はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

「笹の葉ラプソディ」を観た

2009-05-23 17:12:05 | マンガ・アニメ
 『涼宮ハルヒの憂鬱』3年ぶりの新作エピソード、「笹の葉ラプソディ」をようやく観た。
 名古屋での放送は26日深夜の予定だが、サンテレビの映る実家に頼んだ録画のおかげで、先ほど観る事が出来た。全国的に見れば、すでに兵庫(&大阪)、埼玉、新潟、東京、神奈川で放送されているが、少なくとも名古屋市民としては、かなり早く観た方だろう。
 もっとも、名古屋にも、わざわざ遠征するほど気合いの入った人もいたようだが。私も、サンテレビが木曜でなく金曜深夜だったら実家に帰って観たかもしれないが、翌日も平日では難しい。


 とりあえず、「笹の葉ラプソディ」を観た証拠のキャプ画像を貼っておこう。
 「どうせ動画サイトで観たんだろう」と思われるのは癪なので、録画の最後に入っていたサンテレビからのお知らせも一緒に入れておく。さすがに某動画などでは、これは観られないだろう。







 話自体は、すでに原作を読んでいたせいもあり、特に観てびっくりと言うような事はなかったが、中一ハルヒはやや幼めの演技が可愛かったし、久々の眼鏡バージョン長門もよかった。作画に一部『けいおん!』チックなところも観られたが、紛れもなくテレビアニメ版『涼宮ハルヒの憂鬱』の新作であり、3年前のシリーズと同様に楽しめた。
 今回は、完全に時系列通りの放送だったから、今回の「あらためて放送」で初めてアニメの『ハルヒ』を観た人にとっては、自然に観られたのではないだろうか。

 私自身はアニメ(2006年本放送)→原作→アニメ(あらためて放送)の順番だったが、2006年のシリーズは時系列シャッフルだったおかげで原作短編1話分がまるまる抜けている事には気が付かなかった。「ミステリックサイン」での七夕云々のセリフも、「七夕がどうした?」とは思ったが、そのうちその話もやるのだろうと考えて聞き流していた。
 2006年のシリーズでは、他にも時系列順で見ると抜けている原作エピソードがあるが、今から考えると時系列シャッフルは上手いごまかし方だったと思う。原作付き作品をアニメ化する時、話数の都合などで一部のエピソードをカットして、辻褄を合わせる為に展開やセリフを改変する事が多い。そうなると、飛ばされた話を後から原作通りにアニメ化しようとすると更に矛盾が出てきて難しい。
 この「笹の葉ラプソディ」のように、再放送の間に新作を挟んでも問題なく話がつながるのは希有な例と言っていいだろう。3年前から第2期を見越してあの時系列シャッフル構成にしていたのだとしたら、大したものだ。


 それにしても、今回は作品の舞台(のモデル)となった地域が最速放送とは、偶然なのか角川の意向なのかはわからないが、後者だとしたらなかなか気が利いている。
 逆に、もし名古屋が地上波で一番遅いのも角川の意向だったとしたら怒るが。まあ、UHFアニメは各局がそれぞれの都合で編成するから、たまたまか。

 第8話での「笹の葉ラプソディ」放送はテレビ和歌山の番組表で事前に情報が漏れたが、はたして単純にテレビ和歌山のミスなのか、角川側が意図的に頼んだものなのかが気になるところだ。
 もしテレビ和歌山の件が無く、まったく事前情報無しで放送されていた場合はどうなっていたのだろう。全く情報が無く「時系列順なら今回は「笹の葉」のはずだ」と言う推測だけで、兵庫や埼玉に遠征してまで観ようとする人はいたのだろうか。『ハルヒ』なら、いても不思議はないか。



 今後も時系列順の放送なら、次の新作は「ミステリックサイン」「孤島症候群」の後だから、第12話になるのか。「エンドレスエイト」が来るのかな。これも楽しみだ。
 さすがに、名古屋でも放送される番組の録画を毎回実家に頼むのは気がひけるので、この手段は今回限りにしよう。5日遅れなんて、『けいおん!』の2週間遅れと比べたら、はるかにマシだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。