久々の「原口正宏アニメ講義」や「蒼樹うめ展」など

 今月の11日から12日にかけて、東京方面に遠征してきた。
 主な目的は、「原口正宏アニメ講義」、秋葉原でのオフ会、「蒼樹うめ展」、藤子・F・不二雄ミュージアムで、その合間に古本屋などでの買い物が挟まるという、結構な過密スケジュールだった。泊まりがけでの東京行きは昨年末以来となるので、せっかくなら色々と楽しもうと、詰め込めるだけスケジュールを詰め込んでしまったのだ。ちょっと、調子に乗っていた感は否めない。


 ともかく、最初の目的は阿佐ヶ谷ロフトAで開催された「原口正宏アニメ講義vol.8」。今回のお題は「TVアニメ50年史を語る 『魔法使いサリー』から1969年」だ。
 今回、特に興味深かったのは、怪獣ブーム当時のアニメ・特撮への怪獣の影響を語った部分だった。『魔法使いサリー』など、一見すると怪獣と関係なさそうな作品にまで影響しているというのが面白かった。サブタイトルは失念したが、よっちゃんが天国のママに、三つ子に怪獣の雲を見せてあげたいと頼む話があるというのだ。そう言った、何気ない部分にまで怪獣の影響が現れているという指摘は面白かった。
 他に怪獣ネタとしては『ピュンピュン丸』の第3話「怪獣ゴロゴロン」も紹介された。怪獣ブームを皮肉った作品で、かなり風刺が効いているようだった。未見の作品だが、これは面白そうだと思わされた。
 そして、『悪魔くん』の第18話「怪奇雪女」と『河童の三平 妖怪大作戦』の第23話「怪奇雪女」の、水木しげる原作による二大ドラマの雪女を取り上げて、前者は大きくて怪獣然としているが、後者は人間体の美女であると言う風に怪獣ブームから妖怪ブームへの移行を具体例で見せていたのは非常に興味深かった。

 他に、未見の作品では『佐武と市捕物控』も話題に上がった。虫プロ・スタジオゼロ(後に東映動画も)の共作だが、実写を作品に取り入れるにしても、そのやり方がスタジオごとに違っていたという話が興味深くて、ぜひ観てみたくなった。
 あとは、日本のアニメ史にまた一本新たな作品が加わったという話もあったな。「メイフラワー号のネズミ」だったか。日本のアニメ黎明期は調べれば調べるほど、新たな事実が出てくるようだ。「ワンダーくんの初夢宇宙旅行」の件もあったし(これまでは「ワンダー君の初夢宇宙旅行」として知られていた)、今後の研究の進捗にも期待したい。

 このように、データ原口氏の講義は毎回面白い。古い時代の話だから、観ていない作品も多いのだが、原口氏の話を聞くと観てみたくなってしまうので困る。すべてが、手軽に観られる作品というわけではないからなあ。今回触れられた作品では、他に『ファイトだ!!ピュー太』あたりは、なんとかして観たいものだ。放送動画の作品にまで手を出すと、もう後戻りは出来ないという感じだが。
 ネット配信が終了した後の第3部では、とある作品の原作の権利がどこにあるかと言う、ちょっときわどい話も飛び出したが、やはりここでは作品名は伏せておこう。今後もネット配信なしでのきわどい話は聞きたいからな。


 データ原口氏講義の後は、秋葉原でオフ会。今回、私が上京すると言うことで、ケデラッタさんが幹事を引き受けてくださったのだ。本当に、感謝の他はない。
 多くの人とは昨年以来にお会いすることとなって、実に懐かしかった。こうやって普通に人と会うことが出来るのも、無事に退院できて回復したからであり、健康とは本当に何物にも代えがたいのだなという思いが強くなる。
 オフ会は飲み&カラオケで合計5時間で終了。今回も、色々と興味深い話をすることができました。オフ会に参加された皆さん、ありがとうございました。



 と、ここまでが10月11日のこと。ここから先は12日の事になる。
 朝7時に起床して、朝食をとって上野の森美術館へ。ここで開催されている「蒼樹うめ展」を観るためだ。前日のオフ会で、この展覧会で長く並んだという話を聞いていたし、なにしろ最終日であるので一体どれくらい待たされるのか予想が付かなかったが、まあ2時間くらいを覚悟しておけばいいのではないかと考えて、8時頃に待機の列に並んだのだった。





 待つこと、2時間。10時過ぎに館内に入ることが出来た。大体は、想定通りだ。まず最初に、音声ガイドを受け取った。これは聴いておくべきだとオフ会でも勧められたし、特に音声ガイドに列も出来ていなかったので助かった。
 実際の展示を見ての感想は、とにかく人がすごかった(感想になっていません)。展示はボリュームたっぷりで非常に見応えはあったのだが、今思い返すと人に押されまくったことばかりが想起される。後半のゆのっちのえかきうた以降は、かなりましになったが、それでもまだかなりの人がいたと思う。さすがは、最終日だけのことはあった。
 そんなわけで、まるまる2時間かけてたっぷりとウメス絵を鑑賞することが出来た。何しろ人が多いので、なかなか先に進めないのだ。
 この展覧会、図録が結構充実しているのは助かる。ウメスの手書きコメントもちゃんと入っているし。今、読み返してようやく当日観たときのことがよみがえってきた。年を取ると記憶力も減退して、情けないものだなあ。


 この「蒼樹うめ展」での体験があったせいで、夕方に訪れた藤子・F・不二雄ミュージアムは展示がじっくり見られて、まるで別世界のようだった。
 Fミュージアムでは、新作アニメ「ドラえもん&キテレツ大百科 コロ助のはじめてのおつかい」も鑑賞。毎度のことだが、可能な限りアニメ版のオリジナルキャスト(シンエイ版の存在する作品はシンエイ版キャストになるが)を再現しようとしているのはいい事だ。今回だと、O次郎のよこざわけい子さんだけでなく、赤べえの桂玲子さんまで出演されていて驚いた。よこざわさんは、Oちゃんだけでなく魔美のセリフも一瞬だけどあったな。キテレツとママが全然喋らないのは不自然だったが、藤田淑子さんや島本須美さんまで呼ぶと大変なんだろうか、やっぱり。



 と、言ったところで二日間にわたった関東遠征も終了。
 かなり疲れたが、充実した二日間だった。次に上京するのは、いつになるかな。
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『SHIROBAKOスペシャルイベント』に行ってきた

 この前の日曜日、9月20日に神奈川芸術劇場で開催された『SHIROBAKOスペシャルイベント ~どんどんドーナツ、どーんといこう!~』の昼の部に参加してきた。

 6月に病院を退院して以来、初めてのアニメイベント参加で、当然ながら関東地方へ遠征するのも昨年末以来と言うこともあり、前日までは期待と不安の入り交じった感じだったが、わざわざ行っただけの甲斐はある楽しいイベントだった。

