前回書いたとおり、18日~20日にかけて東京に行ってきた。
18日は朝から出発してもよかったが、8月に入ってから暑い日が続いており、東京でも同様と聞いていたので、「ナツコン」の開催される夕方まで体力の消耗を避けるため、昼過ぎの新幹線で東京に向かった。
そんなわけで、18日は「ナツコン」一点集中だったのだが、その甲斐あってか、大いに楽しめた。
「ナツコン」は、アニメ「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ」に出演した声優陣によって行われた自主ライブ「Voice in the Live」の発展形。今回は「ピッチ」以外の曲がメインとなったが、盛りだくさんの内容で十分に楽しめた。
「Voice in the Live」から数えて3回目となるだけに、出演メンバーにとっても、そして客にとっても、すっかり年に一回のお楽しみとして定着した感がある。開催会場は変わってもイベントの雰囲気は変わらず、今回も「またこの日がやってきたんだ」と、懐かしさを感じつつ、新たな展開への期待も持っていた。それは今回参加した多くの人も同様だったのではないだろうか。
今年になって、「ネギま!? Princess Festival」「涼宮ハルヒの激奏」と、大規模なライブイベントに立て続けに行ってきたが、「ナツコン」で感じる雰囲気は、それらとはまた違う。手作り感あふれた独特の空気が非常に心地よい。
とは言っても、別にそれぞれのイベントに優劣をつけるつもりはない。企業主導で数千人規模の作品公式イベントと、声優陣による数百人規模の自主イベントを比べても意味がないだろう。それぞれ、自分にとって楽しめたイベントだった。
さて、前述の通り、今回は「ぴちぴちピッチ」関連以外の曲がメインとなっており、一曲目は全員による「キューティーハニー」だった。「誰でも知っていて歌えるアニメソング」として知恵を絞った結果、この曲に決めたとの事で、つかみとしてはよかったと思う。
続いて、「仲の良い二人」によるデュエットコーナー。
「Heart to Heart」(小暮英麻&石塚さより)、「闇のBAROQUE」(土屋実紀&下屋則子)、「唇からロマンチカ」(小暮英麻&小島めぐみ)の3曲が歌われた。
この中では、下屋則子の復帰でブラックビューティーシスターズが復活したのが嬉しかった。もちろん、お約束の「深海フラッシュ」も2年ぶりに復活。ここで、BBSと言えば「イッツ、ショータイム!」か、それとも深海フラッシュかと二人で議論しているところが面白かった。
その後は、トークコーナーと、更に続けて毎年恒例となったコントコーナー。昨年は「ハンカチ王子」がネタにされたが、今年はやっぱりというか、「ハニカミ王子」ネタを昨年同様に石塚さよりが演じていた。
このコントの配役は、一応オーディションをメンバーで行ったそうだが、実際に観てみるとはじめからメンバーに会わせて役を設定したとしか思えないハマリ具合だった。
そして、次は各人がソロ歌を披露した。
曲は、演奏順に「学園天国」(小島めぐみ)、帰り道(土屋実紀)、月蝕~LUNER ECLIPSE~(石塚さより)、笑顔ひとつで(下屋則子)、オーロラの風に乗って(小暮英麻)。
最後の「オーロラ」は、もう完全に毎年の恒例となった感じだ。今回は、自宅で「オーロラ」を練習していると近所から騒音呼ばわりされるので、「オーロラ」がカラオケに入って嬉しかったと言うエピソードが披露された。この話を聞いて、某・剛田武氏を連想したのは私だけではないと思う。
こじまめの「学園天国」は、「ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!」第27話で流れた「ファイン★レインばーじょん」をソロで歌ったもの。こじまめは、誰からもコールが入らないと言う悪夢を見てしまったそうだが、「ふたご姫」以前から有名な曲だけに、実際の会場は全員ノリノリだった。
この後は、噂のバンド「Cri☆siS」のお披露目。
音声ドラマによる結成秘話が流れたあと、満を持して「Cri☆siS」登場…と思いきや、幕がなかなか開ききらないハプニングがあったりしたが、その後無事に登場。メンバー紹介(一人を除いて「ナツコン」メンバーと同じですが)、初演奏として「世界で一番暑い夏」「Truth」の2曲が披露された。
