はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

2007年を振り返る

2007-12-31 23:59:59 | マンガ・アニメ
 2007年も、もう終わりなので、自分自身とその趣味関係について、振り返ってみる。


 この一年、趣味関係で一番大きかった変化は、アニメ関連イベントに積極的に出かけるようになった事だと思う。このブログでも、新たに「アニメイベント」のカテゴリを作ったくらいだ。
 アニメ関連イベントは、東京およびその周辺で開かれるものが圧倒的に多く、これまでは「わざわざ東京まで出かけるのもちょっとなあ」と思っていたのだが、ブログ等で色々なアニメイベントの体験談・レポートなどを読んでいるうちに興味が沸いてきて、3月の「涼宮ハルヒの激奏」以降、楽しさに目覚めてしまった。

 DVD等で何度でも見返せるアニメ本編とは違って、イベントは、その日その時その場所でしか100%の楽しさを味わう事は出来ない。DVDを観返して当日の雰囲気を思い返す事は出来るが、それはあくまで「思い出す」だけで、現実のイベントを再体験できるわけではない。
 今年私が体験したイベントの中では、11月の「超ひだまつり」最後の1時間が「その場での盛り上がり」は一番凄まじかったと思う。新作アニメで宮子の口から「第2期」の言葉が出た時の会場の興奮は、今思い返しても気分が高揚する。これは、あの日あの会場にいなければ、決して味わえなかった気持ちだろう。
 今後も、イベントならではの楽しさを味わいたいので、色々と参加してみたい。「ハルヒ」「ひだまり」は次があってもおかしくないが、やるとしてもアニメ2期が終わってからだろうから、まだまだ先の話か。


 漫画・アニメ作品について語るとなると、2007年は「鬼太郎」関連に明け暮れた一年だった。
 2006年12月にアニメ第1作・第2作のDVD-BOXが発売、2007年4月にアニメ第5作放映開始と実写映画公開、11月にはアニメ第4作DVD-BOX発売、さらには2008年1月からは「墓場鬼太郎」も放映される。また、アニメ放映に合わせて原作も、文庫版を中心に色々と単行本が刊行された。個人的には「少年マガジンオリジナル版」と、未読だった「鬼太郎国盗り物語」が出たのが有り難かった。
 元々好きな作品ではあるが、原作からアニメ旧作・新作まで、ここまで「鬼太郎」漬けになった年は、これまでは記憶にない。新年からはアニメもゲゲゲ・墓場の2本立てになる(3月まで)事だし、来年もまだまだ「鬼太郎」で楽しめそうだ。それにしても、田の中勇氏は同時に二つの番組で同じ役を演じるのだから、凄い事だ。おじいさん言葉ではない(=原作準拠)「墓場」の目玉親父には期待している。

 それに対して、藤子不二雄関連は、少なくとも自分自身にとってはあまり「これはよかった」と言える話題が思いだせない。アニメ「ドラえもん」は2006年に輪をかけて迷走しており観るのがつらかった(それでも大晦日を含めて欠かさず観たが)し、原作単行本は「ぴっかぴかコミックス」が細々と出ていた程度でパッとしない。
 よかった事と言えるのは、「ミス・ドラキュラ」完全収録版全7巻の完結、「熱血!!コロコロ伝説」での「新オバケのQ太郎」他いくつかの作品の復刻、「チンプイ」DVD-BOX発売くらいか。2008年は、もっとファンにとって胸が躍るニュースがあるといいのだが。
 このように、藤子関連についてはあまり熱の入らない一年だった。秋以降は「ドラちゃんのおへや」の更新も滞ってしまい、期待してくださっている方には非常に申し訳ない気持ちだ。こちらはボチボチ本格的に再開したい。


 この辺で、2007年最後のエントリを終わりにする。プライベートでは、年明け早々に結構大きな変化が待っており、忙しくなりそうだ。3月くらいまでは、趣味関係に割ける時間は少なくなるだろう。と、サイト・ブログの更新が少なくなりそうなので、予防線を張っておく。
 ともかく、一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

2007年末上京記録

2007-12-31 23:59:58 | 旅行
 元々、今年は年末に上京する予定はなかった。仕事の都合上、どうしても30日までは身動きできない事がほぼ決まっていたからだ。
 だからこそ、「超ひだまつり」の時は「今年最後の東京行き」と思って一泊したわけで、もし年末にも上京出来るとわかっていたら、多分こちらは日帰りで済ませたと思う。

 そんな状況だったので、今回はすっかり諦めていたのだが、ギリギリになって29日以降休めるようになったので、急いで状況を決めて、準備をした。
 年末スケジュールが確定したのが12月27日、本当にギリギリとしか言いようのない時期で、宿の予約やコミケカタログチェックなどの準備を済ませ、さらにはすっかり忘れていた年賀状も27・28日の二日間で急いで作った。
 28日までは仕事でかなり疲れていたので、できれば間に一日家で休みを取りたかったところだが、コミケの目当てが1・3日目なので仕方がない。そんなわけで、29日から31日まで東京に出かけてきた。