 イベント自体は13時30分開演だったが、できれば物販でイベントの限定グッズが欲しかったので、家を7時30分過ぎに出て、10時30分過ぎに現地に到着した。物販は、最初のうちは列の全体が見えなくて、一体いつまで並ばされるのかと不安になったが、ちょうど12時には目的のものを購入して列を離れることができた。
 ちなみに、物販で購入したのが、こちら。トートバッグとマグカップ。トートバッグは、カット袋をデザインに用いているあたり、ぱっと見ではアニメグッズとわかりにくいから、一般の用事にも使いやすい。マグカップはイベント限定ではないが、新商品だったのとキャラが可愛らしいので買ってしまった。とりあえず、グッズに関してはこれで満足。






 13時25分頃に着席。少々ギリギリになってしまったため、会場ではすでにみゃーもりとりーちゃんによる開演前の諸注意が始まってしまっていた。最初の方を聞き逃したのは、少々もったいなかったか。
 今回、席は最後の一般販売でギリギリなんとかチケットを入手したため、「いす付立見席」と言う特殊な席で、位置的にはいわばステージサイド席のような感じだったのだが、横からとはいえステージは十分に見えたし、「立見席」と言っていた割には、座っていてもちゃんと楽しめた。だから、席に関しては、全く文句はない。

 そして、13時30分に予定通りに開演。
 どーなつ◎くいんてっとの五人娘が登場して、会場のみんなと「どんどんドーナツ、どーんと行こう!」をやったのだが、驚いたことにこの段階でもう木村珠莉さんの目には涙が。いくらなんでも涙腺が緩すぎだろうと思いつつ、その一方でまあそれも可愛いかな、と思ってしまった。
 その後は、全24話のダイジェスト映像(と言う名の、超高速早回し映像)を挟み、五人がそれぞれの選んだ名場面を紹介するコーナーがあったのだが、ここでは「万策尽きたー!!」の人気ぶりが印象的だった。会場にも、物販で買ったらしい万策タオルを掲げていた人も何人もいたし、五人娘は万策の人気に嫉妬して「どんどんドーナツより全然普及しているよね」などと言っていたのがおかしかった。

 次は、五人娘による生アフレココーナー。漫画版の『SHIROBAKO ~上山高校アニメーション同好会~』の一エピソードをほぼそのまま使って五人が声を当てていた。私は漫画版を読んでいなかったので知らなかったのだが、アニメ版とは登場人物の性格が一部異なるところがあって、なかなか新鮮な感じで楽しめた。
 さらに、一通り終わったあとには「リプレイ」と称して、なぜか全員が関西弁モードの2回目が。これ、約一名を除いて関西弁が下手なところも含めてのネタだったんだろうな。ずかちゃんが、まるで「おかん」みたいになっていたのには爆笑。聞くところによると、夜の部では博多弁モードになったらしいが、こっちも聴いてみたかったな。

 ここまででいったん五人娘が退場して、作品のプロデューサー三名(堀川憲司氏、川瀬浩平氏、永谷敬之氏)によるトークコーナーへ。
 色々とやばそうな話題が多かったので詳細は割愛するが、差し障りのなさそうなところを紹介しておくと、キャラクターの裏設定として、宮森はネットの犬動画を見て泣くらしい、茶沢はゴルフが上手いらしい、など(本当に差し障りがないからどうでもいい情報だな…)。
 このコーナーは、事前に寄せられた質問に三人が答える形で進められたのだが、会場に質問者があまりいなかったのがちょっと気になった。夜の部の参加者の質問が取り上げられたと言うことなのだろうか。夜は夜で、また違った質問に答えただろうから、そちらの内容も気になるところだ。

 最後は、ライブコーナー。奥井雅美さんと石田燿子さん、そしてどーなつ◎くいんてっとの五人が、作品のOP・EDをそれぞれ歌った。奥井さんと石田さんの歌が素晴らしいのは当然として、五人娘も可愛らしくてよかった。今回のために作ったという衣装が、よく似合っていた。
 みんな、歌い足りない感じだったが、作品関連の曲はもう無いから仕方なく終わりという感じだったのが、ちょっと気になるところではあったが、それでも十分に盛り上がったと思う。

 ここまでで、全プログラムが終了。
 どちらかと言うと、落ち着いた感じの進行だったが、それがこの作品のイメージにはよく合っていたと思う。もちろん、盛り上がる部分は大いに盛り上がったのだが、出演者も客もマナーがよくて、気持ちよい時間を過ごせたと思う。
 最後の最後には、イベントに関わった人たちのスタッフロールがスクリーンに映し出された。こんなところも『SHIROBAKO』らしい配慮と言えるだろう。いいイベントでした。

 私は、その後東京へ行って中野と秋葉原でお買い物。それから帰りの新幹線に飛び乗ったので、帰宅は23時ちょっと前。やはり、日帰りは慌ただしいが、楽しい一日だった。





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またしてもデータ原口氏イベントへ

 2月15日には、阿佐ヶ谷ロフトAで開催された「原口正宏アニメ講義vol.4 データ原口とアニメのデータ」に参加してきたことは既に書いたが、今回はその次の回にあたる「原口正宏アニメ講義vol.5 TVアニメ50年史編集会議」が開催されたので、またもや参加してきた。前回は別イベントと合わせての上京だったが、今回はこのイベント単独目的での日帰り上京だ。それだけ、前回のイベントは楽しかった。

 今回のイベントは3部構成で、第1部は「TVアニメ50年史編集会議」、第2部は「質問コーナー」、第3部は「資料発掘コーナー」となっていた。
 全体的に極めて濃い話題ばかりだったが、今回もほぼ会場は満員。世の中に、これだけの数の人が自分と同じような嗜好(一部分だけかも知れないが)を持っていると思うと、根拠はないが何となく心強くなってくるというものだ。


 第1部は、原口・小黒両氏による「ガチの編集会議」となっており、発売予定の『TVアニメ50年史』について、現状と今後の作業など相当に細かいところまで話し合われた。ページの余白について原口氏が「コラムで埋めます」と言うのだが、その「コラムで埋める」スペースが異常に多くなってしまっており、これは「笑いどころ」の一つかと思ったのだが、そこからどんどんと濃い話が発展していったのだった。
 ツッコミどころは随所にあるものの、基本的には原口・小黒両氏のトークを聴くにつれて、お二人が本当にアニメが好きなんだと言うことがひしひしと伝わってきて、心地よいものだった。芹川有吾氏の仕事について話すお二人は、本当に幸せそうだったなあ。「名前を変えてもバレバレなんだから」を、何回聞いたことだろうか。
 肝心の『TVアニメ50年史』は、「WEBアニメスタイル」に連載されたリスト制作委員会の「TVアニメ50年史のための情報整理」に加筆修正を加えたものを「TVアニメ50年史[第1版]」としてまとめるということで、かつての『TVアニメ25年史』とは違った感じの本になるようだ。原口さんのアニメ講義の時に教科書として使える本を、と聞いて「なるほど」と思った。
 私は今まで、「アニメポケットデータ2000」は、単に『月刊アニメージュ』の付録だった「ポケットデータノーツ」(1998年版まで)の独立商業単行本版だと思っていたが、原口氏によれば、『TVアニメ25年史』に続く本をあの時期に出したかったが出来なかった、そのせめてもの代わりと言うことで出された本なのだと言う事で、これは今回初めて聞いた。
 そんなこんなで、『TVアニメ50年史』に賭けるお二人の情熱は伝わってきたが、まずは「第1版」を出してミスはその後に訂正しようという小黒氏と、出すならなるべく完全に近い物をと言う原口氏で考え方が異なる部分があり、なかなか難しそうだなと思わされた。
 とりあえず、一番早ければ8月に出したいと言う事だったが、はたしてどうなることやら。


