はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

アニメドラ新声優判明

2005-03-11 23:10:39 | 藤子不二雄
 最初にお断りしておくが、あくまでアニメドラの新声優が「判明」したのであり、正式に「発表」されたわけではないので、念のため(追記:12日に正式発表された)。
 その情報源は、ここである。本日のドラ「45年後…」を鑑賞し、さて感想を書こうかと思ったのだが、それどころではなくなってしまった。リンク先がいつまで見られるか分からないので書いておくが、ドラ新声優陣は、

 ドラえもん:水田わさび
 のび太:大原めぐみ
 しずか:かかずゆみ
 スネ夫:関 智一
 ジャイアン:木村 昴


 上記リンクの画像を見ると、コロコロ4月号をキャプチャしたもののようだ。さすがに、誰かが作ったいたずらではなさそうだ。そもそも、ネタで「ジャイアン:木村 昴」を思いつく人はいないだろう。よって、この情報を信用して、話を進める。
 こうして発表されると、ドラ・しずか・スネ夫については、他の役で声を聴いているので、何となくイメージできるが、新・のび太役の大原めぐみとジャイアン役の木村 昴については、まったく初めて知った名前で、当然、声を聴いたこともないので、想像が付かない。特に、木村 昴は14歳とのことだが、ちゃんと声変わりしているのか、しているとしたらどんな声なのか、実に気になる。
 さて、今だから書いてしまうが、実はドラの新キャストについては、自分なりにある程度予想を立てていた。そのヒントは映画の「おばあちゃんの思い出」だ。この映画では、幼児ののび太・しずか・ジャイアン・スネ夫が登場するが、なぜか小原・野村・たてかべ・肝付氏ではなく、別人が演じていたのだ。これまで、テレビシリーズで幼児時代ののび太たちが出てきても、声が変わることはなかったので、初めてこの映画を観た時に、ひょっとしたら現声優陣に変えてレギュラーメンバーを新しくする布石ではないかと、少し考えたのだ。
 だから、この時の幼児時代のキャストをそのまま持ってくる可能性もあると想像していた。ちなみに、そのキャストとは、のび太・大本眞基子、しずか/佐久間レイ、ジャイアン/くじら、スネ夫/関智一。結局、当たったのはスネ夫だけ。ちなみに、関智一は「のび太のワンニャン時空伝」で、ワンニャン国のスネ夫的ポジションのキャラクター、ダクを演じていた。

 これ以上は、まだ現行ドラが終わっていない現時点では、何とも言えない。そもそも、声だけではなくキャラクターデザインも全面的に変わるのだから、新しいキャラが新しい声で喋って動くところを観ないと、コメントのしようがない。
 いずれにせよ、一つだけ確実に言えるのは、私が26年間付き合ってきたアニメ「ドラえもん」は、今月いっぱいで事実上、終了すると言うことだ。レギュラー放送に限って言えば、本日既に最後の放送を終えてしまった。そして、来週は最後の新作が放送される。まずは、心を落ち着けて、その日を迎えたい。

3月のアニメドラ・スタッフ

2005-03-09 23:04:46 | 藤子不二雄
 本日発売(一応、公式には明日だったか?)の月刊アニメ誌各誌より、3月中のアニメドラ新作のスタッフが判明。

・3/11「45年後…」脚本/三ッ浦孝、コンテ・演出/平井峰太郎、作画監督/富永貞義
・3/18「ドラえもんに休日を?!」脚本/岸間信明、コンテ・演出/安藤敏彦、作画監督/中村英一

 「45年後…」の作監が富永氏らしい事は、前回の予告で予想していた通りだったが、脚本家がドラ歴のあまり長くない人なので、少し心配だ。平井氏の演出に期待したい。
 そして、現行アニメドラの最終作となる「ドラえもんに休日を?!」は、脚本・演出・作画と、みな長年アニメドラを支えてきた人たちによる作品。最後を飾るにはふさわしいと言えよう。個人的にも、最後は中村さんの作画で締めて欲しいと思っていた。欲を言えば、もう一本くらい芝山監督にコンテを切って欲しかったところだ。
 ちなみに、3/18は1時間スペシャルで、本日発売のテレビ情報誌各誌によると、旧作再放送もあるようだが、テレビ誌にもアニメ誌にも、旧作の情報はまったく載っていなかった。4月以降は現行ドラの再放送はないだろうから、たとえば「精霊よびだしうでわ」など、ビデオ・DVD化されていない作品を放送してくれれば、非常に嬉しいのだが。

最近の「ドラえもん」について

2005-03-07 22:45:34 | 藤子不二雄
 今年に入ってからの、一番の重大事が、昨日ようやく片づいた。これで、サイトの更新も出来るし、このブログも、もっとたくさん書くことが出来る…のだが、正直なところ、一週間くらいは小休止したい。それくらい、昨日までの事で疲れたのだ。そんな訳で、「ドラちゃんのおへや」の更新作業開始は、次の日曜日以降にする。予定通り、今月中には何とかするつもりなので、もう少しお待ちいただきたい。
 しかし、ようやく落ち着いたので、今日は、最近書きたくても時間が無くて書けなかったドラえもん関連のネタを取り上げる。


★テレビアニメ版

 2月25日放送の「ドラえもんはスネ夫のモノ!?」は、「友情カプセル」のリメイク版。意外なくらい原作通りの展開だったので、ちょっと驚いた。今のアニメドラで原作最初期の話をやった事による妙な違和感は面白かったが、「スネ夫がドラえもんを自分のものにしたがる」というネタは、初期だからこそ成立するもので、26年近く放映している作品世界中でやると、今更感は否めない。どちらかというと、4月からの新シリーズでやった方がよかったのではないか。もし、4月からは設定もリセットして、ドラがやって来るところから始めるのであれば、尚更そちらのほうがしっくりくるだろう。
 そして、3月4日は「魔法使いしずかちゃん」。人によって好き嫌いはあるだろうが、金子志津江作画監督のしずかちゃんは、個人的には結構好きだ。4月からの原作重視のキャラデザインでは、今のようなタッチのキャラは描けないだろうから、金子版しずかは今回が見納めだろう。金子さんのテレビシリーズ参加が遅かったことは残念。内容的には、ジャイ子のエピソードの前にジャイアンにどこでもドアを出してしまった点が、ちょっと気になった。ジャイ子の馬車ネタをやりたかったのは分かるが、「どこでもドアはどうした」と、突っ込まずにはいられない。「ドアは故障中」か「うっかり忘れていた」事にした方がよかったと思う。


★ぴっかぴかコミックス

 今月発売の8巻は、てんコミ未収録作品3本(初単行本化作品は無し)。個人的には、FFランドでトレス版だった「わりこみビデオでテレビ出えん」が、オリジナル原稿で収録されていたのが嬉しかった。ぴっかぴかコミックスは、こういった細かいところにこだわって作られているので、未収録の有無は関係無しに見逃せない。下手くそなトレスが気になっている作品は他にもいくつかあるので、今後それらが、ぴかコミへの収録で救済されることを期待している。