前回は、7月アニメ新番組とCSアニメチャンネル等について書いた。今回は、引き続き後者のCSアニメチャンネルについて書いてみる。
まず、最近観た新番組について。地上派と違ってCSでは改編期と関係なくスタートする番組も多い。AT-Xでは、6月から東海地方未放映の4月新番組のうち、「スピードグラファー」と「勇者王ガオガイガーFINAL -GGG-」が始まり、これでようやく4月スタートの地上派新番組は、ほぼ全てチェックする事が出来た。
両番組を観た感想だが、「スピードグラファー」は、どうも肌が合わない。独特の世界観が、私の好みから離れているようだ。3話まで観たが、この辺が潮時か。それとも、ここから面白くなるのだろうか。「ガオガイガー」はOVA版を観ていなかったので、ようやくテレビシリーズの続きを観たのだが、主題歌も本編のノリも変わっておらず、最後にはちゃんと「勝利の鍵」も付いており、実にうれしかった。こちらは継続視聴決定。
それにしても、どうせ4月の新番組を放送するのなら、もう少し早くならないものか。特に、「ガオガイガーFINAL」は、せめて「月詠」に続けて放映して欲しかった。
ところで、AT-Xと言えば、原則としてオリジナル放映版を尊重して、特にテレビ東京系で放映された作品を中心に、提供やEDフリップまで放送することで知られているが、近年の珍しい例外として「シスター・プリンセス」は、いきなりDVD版が放映された。なぜ、こんな話を今頃持ち出したかというと、本日最終回を迎えた「魔法先生ネギま!」も、AT-Xで放映されるとしたら、同じく最初からDVD版が放映されるのではないかと、ふと思ってしまったからだ。 何と言っても、両作品は「スターチャイルド」「DVDで大幅リテイク」「途中で監督が交代」「最終回が超展開」など、あまりにも共通点が多い。「ネギま!」は第1話を観た時点で保存する気はなくなったが、もしこのままAT-Xでも本放送版が放映されないとしたら、ある意味勿体ない気もする。いずれにせよ、この手のネタ作品は本放送中にリアルタイムで突っ込みを入れてこそ楽しめるのだが。ともかく、今後のAT-Xの動向には注目したい。なぜか今頃になって「ネギま!」ではなく「ラブひな」を放送するようだし。
次に、ANIMAXの話題を一つ。こちらでは、NHKアニメの「お~い!竜馬」が始まった。私は、この作品は地元の中京テレビで再放送された時に全話観たのだが、この時はOP・EDに手が加えられた「民放再放送用」バージョンだったので、今回ANIMAXでは本放送NHK版と民放版のどちらが放送されるのか興味があった。
そこで、観てみたところ、OP・ED自体は間違いなくNHK版だった。しかし、次回予告は丸々カットされていた。「未来少年コナン」なども民放版を放送してCMを普通に入れていたし、「完全放送」へのこだわりの無さが、ANIMAXの困ったところだ。「名犬ジョリィ」NHKオリジナル版を29分丸々CM無しで放送したAT-Xを見習って欲しい。
さて、それでは中京テレビで放映された「お~い!竜馬」民放再放送版はどんなものだったか。まず、OPは最後の「製作著作 NHK」のクレジットが出る寸前、少年竜馬のアップで静止画となって「NHK」の名前が消されている。さらに、EDは30秒の短縮版。これは、単純にNHK版EDの前半30秒を流すのではなく、スタッフ・キャストのクレジットは入れ直されている。また、EDの後には次回予告は付いていた。つまり、尺が「EDフルバージョン」>「ED短縮版+次回予告」だったと言うことだろう。
いずれにせよ、NHKアニメは「未来少年コナン」以降、近年まで民放での再放送に配慮した作りになっていなかったので(尺が長くてCMが入れられない)、実際にNHK以外で再放送するとなると、このような小細工が必要だったのだろう。しかし、タダで観られる地上派民放ならば多少カットされたバージョンでも仕方がないが、有料放送のANIMAXで次回予告をカットしてはいけないだろう。前回も書いたが、このような中途半端な放送のため、私にとってANIMAXでの放送は「観られるだけマシ」と言う感じだ。
AT-X、ANIMAXと来たので次はキッズステーションの話でもと思ったが、ここまでで結構長くなってしまったので、今日はこれで終わりにするが、CS各局は有料放送だと言うことを忘れずに、出来る限りの企業努力はしていただきたいものだ。まあ、努力した結果、「ネギま!」や「シスプリ」の本放送版が放映されたとして、観るかどうかは微妙だが。