 第2部「質問コーナー」は、事前にネットで募集した質問に原口氏が答えるというもの。『GUN道 MUSASHI』のタイトル表記問題や『UFO戦士 ダイアポロンII アクションシリーズ』の謎についてなど、色々な質問が寄せられていた。
 そんな中、私の出した質問もとりあげられた。内容は「大山版『ドラえもん』の特番における通し話数は、リスト制作委員会ではどのような振り方をしているのですか」と言うもの(原文はもっと長いですが、要約しました)。この質問に対して、原口氏は非常に丁寧にご回答下さり、恐縮してしまった。
 まずは「シンエイ動画はコンテNo.で作品を管理している」と言う話から始まって、「放送枠が金曜日に移って、コンテNo.がリセットされた」→「そのままだと新旧で同じNo.が付いて混乱を招きかねない」→「便宜上金曜版の通し話数として、帯番組時代は全617話なので、その続きとして618話から順に話数を付けた」と、話の前提となる話数の付け方から説明して下さり、その上で「金曜日の特番は、特に初期は通常放送の延長的なものだったが、お正月などの特番はパーマンなども出てきてスペシャル感がある」→「金曜日の特番は通常放送と同じに通し話数を振り、その他の特番は別扱いとした」と、言う流れでドラの特番話数についてきっちり説明していただいた。本当に、のどを痛めている特にこんなに喋らせてしまって、原口氏には恐縮するしかない。本当に、ありがとうございました。
 それにしても、原口氏の誠実さには本当に驚かされた。上で挙げた『GUN道 MUSASHI』のタイトル表記問題については、「もし、次回予告で違う読み方(「MUSASHI GUN道」など)があったら、それが製作側の意思と言う事なので、一応全話(の次回予告)を観てきました」と、さらっと言ってしまうのだから、すごい。GUN道の次回予告25連発なんて、頭がどうにかなりそうだ。いや、それはまた別の話か。
 とにかく、第2部は原口氏の底知れないところを見せつけられた時間だった。いわゆる「作画崩壊」についての意見も求められていたのだが、それに対する原口氏の解答は、少しでもそのアニメの「いいところ」を見つけてやろうという原口氏のアニメ鑑賞姿勢を表したもので、感動してしまった。

(※原口氏の解答を、文意を曲げない程度で要約させていただきました。何か誤解が生じたなら、それは私の責任です)



 最後の第3部「資料発掘コーナー」の題材は、白黒版『鉄腕アトム』OP・EDの使用時期について。
 こう聞いて、アトムのOP・EDについては現在出ているDVD-BOXが決定版となったのでは…と思われるかたも多いだろう。私も、そう思ってしまった。しかし、今回紹介された資料は、DVDのさらに上を行く物だった。何かと言うと、さる人が保存していたオープンリールでの白黒版『鉄腕アトム』本放送時の録音だったのだ。これによって、今まで推測で判断されてきた部分の誤りがはっきりしたのだから、やはり本放送は大事なのだと思い知らされた。
 具体的に何が違っていたのかというと、「OPが曲のみから歌入りになるよりも前に、実はEDの方が先に歌入りになっていたのだ!!!」と言う事。つい感嘆符を連発してしまった。これに関しては、わかる人だけ驚いて下さい。白黒『アトム』のDVD-BOXを買っておいてよかった。いきなり「実は歌入りはEDが先で…」と言われても、どれほど驚けたかわからないぞ。
 そして、この「本放送音声」のさらにすごいところは、現在に至るまで一度もソフト化されていない「次回予告」までが聴ける点だ。次回予告はフジテレビの局アナが主題歌のインスト版に合わせて予告ナレーションを読み上げる形式だったため、素材として残っていないわけですな。アナウンサーのあくまで淡々と冷静な声で、未来の奇妙な事件が紹介されるこの予告は、かなりインパクトがある。これが聴けただけでも今回のイベントに参加した甲斐はあったというものだ。
 なお、この第3部については白黒『アトム』を流すことはちゃんと虫プロに許可を得ているそうで、よく考えたら有料イベントなんだから当然か。個人的には、有料という意識はほとんど無くなってしまっているが。



 と、このように非常に濃密な3時間だった。この3時間のために、交通費2万円(新幹線往復)ちょっとを出しても、まったく後悔はない。
 次回は6月と言う事で、出来れば参加したいところなのだが、この時に限っては個人的な用事があって参加できない。実に、残念だ。予定通りに8月に『TVアニメ50年史』が出るとしたら、それに合わせてまたイベントはあるだろうし、それまでの辛抱かな。
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データ原口氏に会った

 先週、2月15日に阿佐ヶ谷ロフトAで開催された「原口正宏アニメ講義vol.4 データ原口とアニメのデータ」に参加してきた。

 原口氏と言えば、「リスト制作委員会」を率いる、アニメのデータと言えばこの人と言われるほどの人だ。
 一番有名なのは「月刊アニメージュ」誌に毎月掲載されている「パーフェクト・データ」だろうか。アニメのサブタイトル・放映日・各話スタッフをもれなく掲載しており、1986年から2015年の現在まで、一月も途切れることもなく続いている。
 アニメージュでは他に、付録として年一回付いてきた「アニメージュ手帳」もよく知られていたと思うが、残念ながらこちらは最近は付かなくなってしまっている。それをロマンアルバムとして単独で商業化したものもあったが、こちらは2000年の一回出たっきりだ。続刊が待たれる。

