はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

大山版「ドラえもん」最後の日

2005-03-27 22:55:38 | 藤子不二雄
 「ドラえもん プラス」のことばっかり書いていて、触れるのを忘れていたが、25日は「ドラえもん プラス」の(公式)発売日であるとともに、おそらく地上波金曜19時からの時間帯では最後となる、大山のぶ代版「ドラえもん」の放映日だった。
 とは言え、テレビアニメの新作は前回の「ドラえもんに休日を!?」で最後。今回は、昨年公開の映画「ドラえもん のび太のワンニャン時空伝」のテレビ放映だったので、気分的にはすでに大山ドラは先週で終わってしまっており、25日の放映は「後夜祭」という感じで観てしまった。実際に、昨年に劇場で観ている作品なので、新鮮味はない。もし、今回のテレビ放送が初見であれば、また違った気分で観ることになっただろう。
 そして、映画の合間には、ようやく声優陣のラストメッセージも放映された。これまでの映画の名場面をバックにして一人ずつ想い出を語るという演出はよかった。内容的には、テレビ放映だったせいか、無難にまとめられてしまっていたので、できれば大山さん達の「ドラえもん」卒業記念としてオールナイトドラの舞台挨拶のようなトークショーを開いて、そこで思う存分語っていただきたいものだ。毎年恒例の時期は過ぎたが、旧作のみでオールナイトドラを今からでもおこなってくれれば、なお嬉しい。
 それはともかく、もうこれで「ドラえもん」のアニメ新作で大山さん達の声を聴くことはない。大山さんを初めとする声優の皆さんには、26年間楽しませていただきありがとうございましたと、心からお礼を言いたい。

 映画の後は、4月15日からの新生「ドラえもん」の予告が流れ、水田わさび版ドラの声をたっぷりと聴くことが出来た。あくまで予告ナレーションとして声だけが流れたため、どうも某タコスの顔が浮かんできてしまったが、今後実際に新生ドラたちが動いて喋っているところを観れば、また印象も違ってくるかもしれない。この予告を観る限りでは、第1回のスペシャルでは「勉強べやのつりぼり」と「タイムマシンがなくなった!!」をやるようだ。個人的には、後者は、もう少し後の方がいいと思う。ともかく、4月15日が楽しみだ。主題歌や残りのキャラの声優も、それまでには明らかになっているのだろうか。