はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

2006年春期待の新作アニメ

2006-03-28 23:10:29 | マンガ・アニメ
 いよいよ、3月も終わりが近い。アニメ最終回を観逃さないようにして、かつ新番組への準備(HDD容量の確保)をしなければ。とりあえず、テレビ愛知の「舞-乙HiME」は、最終回のみ普段より一日早く日曜(4月2日)深夜で、しかも2話連続放送なので、要注意だ。

 今回も、気になっているアニメ新番組を取りあげてみるが、さすがに本数が多すぎるので、特に注目している作品だけにしておく。ここで触れていなくても、少しでも興味を惹かれたものは、第1話は観るつもりだ。昨年4月スタート作品では「おねがいマイメロディ」のように、開始前は全然期待していなくても大化けする事はあるので、油断が出来ない。

 なお、いつもの事ながら、CS・BS以外の放映局・時間は東海地区のものなので、ご注意を。


・「ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!」4/1(土)開始(テレビ愛知、10:00)

 「デ・ジ・キャラットにょ」のプリンセススクール編を彷彿とさせる設定は非常に不安だが、ふたご姫達がふしぎ星を出ることで、話に広がりが生まれることを期待している。1年目は「お日さまのめぐみを取り戻す」と言う使命があったわけだが、土曜の午前中はのんびりしたい時間帯なので、今度はあまり大きな目的を設定しないで、これまで以上にゆるゆる~っと楽しめる作品になって欲しい。



・「妖怪人間ベム」4/1(土)開始(ANIMAX、19:00)

 正直言って、なぜ今更「ベム」なのかと思ってしまうのだが、キャラクターデザインは旧作を尊重しているので、ビジュアル的には期待が持てる。2話だけ製作されて企画がポシャった「妖怪人間ベム パートII」はビデオで観たが、ベロが中途半端に可愛くなっていて、逆に気持ち悪かった。
 今回は、舞台が港湾都市に固定されるようなので、ストーリーをどう展開させていくのかが気になる。シリーズ構成が武上純希なので、超展開もありえそうだ。



・「おねがいマイメロディ~くるくるシャッフル!~」4/2(日)開始(テレビ愛知、9:30)

 ふたご姫と同じく、タイトルを変えての2年目続投。1年目最終話の後に流れた予告では、思いっきり第1話の展開をネタばらししていたが、マイメロの事だから、きっとさらに予想の斜め上を行く話を見せてくれることだろう。
 スタッフから金貴臣や野田康行が「スクールランブル 二学期」へ行ってしまうのは残念だが、基本的にメインスタッフは続投なので安心できる。はたして、新OP曲は「オトメロディー」を超えられるだろうか。



・「ARIA The NATURAL」4/4(火)開始(テレビ愛知、26:28)

 昨年放映された第1シリーズがよかったので、第2期も期待。今の世の中、まったりとした世界観に浸ることが出来る作品は、貴重な存在だと思う。監督の佐藤順一は、昨年同様にふたご姫・ケロロとの掛け持ちが続く。制作会社のハルフィルムメーカーも抱えている作品が増えて忙しくなっているだろうが、クオリティが落ちることは避けて欲しい。



・「ウィッチブレイド」4/5(水)開始(CBC、25:45)

 アメコミを原作としながら、内容は日本オリジナルで作られた作品。主人公は23歳の子持ち女性で、声が能登麻美子。公開されているキャラクターを観る限りでは、能登の声に違和感を覚えそうな予感があるが、それで、かえって気になってしまう。今期CBCでは唯一の最速作品でもあるので、観ないわけには行かない。
 また、本作はCBC深夜アニメでは初めて、TBSでも放送される点も特筆すべきだろう。MBSの「アニメシャワー」枠作品ですら、TBSでは全く放映されていないのだから、快挙だと言える。ただ、せっかくの最速放送なのだから、放映休止等でTBSがCBCを追い抜くような事態は避けて欲しいものだ。



・「きらりん☆レボリューション」4/7(金)開始(テレビ愛知、18:00)