 私自身についても、主に『ドラえもん』のデータをまとめるに当たって、つねに接してきたのが原口氏の手によるリストや、様々なコラム類だった。
 1985年以前の放送分に関しては、本放送そのままでのリストは掲載されていなかったが、レギュラー放送のBパートや『パオパオチャンネル』での再放送、それに藤子アニメ特番リストなど、色々な藤子アニメ情報が『月刊アニメージュ』誌に載っており、調査を進めて行くにつれて、「この原口って言う人、すごいな」との思いを深めていったのだ。
 また、原口氏とリスト制作委員会の仕事は、近年ではリスト制作や雑誌の記事だけにはとどまらず、DVDソフトのデータ作成や付属ブックレットの記事作成などにも及んでいる。
 私の所有しているタイトルを挙げると、『ゲゲゲの鬼太郎』[第1作,第2作,第4作]、『墓場鬼太郎』、そして虫プロ版の『鉄腕アトム』『悟空の大冒険』『どろろ』などなど。もちろん、他にも様々な作品のソフト化に参加されているはずだ。「このDVD、やけにデータに力が入っているな」と思ったら、大抵はリスト制作委員会の仕事だと思う。
 原口氏はご自身を「テロップマニア」と呼んでいるが、私もテロップマニアの端くれとして原口氏のことは大いに尊敬してきた。前々からこのイベントのことは知っており、何とか参加できないかと考えていたところ、今回は別のイベントで上京する日にちょうどピッタリはまったので、初めて参加できた。

 そんな原口氏の話を初めて直接聞けるのだから、当日はかなり緊張していた。その上、「まだ空いていますよ」と言うことでなんと一番前の席に通されてしまい、かぶりつきはいいのだが余計に緊張してしまった。
 開始の13時が迫るなか、12時50分頃に「原口さんが今、自宅を出たらしい」との声が。あわててtwitterをチェックすると、確かにそういうツイートがあった。結局、原口氏は13時には間に合わず、小黒祐一郎氏(アニメ様)、小川びい氏(声優博士)、そして客としてきていたはずのサムシング吉松氏(アニメーター)の三人で世間話(MXとANIMAXの全てのアニメを4TBのHDDに録画しているおじさんの話)をして場をつないでいた。結局、原口氏が到着したのは、13時15分頃だっただろうか。こうして、原口氏が遅刻してくれたおかげで(?)、すっかり私の緊張は解けたのだった。

 それからの3時間弱は、濃い話の連続だった。まず、幼少期のデータへの目覚めの話があったが、幼稚園時代からテロップに関心を持っていたと言うのだから、すごいの一言。原口氏は生まれながらのテロップマニアだと言うことが、よくわかった。
 意外だったのは、そのテロップマニアとしての始まりの番組が、アニメではなく特撮の『ウルトラマン』だったと言うこと。『ウルトラマン』のあとも、しばらくは特撮メインにリストを作成していたそうだ。まだ録画機器のない時代に裏番組同士の『シルバー仮面』『ミラーマン』の2作品のデータを取るために、番組構成も考えてチャンネルを切り替えて2作ともチェックしたという話は壮絶だ。

 他にも、色々と興味深い話が聞けたのだが、書いているときりが無い。
 ここは、原口氏の「100年後の人のためにデータを作っている」「本放送、画面表示優先主義」という言葉を紹介して終わっておこう。これだけでも、同感だという人は結構いるのではないか。あ、あと一つあった。「わからない部分は勝手に埋めるのではなく、空白にしておくことが大事」、これも非常に考えさせられる。さらにもう一つ、「ナック問題」(ナック作品は現在のOP・EDクレジットがあてにならない)もあったな。この言葉を聞いたときは、思わず吹いてしまった。本当に、ナックの所業にには原口氏ほどの人でも困っているらしい。さすがはナックだ。
 本当に、書いているときりが無いな。『TVアニメ25年史』の制作秘話なんかも面白かった。

 このイベント終了後は、次のイベントの会場に向かうためにあまり時間が無かったのだが、それでも少しだけ原口氏と話をすることが出来た。これも、最前列に座れたからこそだろう。最前列に通してくれた店のお姉さんには感謝しなくては。
 そんなわけで、原口氏に「私は自分のホームページで『ドラえもん』のリストを作っているのですが…」と自己紹介して、アニメドラのテロップやサブタイトルについて原口氏の見解をお聞きしたのだった。長年尊敬していた方だけに、直接話せて感激もひとしおだった。時間があまりなかったのは、実に残念。

 それにしても、これは次回Vol.5にも断然参加したくなった。今度は、別のイベントと抱き合わせではなく、原口氏イベント単独でもぜひ参加したい。そう思わされた3時間だった。
 原口さん、そしてイベントに登場された皆さん、ありがとうございました。
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「超ひだまつり in 日本武道館」感想






 3月3日、ひなまつりの日に東京の日本武道館で開催された「超ひだまつり in 日本武道館」に行ってきた。
 3年ぶりの超ひだまつりは色々と盛りだくさんのイベントで、「老雄 大いに語る」の主人公なみに言いたいことはたくさんあるが、まず最初に一言言っておかねばならないだろう。時間が延びすぎだ、と。

 過去3回の超ひだまつりに参加した経験から、終了時間が1時間延びるくらいなら普通にありそうだと思っていたので、最初から当日には帰宅できないと覚悟して宿&翌日の休みを取っていたのだが、これは本当に正解だった。開場&開演が30分押して18時30分開始、そして終演が22時50分。21時50分の間違いではない。アンコールを含めて、予定より1時間20分オーバーと言う超ひだまつり史上最長のイベントとなったのだ。
 これは、実に考えさせられる事態だ。全体を振り返ると、ここは無くてもイベントは成立したんじゃないかと思える場面が無いではなかった。具体的に言えば、チョーさん先導のウェーブとか、みんなで歌った「サライ」とか、marble菊池さんの歌とか。しかし、これらの要素があったからこそ、より「超ひだまつり」らしいカオスさが生まれていた気もする。アニメ本編と何の関係もない「サライ」を観客も含めてみんなで熱唱したり、ED主題歌を歌うユニットのギター担当が歌ったりとか、他のアニメイベントではそうそう見られる光景ではない。例によって、映像ソフト化しないからこそ出来ることだろう。BD・DVDを出せば絶対売れるのだから、ある程度無難な内容にしてソフト化で稼ぐという手もあるのに、頑なに「ソフト化しません」を合い言葉にして出演者とスタッフが全力でバカをやる、それが「超ひだまつり」なのだと思う。実際、今回もイベント総体としては、非常に楽しかった。
 単純に帰宅のことなどを一切考えなければ、時間が延びたことで楽しい時間が延びたのだから、歓迎すべき事だとは思う。ただ、日本全国のひだまらーのうち、どうしても途中で帰らざるを得なかった人がいたのも事実だ。ソフト化されないだけに、途中で帰る事での残念さ、悔しさはなおさらだろう。
 今後、また「超ひだまつり」が開催されることがあるならば、ぜひ開演を早い時間にして、2時間や3時間延長しても問題が無いようにしてほしい。と言っても、あまり早くしすぎるとリハーサルの時間とか、色々と難しいのだろうけど。何とか、ご検討をお願いします。

