関東から遅れること約2週間、ようやくCBCでも「ニニンがシノブ伝」が最終回を迎えた。第6話の終盤で伏線らしきアニメオリジナルシーンが入って以来、最終回は一体どうなるのか、果たしてOPアニメに出てくる黒シノブの登場はあるのかなどが気になって仕方がなく、かと言って放送を見るまで内容は知りたくなかったので、この2週間、ネタばれの遮断に苦労させられた。
さて、その問題の最終回は最初で最後となるアニメオリジナルエピソードだった。しかし、心配していたシリアス話ではなく、それどころか「最終回」である事自体がネタにされており、ある意味危ない内容だった。「最終回だけじゃなくて、毎回このくらいの作画クオリティを維持して欲しかったよ」「最近、第1話と最終回以外は勝負捨ててるアニメ多いよね」「DVDで直せばいいってもんじゃないと思うけどな」などと言わせてしまうあたり、シノブ伝スタッフはよほど自作に自信があるのか、それとも単にクソ度胸があるだけなのだろうか。ともかく、予想通り単なる釣りネタだった第6話の「伏線」と合わせて、楽屋オチではあるが結構笑えた。
結末は、ややお約束的に過ぎるところがあって、ちょっと拍子抜け…と、最初は思ったが、EDの後のシーンと合わせて考えると、ED前の結末まで全て忍者たちの妄想と言うことか。いずれにしても、第2期を期待できると言う点では、よかったと思う。もっとも、2期分の原作がたまるまで、あと2年くらいはかかるだろうが。
ともかく、私は原作は以前から好きだったが、独特のテンポを持つ作品なので、アニメ化には向かないと思っていた。それが、テレビアニメとしてかなり楽しめる作品になって、一原作ファンとして、素直に嬉しい。原作をそのまま再現した部分も、アニメオリジナルの演出も、いずれも光る部分があった。時々、ひねりすぎたのか「これは外したな」と思う場面もあったが、まあこれはご愛敬だろう。
こうなると、次は「ゲノム」のアニメ版が見てみたいものだ。キャストは、ドラマCD版と同じでいいと思う。1年後くらいにやってくれないものだろうか。
さて、その問題の最終回は最初で最後となるアニメオリジナルエピソードだった。しかし、心配していたシリアス話ではなく、それどころか「最終回」である事自体がネタにされており、ある意味危ない内容だった。「最終回だけじゃなくて、毎回このくらいの作画クオリティを維持して欲しかったよ」「最近、第1話と最終回以外は勝負捨ててるアニメ多いよね」「DVDで直せばいいってもんじゃないと思うけどな」などと言わせてしまうあたり、シノブ伝スタッフはよほど自作に自信があるのか、それとも単にクソ度胸があるだけなのだろうか。ともかく、予想通り単なる釣りネタだった第6話の「伏線」と合わせて、楽屋オチではあるが結構笑えた。
結末は、ややお約束的に過ぎるところがあって、ちょっと拍子抜け…と、最初は思ったが、EDの後のシーンと合わせて考えると、ED前の結末まで全て忍者たちの妄想と言うことか。いずれにしても、第2期を期待できると言う点では、よかったと思う。もっとも、2期分の原作がたまるまで、あと2年くらいはかかるだろうが。
ともかく、私は原作は以前から好きだったが、独特のテンポを持つ作品なので、アニメ化には向かないと思っていた。それが、テレビアニメとしてかなり楽しめる作品になって、一原作ファンとして、素直に嬉しい。原作をそのまま再現した部分も、アニメオリジナルの演出も、いずれも光る部分があった。時々、ひねりすぎたのか「これは外したな」と思う場面もあったが、まあこれはご愛敬だろう。
こうなると、次は「ゲノム」のアニメ版が見てみたいものだ。キャストは、ドラマCD版と同じでいいと思う。1年後くらいにやってくれないものだろうか。