に雪に覆われて土は見えず、雪山の歩行と変わらない。



祠は顔を出しているが、間もなく雪に隠れるだろう。
登山者は10数人、雨に会わず、風も無く、快適な山歩きを楽しみことができた。

赤兎山は冬化粧

2017年11月13日 | 
三ツ谷から小原峠を経て、標高1639mの赤兎山に登って来た。
お天気は良かったが、登山道には霜柱と雪、風は冷たく立ち止まると身体が冷えるので2時間のコースを休憩なし、歩き詰めだった。
頂上から見る白山頂上と別山。ようやく雪が山に付いて来た。これで根雪になるだろう。


小原峠は数cmの雪が積もって、お堂の中のお地蔵さんも寒そう。


応長山は木々の葉が落ちて、灰色一色。


頂上から見る荒島岳。




初冠雪の白山

2017年10月26日 | 
初冠雪の白山を見るため、市ノ瀬の白山展望台まで歩いて来た。

御前と大汝は真っ白に雪を頂いていた。途中、車から見た別山は頂上に雪は無く、谷筋に雪が残っているだけだった。

釈迦岳は上部で葉が落ちて、紅葉は六万山が、今いちばん綺麗だ。
森の中、ゴジュウカラの声が良く聞こえる。

アトリの群れる中宮道

2017年10月18日 | 
中宮温泉から中宮道に入り、馬の背後まで歩いて来た。
尾根筋では数百羽のアトリが、ブナの梢に群がり、さえずりがうるさいくらい。
冬瓜山と笈ヶ岳がすぐ近くに見える。


山肌に沿って雲が下に降りて行く。


ナナカマドの葉は残り、周りの山々はこれから紅葉しそう。


ハリオアマツバメが目の前を音を立てて飛び、上空に舞う。


twitter