 ふたご姫の後に流れた番宣を観てしまったのだが、主演の久住小春の声が、とにかく凄まじい。近作で言えば、ぴちぴちピッチの中田あすみやLEMON ANGEL PROJECTのしほの涼を越えたかもしれない。演技をしていると言うよりは、ただ叫んでいるだけにしか聞こえなかったが、30分ずっとこれで通すのだろうか。ぴちぴちボイス好きには観逃せない(聞きのがせない)作品だろう。



・「女子高生 GIRL'S-HIGH」4/8(土)開始(AT-X、11:30)

 ふじもとよしたか監督が手がけると聞いて、試しに原作を読んだのだが、気に入って単行本を揃えてしまった。「ぴちぴちピッチ」無印後半の、主役側・悪役側共に好き勝手にバカをやっている頃のノリで演出したら、作品的にはまると思う。
 本作は、地元の名古屋テレビでも放映予定だが、スタートが21日と遅いので、AT-Xで視聴予定。基本的に地上波で観られるものは地上波を優先する主義なのだが、さすがに2週間も遅くては話にならない。しかし、もし保存するなら地上波版を選ぶことになるだろう。この辺のこだわりについては、そのうち書いてみたい。



・「ブラック・ジャック21」4/10(月)開始(中京テレビ、19:00)

 「ブラック・ジャック」が、オリジナル展開の連続シリーズにリニューアル。とは言っても、一応原作をベースにはするようで、予告を観る限り第1回は「獅子面病」「報復」の要素を取り入れているようだ。ドクター・ホワイトとは、白拍子の事か。
 正直なところ、まともな内容になるとは期待していない。しかし、どれだけ原作を破壊するのかが気になって、観てしまうことだろう。ほとんど怖いもの見たさの領域だ。



・「ひまわりっ!」4/10(月)開始(テレビ愛知、26:13)

 内容的には、よくある萌えアニメのようだが、中田あすみが「ぴちぴちピッチピュア」以来、1年3ヶ月ぶりにテレビアニメに出演するとあっては、観ないわけには行かない。しかも、ピッチと同じく放送局はテレビ愛知。まあ、U局アニメの半分以上はテレビ愛知に来るのだから、当然と言えば当然なのだが。ふじもと監督の「タクティカルロア」の後番組と言うのも何だか面白い。



・「姫様ご用心」4/12(水)開始(WOWOW、24:00)

 ノーマッド制作で、「ギャラクシーエンジェル」の高柳滋仁監督が、新たに手がける作品。主演はGAから引き続き、新谷良子で、他に沢城みゆき、かないみかも出演する模様。WOWOWの各話紹介に記載されているサブタイトルを見る限りでは、ベタベタのギャグアニメになりそうなので、バカバカしくも笑える作品を期待している。



 とりあえず、こんな所だろうか。ここで取り上げたのは10作品だけだが、実際にチェックする作品は30本以上になりそうだ。そこまでしてしまうのは、以前にも書いた気がするが、テレビアニメに対しての「貧乏性」故だろう。現在の放映本数を考えると大昔の話のように思ってしまうが、東海地方では数年前はせいぜい週に数本深夜アニメがあった程度で、朝~夜の時間帯でも放映されない作品は結構多く、とにかく観られるものだけでも見逃さないようにと必死だった。
 現在は、地上波アニメの8割方は放送されるようになり、また全体の放映本数自体が異常なまでに増えたが、それでも「もし、観なかったこのアニメが自分の好みにぴったりだったら勿体ない」と思ってしまうのだ。

 しかし、本数が多いと言っても、それは別に苦痛ではない。改編1ヶ月前くらいから、徐々に放映局等が発表されて行く段階で新番組への期待が高まり、4月まで一週間を切った現在、視聴スケジュールを立てていると遠足の準備をする子供のようにわくわくして楽しい。
 結局、アニメが好きなのだから観ているだけで、実に単純なことだ。また、新たな作品に出会えると思うと、4月が非常に待ち遠しい。

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