goo blog サービス終了のお知らせ 

白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

見上峠から白兀山へ

2020年07月22日 | 
梅雨の晴れ間、医王山見上峠から登山道を歩いて白兀山へと向かった。

峠の大池にはハスが開花したばかり、クロツグミのさえずりが湖面を渡る。

登山道はぬかるみが心配だったが、僅かだった。
西尾平の車は、数台、少なかった。

頂上からの展望は、雲が低く立ち込めて、奥医王山も見えない。
ホトトギスとクロジの声に慰められる。

ササユリ咲く奥獅子吼

2020年06月20日 | 

鶴来樹木公園から奥獅子吼へ向かったが、落葉松林までは歩きやすい、犀鶴林道手前で背丈程ある夏草に阻まれ、おまけに前夜の雨でたっぷりの雨を含んでいる、びしょ濡れになって林道に出た。

登山道に入って、歩きやすくなり、ここまで車で来られた登山者に会うようになった。
道の脇に、ササユリが次々と顔を覗かせる。明るい紫色の花が露を帯びて、香りが強い。



獅子吼高原と手取川。 霧がかかって、日本海は霞んでいる。






樹木公園から奥獅子吼へ

2020年04月11日 | 
濃厚接触も密室空間もダメ、唯、家に閉じ籠るだけでは、気が狂いそうだ。
と、同じことを考える人間は多いらしい。 今日の奥獅子吼は登山者が多かった。

200人はいただろう、奥獅子吼頂上では、10人ほど、一人ひとり、間隔を取って、食事を取り、さっさと降りる。宴会は無い。

犀鶴林道から頂上までの登山道では、カタクリは葉が出たばかり花は1週間後だろう。

キンンキマメザクラが開花していた。


白山頂上は見えない。


ヒガラがそばに来て挨拶してくれた。

帰りは、獅子吼高原経由で降りたが、登山道脇のカタクリは見頃だった。


途中出会った、コシノコバ イモは形がクロユリに似て、花の色は薄い緑いろ、清楚な姿が良い。

出会った森の仲間たち
キジバト、アオゲラ、コゲラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ウグイス、メジロ、マヒワ、ウソ







静かな 倉ヶ岳 大池

2020年03月21日 | 
金沢と鶴来を結ぶ電車を日御子で降りて、槻橋神社横から太い幹の立ち並ぶ杉林の中を抜けて登った。
目指すは、金沢市の南端、倉ヶ岳 565m。この道を歩くのは、中学生の頃以来だ。
歩き始めて間もなく、サシバのピックィーと鳴く声が響いた。もう渡って来たのか。
誰も居ないと思っていたら、後から40代程の男性が一人、同じ道を登って来た。先に行ってもらい、ゆっくり歩く。


大池から、頂上へ向かう岩山をロープを頼りに登る。頂上は以前より木々が切り払われて展望が良くなっていた。
大笠山がたっぷりの雪に包まれて、白く輝いている。


医王山は雪が無い。今まで、気が付かなかったが、標柱は二等三角点だった。






芽吹く取立山

2020年02月21日 | 
数日前に降った雪で、国道から直ぐに雪を踏んで歩く。
締まった雪で、ごぼる事も無く、登山者も多かったので、踏み後を付いて行けば良い、極めて楽珍だ。
林道が終わり、ジグザグの登山道に入る。頂上まであと1、6km、しばらく登ると、右手に経ケ岳の双耳峰が見えて来た。やがて、広大な雪原に入る。尾根に出て、白山の頂上が見渡せる。

取立山頂上の標柱は、3分の1程が顔を出していた。
白山も、別山も、ここから見る形に、いちばん迫力がある。





登山者の多くは、烏岳、大長山へと向かっている。パウダースノウだし気持ち良いだろうなあ、私はここで下山。








白峰 白木峠林道を歩く

2020年01月18日 | 


西山へ行くつもりで、望岳苑の裏手を目指したが、積雪が少なく、斜面の土が顔を出していた。尾根筋を登れないので
白木峠林道を 歩いた。雪は20cm程、靴にスパッツをつけてツボ足で進む。


1時間ほどで、夏に開園する、白山高山植物園に着いた。ここまで来るとさすがに、積雪は50cm以上、
更に20分程、頂上に向かって歩いた。


頂上では、白山が、一瞬 頭を出すだけで、すぐに雲隠れしてしまう。
今日の天候は曇りだが、安定して風も無く、頂上から見る加越国境の山々はたっぷりの雪に覆われて輝いていた。

今年も医王山から

2020年01月11日 | 


新年の山歩きは、やはり医王山から始まった。
10時に西尾平に着いたが、駐車場はほぼ満杯だった。しがら首でも、雪は無く、地表は氷が張っていた。


白兀山の頂上で雪は15cm程、歩き易く快適な山行が楽しめる。

白山頂上は雪煙の様子、剱岳はゴツゴツとした岩肌がむき出しである。



奥医王山の頂上で、登山者と山談義、日差しを浴びて、気持ちが良い。
ここから、槍ヶ岳も見える。北アルプスの山々を話題にすると、ついつい冷たい風も気にならない。


白兀山から奥医王山へ

2019年12月25日 | 
暮れも押し迫って来たが、今朝は霜が降りる程冷え込んでピカピカの上天気、これは山に行かなくてはと医王山へ向かった。

西尾平に車を置いて、白兀山に向かった。頂上手前で先行の女性が、足を滑らせて進めず、苦心していた。
カニの横ばいよろしく、靴のエッジを立ててようやく前進、凍り付いた岩肌は怖い。


夕霧峠を通過して奥医王に着いたのは正午頃、劔、立山、薬師など一望、槍ヶ岳も見える。
奥医王から見る白山は白く際立っていた。





歩き出して間もない、しがら首付近で数羽のウソが見られたのは嬉しかった。山に雪が積もり、木ノ実も少なくなれば、里へ降りて来るだろう。

今年一番の天候に恵まれて、気分の良い山行だった。

薄雪踏んで奥獅子吼

2019年11月29日 | 
登山口から、周りは白い雪を被っており、登山道を歩き出すとバリバリと霜柱が音を立てる。

奥獅子吼の頂上に憩う登山者は10数人、天気が良いと自然と集まる。


白山の雪も白く際立って来た。



大笠山も笈ヶ岳もかすかに雪を帯びている。いよいよ本格的な雪山シーズンの到来かな。

twitter