 堅苦しい話はこれくらいにして、あとは思いつくままに感想を書いておこう。
 今回も愉快な「茶番」がいっぱいで、思い切り笑わせて貰った。某仮装大賞とか、24時間テレビとか、日テレから怒られそうなネタが多かったような気がする。また、「ひだまりチャレンジ」のコーナーは色々な意味で危ないチャレンジが多かった。「獣人投げ」など、名前からしてヤバい。これも含めて、「ひだまりラジオ×ハニカム」を聴いていないとわかりにくいネタがいくつかあったのは、ちょっと気になったところだが、超ひだまつりに来るような人はひだまりラジオを聴いていて当然と言うことだろうか。
 あとは、ミズハス驚きのアシスタント&漫画家デビューが決まってしまった「アシスタント王選手権」も、いい茶番だった。らすちゃん画伯ネタで前回の超ひだまつりに続いて再び、米国大統領の「あの人」が出てくるとは思いもよらなかった。ひだまらーは世界中にいるんだなあ。
 超ひだまつりの面白さは、このような「茶番」を、出演者もスタッフも観客もみんな「茶番」だとわかった上で、全力で盛り上げに行くところにあると思う。これが、もし「茶番」を前提とせずに無理に盛り上げて感動させようとしていたら、面白くも何ともないだろう。

 そう言えば、一年生組の二人は前回の超ひだまつりではまだイマイチ馴染んでいない感じがあったが、今回はバッチリひだまり色に染まっており、三年の月日の流れを感じさせられた。瓦割りでミズハスがダチャーンに言った「挟んで割れ」が忘れられない。ひだまり荘メンバーでもそう言う役なのか。ダチャーンと言えば、パロディCMの「いつ買うか?今でしょ!」に反応して、PS vitaのネタを自ら出していたのにも笑った。いや、あんまり笑っては気の毒な気もするが、本人が言っているのだからいいか。
 おみんちゅの方は、ボケキャラとしてより強化されていた感じだった。リハーサルを既にこなしているにもかかわらず、コーナーの意図が伝わっていないあたりは恐ろしい。あと、なずなの声はかなり地声に近いが、完全にイコールではないのがよくわかった。いずれにしても、こっちの声で売っていった方がいいのになと個人的には思ったりもした。歩鳥とかの声が嫌いなわけではないのだが。

 ライブパートも、色々な曲をメドレーにしたり、前回同様にイベント限定ユニットが結成されたりと盛り上がったが、歌に関しては工夫も限界に来ているのではないかと思った。そもそも、普通に歌うだけでも盛り上がるだろうから、それでも色々と仕掛けをしてくれるのは非常にありがたいことなのだが。
 今回は、ソロのキャラソンを歌ったのはただ一人、ひだまり神・うめ先生だけだった。もはや伝説となった最初の超ひだまつりでの「とびきりスイッチ」、それを、再び聴くことが出来ようとは。今回も「見ちゃダメ」のところはバッチリ観客みんなが聴くモードに入っていて、うめ先生のセリフの後は、以前に負けないくらいの盛り上がり方だった。個人的にも「久しぶりにうめ先生のソロが聴きたいな」と思っていたところだったので、非常に嬉しかった。

 そして、アンコール後に「まだ観てもらっていないCMがあります」と、流れたのが『ひだまりスケッチ 沙英 ヒロ 卒業編』のPV。途中までは『ひだまりスケッチ×ハニカム』本編からの引用で、終盤は『卒業編』新規の映像が使われるという心憎い構成だった。ここで、ヒロ役・後藤邑子さんからのメッセージも読み上げられて、非常に感動する一幕…のはずなのだが、「本人使用希望画像」で大爆笑。あえて多くは書かないが、こんなところでも笑いを取りに来ようとするむらこさんのプロ根性(?)のようなものを感じさせられた。ブログで見覚えのある画像もあったな。
 既にアフレコは済んでいるらしい『卒業編』、はたしていつ放映されるのか。テレビ放映があるとして、BSのみなのか、地上波もあるのか。色々と、気になることは多い。今月末に放映したら「原作・アニメ同時卒業」で綺麗な形になるが、さすがにそれは難しいか。


 と、言うわけで、時間のことは終わってから気になった(途中は時計を見ないようにしていた)が、それ以外は満足なイベントだった。
 『卒業編』で完全にアニメが原作に追いつくので、テレビシリーズ5期があるにしても、かなり先の話になるだろう。次の超ひだまつりがあるとしても、やはりアニメ5期に合わせてと言う形になるだろうから、こちらもまだまだ先のことか。その日が来ることを、そして次の超ひだまつりにはむらこさんの姿があることを信じて、今後も作品を応援していきたいと、そう思った。
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変わりゆくTBSアニメフェスタ

 8月18日、東京の文京シビックホールで開催された「TBSアニメフェスタ2012」に行ってきた。

 この「TBSアニメフェスタ」は、毎年夏のこの時期に開催されており、私は初参加が2007年だった。豪華声優陣がバンバン登場して、新作アニメの先行上映もたくさんある豪華な内容がすっかり気に入って、その後は毎年参加している(以上、当ブログでこのイベントを取り上げるのは久々なので、一応説明してみました)。
 2007年の初参加以来、毎年特に楽しみにしているのは『ひだまりスケッチ』のステージだ。2007年に登場した作品群の中でも、『ひだまり』が特に楽しく、これがきっかけで作品単独のイベント「超ひだまつり」にも参加したくらいだ。
 今年は何と言っても、10月からシリーズ第4弾『ひだまりスケッチ×ハニカム』の放映が控えており、後藤邑子さんが病気で入院中なのでヒロ役は果たしてどうなるのか、そして主題歌はこれまでどおりのひだまり荘の4人による歌唱になるのか、更には1話の先行上映はあるのか、などなど、今回は特に『ひだまり』について知りたい事、気になる事がたくさんあった。

 そんなわけで、第一部のトリとして登場した『ひだまり』のステージ。その開始早々に披露された新主題歌「おーぷん☆きゃんばす」は、いつもの4人…ではなく、後藤さんを除く3人+marbleのmiccoさんによる今回限りの特別ユニットによって歌われた。これには、「なるほどこの手があったか」と思わされた。よくよく考えれば、ライブイベント「超ひだまつりZ」の時も、都合で欠席だった校長先生役のチョーさんパートを、miccoさんが歌っていたのだった。一番納得のいく代役だと言えるだろう。なお、正式な主題歌としては、ひだまり史上初めてひだまり荘メンバー6人による歌唱となるとの事なので、こちらも楽しみだ。
 さらに、誰もが気になっているであろう後藤さんの件については、このまま体調に問題がなければ9月から後藤さんもアフレコに参加すると言う事で、今までと変わらないひだまりが観られる事がわかり、安堵した。そう言う状態なので、当然ながら第1話の先行上映はなかったが、新主題歌に合わせてのPVを観ただけでも、十分に10月からの放映は楽しみになった。
 色々と心配していた『ひだまり』ステージだったが、終わってみれば満足できる内容だった。これだけで、今回来た価値はあったというものだ。