まず、最近観た新番組について。地上派と違ってCSでは改編期と関係なくスタートする番組も多い。AT-Xでは、6月から東海地方未放映の4月新番組のうち、「スピードグラファー」と「勇者王ガオガイガーFINAL -GGG-」が始まり、これでようやく4月スタートの地上派新番組は、ほぼ全てチェックする事が出来た。
両番組を観た感想だが、「スピードグラファー」は、どうも肌が合わない。独特の世界観が、私の好みから離れているようだ。3話まで観たが、この辺が潮時か。それとも、ここから面白くなるのだろうか。「ガオガイガー」はOVA版を観ていなかったので、ようやくテレビシリーズの続きを観たのだが、主題歌も本編のノリも変わっておらず、最後にはちゃんと「勝利の鍵」も付いており、実にうれしかった。こちらは継続視聴決定。
それにしても、どうせ4月の新番組を放送するのなら、もう少し早くならないものか。特に、「ガオガイガーFINAL」は、せめて「月詠」に続けて放映して欲しかった。
ところで、AT-Xと言えば、原則としてオリジナル放映版を尊重して、特にテレビ東京系で放映された作品を中心に、提供やEDフリップまで放送することで知られているが、近年の珍しい例外として「シスター・プリンセス」は、いきなりDVD版が放映された。なぜ、こんな話を今頃持ち出したかというと、本日最終回を迎えた「魔法先生ネギま!」も、AT-Xで放映されるとしたら、同じく最初からDVD版が放映されるのではないかと、ふと思ってしまったからだ。 何と言っても、両作品は「スターチャイルド」「DVDで大幅リテイク」「途中で監督が交代」「最終回が超展開」など、あまりにも共通点が多い。「ネギま!」は第1話を観た時点で保存する気はなくなったが、もしこのままAT-Xでも本放送版が放映されないとしたら、ある意味勿体ない気もする。いずれにせよ、この手のネタ作品は本放送中にリアルタイムで突っ込みを入れてこそ楽しめるのだが。ともかく、今後のAT-Xの動向には注目したい。なぜか今頃になって「ネギま!」ではなく「ラブひな」を放送するようだし。
次に、ANIMAXの話題を一つ。こちらでは、NHKアニメの「お~い!竜馬」が始まった。私は、この作品は地元の中京テレビで再放送された時に全話観たのだが、この時はOP・EDに手が加えられた「民放再放送用」バージョンだったので、今回ANIMAXでは本放送NHK版と民放版のどちらが放送されるのか興味があった。
そこで、観てみたところ、OP・ED自体は間違いなくNHK版だった。しかし、次回予告は丸々カットされていた。「未来少年コナン」なども民放版を放送してCMを普通に入れていたし、「完全放送」へのこだわりの無さが、ANIMAXの困ったところだ。「名犬ジョリィ」NHKオリジナル版を29分丸々CM無しで放送したAT-Xを見習って欲しい。
さて、それでは中京テレビで放映された「お~い!竜馬」民放再放送版はどんなものだったか。まず、OPは最後の「製作著作 NHK」のクレジットが出る寸前、少年竜馬のアップで静止画となって「NHK」の名前が消されている。さらに、EDは30秒の短縮版。これは、単純にNHK版EDの前半30秒を流すのではなく、スタッフ・キャストのクレジットは入れ直されている。また、EDの後には次回予告は付いていた。つまり、尺が「EDフルバージョン」>「ED短縮版+次回予告」だったと言うことだろう。
いずれにせよ、NHKアニメは「未来少年コナン」以降、近年まで民放での再放送に配慮した作りになっていなかったので(尺が長くてCMが入れられない)、実際にNHK以外で再放送するとなると、このような小細工が必要だったのだろう。しかし、タダで観られる地上派民放ならば多少カットされたバージョンでも仕方がないが、有料放送のANIMAXで次回予告をカットしてはいけないだろう。前回も書いたが、このような中途半端な放送のため、私にとってANIMAXでの放送は「観られるだけマシ」と言う感じだ。
AT-X、ANIMAXと来たので次はキッズステーションの話でもと思ったが、ここまでで結構長くなってしまったので、今日はこれで終わりにするが、CS各局は有料放送だと言うことを忘れずに、出来る限りの企業努力はしていただきたいものだ。まあ、努力した結果、「ネギま!」や「シスプリ」の本放送版が放映されたとして、観るかどうかは微妙だが。