★12月29日

 8時頃に起きて11時前に家を出発し、14時頃にビッグサイトに到着。
 前日までの疲れが溜まっており、早く行ってまで確保したい物もほとんど無かったので、朝はのんびりと余裕を持って出かけるようにした。無理しては31日まで体力が持たなくなってしまう。
 もっとも、後から、「えまめの素」CDを小暮英麻・小島めぐみ本人が売っていたと聞いて、「もっと早く行けばよかった」と思ってしまったのだが。
 コミケは2時間で目当てのところはほぼ回る事が出来た。一日目だからまだ会場の人混みもおとなしいものだ。「えまめの素」のブースも行ってみたが、CDはまだ残っていたものの、英麻様&こじまめの姿は既に無かった。

 その後は、年末オフ会(=4時間カラオケ)に参加。前述のように、ギリギリまで上京する予定はなかったので、私は飛び入りに近い状態だった。来られた方々は、ドラえもん・藤子不二雄関連で知り合ったのだが、今回藤子関連ソングは誰も一曲も歌わないと言う意外な事態になった。自分自身について言えば、その場で歌いたい曲優先で入れていたら、結果的に藤子ソングの優先順位が低くなってしまった感じだ。今思えば、せっかくDVDが出たのだから「お願い・チンプイ」くらいは歌っておけば良かった。
 ちなみに、私が入れた曲は「ビデオ戦士レザリオン」「光速電神アルベガス」「ゴワッパー5の歌」「スケッチスイッチ」「STAR RISE」「さすらいの星ジミーオリオン」「妖怪横丁ゲゲゲ節」「カランコロンのうた(加藤みどりVer.)」と言ったところ。他の皆さんにも言えるが、古い曲から今年の最新曲まで幅広い年代からの選曲となった。曲のジャンルは非常に偏っているが。どの曲も大抵誰かが反応してくれるので、歌っていて楽しかった。
 22時過ぎに解散。皆さん、ありがとうございました。



★12月30日

 この日はコミケはパスして、秋葉原&古書店巡回にあてた。
 時間配分を考えずに15時過ぎまで秋葉原でダラダラしていたので、その後の行動がやや駆け足になってしまった。それなりに収穫あり。さすがにあまり余計な荷物を増やすわけには行かないので、なるべく「これを逃したらなかなか入手出来なさそうな本」に絞って購入した。
 なお、ぴっかぴかコミックス「バケルくん」5巻も秋葉原で購入。新刊だから名古屋に帰ってから買ってもいいのだが、最近のぴかコミは新刊であっても「なかなか入手出来なさそう」になってしまっているので、つい買ってしまった。

 夜は、「みなみけ」最終話を観てから寝たので、遅くなってしまった。
 「みなみけ」は、普段はテレビ愛知も一日遅れの放映だが、さすがに大晦日深夜は年越し番組で埋まっており最終話のみ1月4日になるので、それまで待つのなら先に東京で観てしまえと思った次第。最終話は大晦日の話だったから、年内に観ておいて良かった。
 そう言えば、8日遅れの「しゅごキャラ!」も、テレビ愛知は年明けにクリスマスの話をやる予定だ。枠の空いていた30日に休んで8日遅れを維持する理由があるのだろうか。



★12月31日

 昨日寝るのが遅かったが、何とかきちんと起きて10時30分頃に国際展示場駅到着。入場待機は20分ほどで済み、11時前には会場に入る事が出来た。

 とりあえず、今回一番の目当てだった蒼樹うめ先生の本を確保。「ひだまりスケッチ」アニメ化の影響か、かなりの列が出来ていた。まあ、私自身も「ひだまり」アニメから入ったクチなのだが。
 列の最後尾に並んだら、うめ先生ご本人が列の整理をしていて驚いた。「お一人三部まででお願いします」と申し訳なさそうに呼びかけている姿が印象的だった。

 その後は、東を一通り回って目当ての本を確保、昼食を取った後に西に移動した。
 企業ブースではアクアプラスブースで小山剛志トークショーがあるので見物にいったが、昨年の小暮英麻&小野涼子トーク&サイン会とは違って、脇からの立ち見が出来ないようになっていた。まあ、一応生で黒小山を見る事が出来たし、「ひげ独身のテーマ」も聴く事が出来たのでよしとしよう。

 14時30分頃に会場を後にして、帰宅した。
 帰りの新幹線は1本目をパスして次の便にしたものの、自由席はやはり満席。さらに次となるとかなり遅くなってしまうので、我慢してその便に乗った。やはり、大晦日だけの事はあって、混み具合はひどい。
 結局、18時30分頃に家に到着した。大晦日のドラえもんスペシャルはもう始まっていたが、追っかけ再生した上で再放送の「天井うらの宇宙戦争」を飛ばしたら、ちょうど番組終了で追いついた。



 今回、急に決めた上京だったのでゴタゴタしてしまったが、無事に三日間を過ごす事が出来てよかった。
 できれば、来年はもっと余裕を持って遊びの計画を立てたいものだ。