 それでは、他の作品はと言うと、実は今年に入ってからまともに観ていたTBSアニメがほとんどなかったために、それらの作品のステージについては、作品に絡めたネタがよくわからなかったりして、正直に言うとイマイチ楽しめなかった。具体的には、『あっちこっち』『さんかれあ』『この中に1人、妹がいる!』『恋と選挙とチョコレート』が未見だった。シリーズの前作を観ていないという点では、『To LOVEる ダークネス』も未見作品か。
 これらの作品については微妙な感じだったが、それでも声優さんたちのトークやゲームはそれなりには楽しめた。このイベントのために放送を観るというのも本末転倒なので、そう言う事はしていない。

 今回、ちょっと残念だったのは「シークレット」の作品にあまり意外性がなかったのは事だ。昨年のように、冒頭でいきなり放課後ティータイムの歌で始まったのと同じくらいのネタは仕込んで来るだろうと期待していたのだが、とりあえずオープニングは普通に始まった(向井アナが普通に出てきて「けいおんでなくてごめんなさい」と言っていた)し、その後「新作」のコーナーで紹介された作品も、すでに2期の制作決定が発表されていた『僕は友達が少ない』や、延々とPVを流したあげく、実はCSでOVAが放映されるだけだった『IS インフィニット・ストラトス』など、イマイチ驚きに欠けるラインナップだった。『IS インフィニット・ストラトス』についてはオトナの事情で言えない何かがあるようだったが、現実にまだ発表されていない以上、何もなかったのと同じだ。
 結局、第1話をまるまる先行上映したのは『武装神姫』だけで、以前は2,3本あった事を考えると、ずいぶんと少なくなったものだ。その反面、歌手や声優のライブコーナーが増えているあたり、このイベントのあり方が変わってきているのかも知れない。私も別にライブコーナーは嫌いではなく、特に『ひだまり』ステージでは毎回熱狂しているので、盛り上がる事が出来るのならライブが多くてもいいと思う。しかし、一部の不心得者(だと思いたい)が、ライブの時だけ前の方の通路に出張ってオタ芸を打っているのを見せられると、それは違うだろうと突っ込みたくなる。この点についてはアンケートにも書いておいたが、来年の改善を望みたい。
 あと、出演者についての感想を述べると、アスミスが頑張っていたのが印象的だ。『ひだまりスケッチ×ハニカム』『ささみさん@がんばらない』『武装神姫』と3作品で、全て主役級の役だったのだから凄い。


 色々と思うところはあったが、基本的には今年も楽しかった。特に、今年は運良く1階7列という前の方のいい席を取れたので、ステージが間近で出演者をじっくり観る事が出来たのはよかった。来年も、参加したい。今度は、そろそろアニメイト抽選で当たるといいなあ。
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ゆるゆりライブイベント2「七森中♪うたがっせん」感想

 17日(日曜日)に、ゆるゆりライブイベント2「七森中♪うたがっせん」に行ってきた。昼の部と夜の部の2回公演だが、2回続けて参加する猛者も結構いたようだが、私はもう歳で翌日にも響くので、私は昼だけにしておいた。

 このイベントの感想だが、これはもう「大満足」の一言に尽きる。何と言っても、約3時間の大ボリュームだ。曲の詳細は公式サイトのセットリストで参照できるが、全30曲で、これまでリリースされた『ゆるゆり』関係の曲のほぼ全てが歌われた。さくひま*ひまさくの「よしなしOKI☆DOKI」だけは漏れてしまったが、デュエットソングは各デュオで一曲ずつだったので、これは仕方がないところだろう。

 ここから先は、順不同で細かい感想を書いていく。
 今回、特にデュエットソングが印象深かった。京子&綾乃の「Miracle Duet」、さくひま*ひまさくの「恋のダブルパンチ」、あかり&ちなつの「女と女のゆりゲーム」、京子&結衣の「パジャマ旅行」、それぞれの曲で歌われているキャラの関係性は、特別の衣装での生歌を聴く事で、より鮮烈な印象が頭に残った。中でも、「パジャマ旅行」が一番ツボに入った。しっとりと歌っているように見せかけておいて、最後に二人が寝る布団が用意されているあたりは笑ってしまった。
 各キャラのソロ曲は、以前に「七森中りさいたる」で歌われた曲に加えて、今回はカップリング曲も全て歌われた。どの曲も好かったが、ライブならではの仕掛け(?)が印象に残ったのは、あかりの「背景」だった。あの曲の「雑音であかりのセリフが聞こえない」と言う部分をどうやってライブで再現するかが気になっていたが、あかりのセリフパートになると、自然と観客から雑音(?)の声がわき上がってきて、しっかりとあかりのセリフを聞こえなくしいた。これは、ある意味で感動的ですらあった。セリフパートが終わった後、みかしーが「みんな、空気を読んでくれてありがとう!」と言っていたのも印象的だった。
 なお、今回は千歳役のあいなまさんが不在のため、千歳のキャラソンは歌われずじまいになるかと思っていたが、千鶴役の倉口桃さんが千歳のピンチヒッターとして登場して、千歳の持ち歌「あなたのシアワセ うちのシアワセ」の千鶴バージョン「姉のシアワセ わたしのシアワセ」を披露した。なかなか堂に入った歌いっぷりで、代役を堂々と果たしていたと思う。
 他に、サプライズゲストとしては、ガンボー役のグリリバさんが登場した(ただしセリフだけ)。女の子だらけのところに、男が出てきたらどうなるか、ぜひご本人にも登場していただきたかったものだ。ガンボーと言えば、なぜか戦闘員(セットリストによると「ガンボーズ」と言うらしい)が出てきて、身体をくねらせる謎の踊りを妙に長い時間をかけてやっていたが、後から思うと出演者の衣装替えとかの時間稼ぎだったのだろう。

 途中には、2期『ゆるゆり♪♪』の最新PVも公開されて、ますます2期への期待が高まり、またアンコールでは2期のオープニング主題歌「いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪」も歌われた。これは、まだPVでワンコーラスしか聴けない曲にもかかわらず、会場のコールがばっちり決まっていたのは、すごかった。

 アンコールも終わって完全にライブが終了して、ふと我に返って時計を見ると、16時25分。13時35分頃の開始だったので、予定の2時間より50分ほどオーバーした事になる。そもそも、単純に曲数から計算して、どう考えても2時間で収まるわけがない。
 さすがに3時間近くもぶっ通しで体力はかなり吸い取られたような気はするが、体感時間では3時間もたったとは全く思えず、それどころか2時間も過ぎていないようにしか思えなかった。楽しい時間は過ぎるのが早いというのを改めて実感したライブだった。