全員、白い衣装で登場していたが、中でもキーボード担当だったこじまめが可愛かった。とても下屋さんより年上には見えない。
「Cri☆siS」は、今回は既成曲のコピーだったが、今後オリジナル曲も作って最初は小さい所から活動を広げていきたいとの事。「ナツコン」だけでなく、「Cri☆siS」の今後の動きにも注目したい。
最後は全員揃っての「ロマンティックあげるよ」。
ここでこの曲を持ってくるのは巧い選曲で、素直に五人の歌に聴き惚れてしまった。
もちろん、これで終わりではなく、アンコールでは「KODOU ~パーフェクト・ハーモニー」が歌われた。
この歌の前振りでは、「私たち五人が揃ったのだから、この曲は歌わないと」と言っていたので、てっきり「Legend of Mermaid」かと思ってしまった。昨年は「KODOU」は無かったので、いい意味で予想を裏切られた。
こんな感じで、あっという間の2時間だった。
正直なところ、「Voice in the Live」から「ナツコン」へと変わり、ピッチ曲がメインでなくなってしまっても楽しめるのだろうかと不安も少しはあったが、全くの杞憂だった。今後、来年も「ナツコン」として開催されるのか、それとも「Cri☆siS」の活動にシフトしていくのか、現時点ではわからないが、来年の夏もなんらかの形で、今回のような機会が作られる事を期待している。
なお、当記事では、曲目以外は個人的に特に印象に残った部分を取り上げており、ここに書かれている内容が「ナツコン」の全てではないので、念のため。
18日は朝から出発してもよかったが、8月に入ってから暑い日が続いており、東京でも同様と聞いていたので、「ナツコン」の開催される夕方まで体力の消耗を避けるため、昼過ぎの新幹線で東京に向かった。
そんなわけで、18日は「ナツコン」一点集中だったのだが、その甲斐あってか、大いに楽しめた。
「ナツコン」は、アニメ「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ」に出演した声優陣によって行われた自主ライブ「Voice in the Live」の発展形。今回は「ピッチ」以外の曲がメインとなったが、盛りだくさんの内容で十分に楽しめた。
「Voice in the Live」から数えて3回目となるだけに、出演メンバーにとっても、そして客にとっても、すっかり年に一回のお楽しみとして定着した感がある。開催会場は変わってもイベントの雰囲気は変わらず、今回も「またこの日がやってきたんだ」と、懐かしさを感じつつ、新たな展開への期待も持っていた。それは今回参加した多くの人も同様だったのではないだろうか。
今年になって、「ネギま!? Princess Festival」「涼宮ハルヒの激奏」と、大規模なライブイベントに立て続けに行ってきたが、「ナツコン」で感じる雰囲気は、それらとはまた違う。手作り感あふれた独特の空気が非常に心地よい。
とは言っても、別にそれぞれのイベントに優劣をつけるつもりはない。企業主導で数千人規模の作品公式イベントと、声優陣による数百人規模の自主イベントを比べても意味がないだろう。それぞれ、自分にとって楽しめたイベントだった。
さて、前述の通り、今回は「ぴちぴちピッチ」関連以外の曲がメインとなっており、一曲目は全員による「キューティーハニー」だった。「誰でも知っていて歌えるアニメソング」として知恵を絞った結果、この曲に決めたとの事で、つかみとしてはよかったと思う。
続いて、「仲の良い二人」によるデュエットコーナー。
「Heart to Heart」(小暮英麻&石塚さより)、「闇のBAROQUE」(土屋実紀&下屋則子)、「唇からロマンチカ」(小暮英麻&小島めぐみ)の3曲が歌われた。
この中では、下屋則子の復帰でブラックビューティーシスターズが復活したのが嬉しかった。もちろん、お約束の「深海フラッシュ」も2年ぶりに復活。ここで、BBSと言えば「イッツ、ショータイム!」か、それとも深海フラッシュかと二人で議論しているところが面白かった。