 そんなわけで、アニメ2期が始まる前の、1期の集大成の「お祭り」としてふさわしい、素晴らしいライブイベントだった。願わくば、今度はフルメンバー(もちろん、千鶴も千歳も二人とも参加で)でのライブをお願いしたいところだ。
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『謎の五月祭X』に行ってきた

 もう一週間以上経ってしまったが、5月19日に東京大学五月祭(学園祭)で開催された「謎の彼女X」講演会『謎の五月祭X』に行ってきた。

 放映中のアニメ版『謎の彼女X』のみならず、原作を読み切り版(単行本の第0話)から追っている者としては、見逃せないイベントだった。
 この日の前後に用事が入っており、スケジュール的には厳しい状況だったが、参加申し込みをしておいたところ、参加者多数のために行われた抽選(倍率2倍)に、運良く当選した。こうなると、私の分で一人参加できない人が出てしまうわけで、申し訳なくて欠席するわけには行かない。これは、天が「参加しろ」と背中を押してくれたのだと思い、ギリギリで参加を決意した。

 出演者は、渡辺歩監督、吉谷彩子さん、広橋涼さん、那須利治氏(原作の担当編集)、池田慎一氏(アニメ版プロデューサー)の5人。
 当日のトークの内容については、大まかには2ちゃんねるのスレへの書き込みがこちらにまとめられており、これをご覧いただければ事足りるが、特に個人的に印象が強かった事について、箇条書きで紹介しておく。


・渡辺監督と植芝先生とで、初めて会った時にサインの交換をした。
・渡辺監督:「スタッフは自分のテンションがあがる人とやりたい。自分にとっての最強の布陣を強いた」
・渡辺監督:「卜部のキャスティングについては、『生っぽさ』を重視した。吉谷さん本人も謎の人。」
・渡辺監督:「オープニングはどこかで観たような懐かしさを狙ったが、思っていたよりも爽やかになった。階段を上るシーンは「とてとて感」を大切にした。あそこは、植芝先生に捧げる気持ちで作った」


 こんなところか。なんだか、渡辺監督の発言ばかりになってしまった。

 なお、このイベントは第一部「『謎の彼女X』アニメ化までの道のり+第一話ライブコメンタリ」、第二部「『謎の彼女X』の魅力とは」の二部構成で進められて、第二部終了後には、質疑応答のコーナーがあった。
 事前に配られたチラシには、質疑応答の質問は30秒以内と書いてあったのだが、このような場所に来る人は作品に思い入れが強いせいか、質問もその答えもずいぶん長くなって、単なる質疑応答に留まらない「第三部」のような印象を受けた。
 質疑応答で特に印象深かったのは、「『帰ってきたドラえもん』からの渡辺監督のファン」という女性がいた事だ。私も対抗して「『おしゃべり切手』(渡辺監督の初コンテ作)からのファンです」と言ってみようかと思ってしまったが、残念ながら質問を思いつかなかった。知りたいと思っていた事は第一部と第二部で、ほぼ語られていた。
 そう言えば、参加者は空気を読んだのか、「なぜ主題歌は単品発売せずにBDの付属なんですか」と質問した人はいなかったな。最初の質問者は主題歌について語り始めたので、これはもしやと思ったら、質問は違う方向(主題歌と吉谷さん、どちらが先にあったのか)だった(回答:主題歌が先)。

 出演者の5人の方々の話はそれぞれ興味深かったが、中でも広橋さんのトークは面白かった。どうも、あの人が喋ると「広橋ワールド」が形成されるなあ。質疑応答で「今、面白いアニメは何ですか」の質問に『タイガーマスク』と答えたのは、さすがだと思ってしまった。


 個人的に少々残念だったのは、席が後ろの方だったので、たまに発言が聞こえにくかったのと、那須氏が持参されていた植芝先生のメッセージイラスト(スケッチブックに描かれたもの)が、よく見えなかった事だ。
 それでも、全体としてはスムースに進められて、いいイベントだったと思う。ちなみに、なぜ『謎の彼女X』を取り上げる事になったのかというと、このコンテンツゼミのスタッフが作品を好きだったから、との事。特に、東大だからどうこうと言う事ではなかったようだ。

 あと、嬉しかったのは、最後に行われたポスタープレゼントのジャンケン大会で勝利して、番宣ポスターを手に入れた事だ。こういったジャンケンで勝った試しがなかったので、嬉しかった。名古屋まで折り目を付けずに持って帰るのが、少々大変だったけど。
 とにかく、名古屋から日帰りで少々きつかったが、行ってよかったと思える内容だった。アニメは8話まで放映されて既に後半に入っているが、あのスタッフ・キャスト陣なら最後までいい作品にしてくれるだろう。今後にも、大いに期待したい。
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「アニメ コンテンツ エキスポ2012」の二日間

 藤子・F・不二雄ミュージアムを訪れた翌日には、幕張メッセで開催された「アニメ コンテンツ エキスポ2012」(ACE)に行ってきた。

 色々と気になった点はあったが、最初に全体の感想を書いてしまうと、正直なところステージイベント以外の展示等は印象が薄かった。二日合わせて三つのステージイベントが観られたのでそれなりに楽しめたが、もしステージイベントが一つも当たらずに展示だけを目当てに来ていたら、きっと物足りない気分で帰ったことだろうと思った。


 と、軽く苦言を呈したところで、あとは各日の感想を書いておく。

 まず、3/31の初日だが、この日は風がすごかった。いきなりACEの内容とは関係ないことを書いてしまったが、これが一番印象深かったのだから仕方がない。それだけ、この日の風(と言うか嵐)は凄まじかった。JR京葉線は半日にわたって運休していたし、会場の外に出た時には冗談抜きで吹き飛ばされると思ったくらい、凄まじい風がビュンビュン吹いていた。
 私は、昨晩から会場近辺のビジネスホテルに泊まっていたので問題なく会場入りすることが出来たが、京葉線が止まった影響で予定していた時刻に来られなかった人もいたようだ。そのせいか、入場待機列も予想していたほどには長くなく、列の最後尾に並んでから40分程で入場することが出来た。とにかく、風に翻弄された一日目だった。

 いざ入場してみると、なかなかの賑わいだったが、通路が通り抜けられないと言うほどでもなく、そこそこの混み具合だった。とりあえずは会場内を一回りして、チラシ等の無料配布物を貰ってみた。アニプレックスブースをはじめとして、企業ブースでイベントをやっているところがいくつかあったが、大部分は整理券を持った人しか観られず、板や暗幕などで外と隔離するタイプだったのは残念。整理券無しで誰でも観られたのは、スターチャイルドブースくらいか。
 会場を一回りした後、食事でエネルギーを補給しようと思ってフードコートへ行ってみたが、ここは180分待ちになっていたので、諦めてしまった。ACEについて色々と思うところはあるが、もし来年も開催するなら食事まわりはぜひ改善して欲しい。
 食事をひとまず諦めて一休みした後は、『謎の彼女X』トークショーへと向かった。このイベントは渡辺歩監督を目当てにして行ったのだが、監督の発言が少なかったのは残念だった。この手のイベントでは、どうしても声優がメインになってしまうのだろう。それでも、「自分が惚れ込んだ作品作りに関わることが出来るのは、冥利に尽きる」との発言が聞けたのはよかった。