その後は、トークコーナーと、更に続けて毎年恒例となったコントコーナー。昨年は「ハンカチ王子」がネタにされたが、今年はやっぱりというか、「ハニカミ王子」ネタを昨年同様に石塚さよりが演じていた。
このコントの配役は、一応オーディションをメンバーで行ったそうだが、実際に観てみるとはじめからメンバーに会わせて役を設定したとしか思えないハマリ具合だった。
そして、次は各人がソロ歌を披露した。
曲は、演奏順に「学園天国」(小島めぐみ)、帰り道(土屋実紀)、月蝕~LUNER ECLIPSE~(石塚さより)、笑顔ひとつで(下屋則子)、オーロラの風に乗って(小暮英麻)。
最後の「オーロラ」は、もう完全に毎年の恒例となった感じだ。今回は、自宅で「オーロラ」を練習していると近所から騒音呼ばわりされるので、「オーロラ」がカラオケに入って嬉しかったと言うエピソードが披露された。この話を聞いて、某・剛田武氏を連想したのは私だけではないと思う。
こじまめの「学園天国」は、「ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!」第27話で流れた「ファイン★レインばーじょん」をソロで歌ったもの。こじまめは、誰からもコールが入らないと言う悪夢を見てしまったそうだが、「ふたご姫」以前から有名な曲だけに、実際の会場は全員ノリノリだった。
この後は、噂のバンド「Cri☆siS」のお披露目。
音声ドラマによる結成秘話が流れたあと、満を持して「Cri☆siS」登場…と思いきや、幕がなかなか開ききらないハプニングがあったりしたが、その後無事に登場。メンバー紹介(一人を除いて「ナツコン」メンバーと同じですが)、初演奏として「世界で一番暑い夏」「Truth」の2曲が披露された。
全員、白い衣装で登場していたが、中でもキーボード担当だったこじまめが可愛かった。とても下屋さんより年上には見えない。
「Cri☆siS」は、今回は既成曲のコピーだったが、今後オリジナル曲も作って最初は小さい所から活動を広げていきたいとの事。「ナツコン」だけでなく、「Cri☆siS」の今後の動きにも注目したい。
最後は全員揃っての「ロマンティックあげるよ」。
ここでこの曲を持ってくるのは巧い選曲で、素直に五人の歌に聴き惚れてしまった。
もちろん、これで終わりではなく、アンコールでは「KODOU ~パーフェクト・ハーモニー」が歌われた。
この歌の前振りでは、「私たち五人が揃ったのだから、この曲は歌わないと」と言っていたので、てっきり「Legend of Mermaid」かと思ってしまった。昨年は「KODOU」は無かったので、いい意味で予想を裏切られた。
こんな感じで、あっという間の2時間だった。
正直なところ、「Voice in the Live」から「ナツコン」へと変わり、ピッチ曲がメインでなくなってしまっても楽しめるのだろうかと不安も少しはあったが、全くの杞憂だった。今後、来年も「ナツコン」として開催されるのか、それとも「Cri☆siS」の活動にシフトしていくのか、現時点ではわからないが、来年の夏もなんらかの形で、今回のような機会が作られる事を期待している。
なお、当記事では、曲目以外は個人的に特に印象に残った部分を取り上げており、ここに書かれている内容が「ナツコン」の全てではないので、念のため。
去年のVitLから1年、また会場でご一緒できたことが嬉しいです。
私もそこそこライブイベントに行ってはいますが、ナツコンはやはり独特の雰囲気と一体感があります。
来年再来年と、いつまでも続けていって欲しい…というのは我侭なのでしょうけど、せめて続く限りは精一杯楽しんで&応援していきたいです。
最後の曲は私も「Legend of Mermaid」かと思い、意表を突かれてしまいました。
「KODOU」、去年は歌ってないのにー。
(確かに去年は去年で、「KODOU」無し、に驚きましたけど…)
名前は「ナツコン」になっても会場の雰囲気は「Voice in the」の1回目から変わっておらず、毎回来ている人も多いのだろうなと思っています。
出演者の方々との距離感が無く、身近に感じられるところが好きです。
今回、一つだけ心残りがあるとすれば、サインボールをもう少しの所で取り逃した事ですね(笑)。来年こそは、ゲットしたいです。
と言うわけで、ぜひ来年も開催して欲しいところです。