 『謎の彼女X』ステージが終わった後は、次のステージまで3時間以上あったので、いったん会場を抜け出して海浜幕張駅前まで戻った。これが14時頃で、外は凄まじい強風が吹き荒れていた。少し雨が混じっていたので傘を差したかったが、それをすると本当に吹き飛ばされる恐れもあったので、雨に濡れながら歩くしかなかった。
 3時間あまりを駅前で潰したあと、「ACEスペシャルライブステージ」に参加するために、再び会場へと行った。さすがに、1,000人以上が入場するとなると大変なようで、入場列の形成にも時間がかかっていた。その待機列形成中に、光り物の禁止がスタッフから告げられて騒然となったが、これについては情報が錯綜した結果のようで、入場してから正式に取り消された。実際、ステージでの盛り上がりを考えると禁止は意味不明であり、撤回は当然の判断だったと思う。
 ぶっちゃけた話、このライブで演奏された曲の半分近くは知らなかったのだが、司会のよっぴーこと吉田尚記アナが上手く盛り上げていたので、知らない曲でもそれなりに楽しむことが出来た。個人的には、最初のプリキュアが現OP・EDの2曲だけだったのはちょっと残念だった。アイマスは2曲+アンコール1曲で優遇されていたが、その待遇も納得の盛り上がりだった。会場には、プロデューサーさんが相当たくさんいたようだ。
 そんなこんなで3時間近くにも及んだライブを、十分に楽しむことが出来た。あらためて、このステージチケットを譲ってくださった某さんには、感謝。ありがとうございました。


 4/1の二日目は、会場でケデラッタさんと合流して、まずは一緒にブース展示を見て廻ったりした。その後、この日は「ゆーいちのまんま2 ~竹達と花澤がデビューするわけがない~」ステージが当選していたので、これを観るために、昨日と同様に待機列へと向かった。
 この日は日曜日だったが、だからと言って特に展示が増えているわけでなく、ケデラッタさんといた時間の大半は、休憩コーナーでの雑談で潰すことになった。この日と前日との違いを挙げるなら、エイプリルフールの嘘ネタがいくつか仕込まれていたことくらいか。たとえば、アニプレックスブースではこんな感じ(↓)で、いくつかの嘘展示を見つけることが出来た。





 そして、私が「ゆーいちのまんま2」ステージを観ている間、ケデラッタさんはフードコートの列に並んで、『ひだまりスケッチ』にちなんだ「うめチャーハン」を確保してくださった。





 フードコートはこの日も2時間待ちとの事だったので、会場内での食事は諦めていたのだが、実際に並んでみると一時間ほどで買えたようだ。何はともあれ、ありがとうございました。


 と、言うわけで「うめチャーハン」を食べて一息ついたところで、私にとってのACEが終わった。
 全体の感想は最初に書いたとおりで、ステージイベントありきになってしまうのは問題だと思う。たとえば、両日のチケットを買って、ステージイベント観覧券が、いずれか一日しか当たらなかった場合、もう一日は時間の潰しようがなくて、券を無駄にせざるをえない可能性が高い。
 物販目当てであれば、もう少し色々と廻るべきブースもあったのだろうが、予算の都合で今回は物販はスルーと決めていた。今思えば、少しくらい何か買ってもよかったような気もするが。

 もし、来年もこのイベントが行われるのであれば、出展各社が展示内容について見直すか、またはチケット代をもっと安くして欲しいところだ。少なくとも、ステージ観覧抽選権のつかないチケットは、安くすべきだと思う。1,000円くらいが妥当なところか。
 ともあれ、Fミュージアム+ACE2日間と、盛りだくさんの三日間だった。さて、次の旅行も楽しいといいのだが。
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『ゆるゆり』ライブイベント「七森中☆りさいたる」に行ってきた

 10月30日、横浜BLITZで開催されたアニメ『ゆるゆり』ライブイベント「七森中☆りさいたる」昼の部に参加してきた。

 『ゆるゆり』と言う作品には、本放送中はそれほどはまっていたわけではなかった。はっきりと『ゆるゆり』にはまり始めたのは、アニメ放映終了頃に原作を読み始めてからだった。ためしにと言う気持ちでまず1巻を読んでみたらツボにはまって、気が付くと「原作読む→アニメを観返す」のループに入っており、テレビアニメでは久しぶりに、BDが欲しい・イベントに参加したいと思える作品になっていた。

 と言うわけで、ライブイベントにもぜひ参加したいと思い、今回は日帰りで参戦した。
 ちなみに、横浜BLITZに来たのは、2007年に開催された「超ひだまつり」以来、実に4年ぶりだ。あの時も、スタンディングでのライブだった。


 今回の感想としては、基本的には楽しくて、いいイベントだった。
 『ゆるゆり』のキャラクターソングはみなノリがよくてなかなかの名曲揃いな上に、参加者は皆コールの予習もバッチリで、人前で歌われたのが初めてとは思えないほど、どの曲も非常に盛り上がっていた。中でも、曲にコールがたっぷり仕込まれていた\アッカリーン/と京子、それに綾乃の歌は、会場の一体感が特に凄かった。実際、自分自身コールしていて非常に楽しかった。

 なお、出演者の皆さんは、当然のように七森中の制服で登場した。ミラクるんは別ですが。ごらく部メンバーはともかくとして、生徒会4人の制服姿は珍しいので、いい目の保養だった。
 曲の合間には生の掛け合いによるアニメの名場面再現コーナーもあり、この中ではあかり&ちなつによる第5話のキスシーン再現が色々な意味で面白かった。この二人の組み合わせになったせいか、始める前から「5話!5話!」とリクエストのコールまで起こっており、期待通りに5話のあのシーンが再現されて、会場のボルテージは最高に上がっていた。

 今回、本当に\アッカリーン/は愛されているのだなとあらためて思った。前述のキャラソンでの盛り上がりに加えて、エンディング主題歌「マイペースに行きましょう」で(一応の)終了後のアンコールも、普通に「アンコール、アンコール」ではなく、誰が先導したわけでもないのに自然と「アッカリーン、アッカリーン」のコールが会場中から沸いていた。
 ちなみに、アンコールで歌われたのは、ごらく部&生徒会の8人によるオープニング主題歌「ゆりゆららららゆるゆり大事件」。こういった普段と違うメンバーでの歌が聴けるのは、ライブならではの楽しみだろう。

 そして、最後には出演者一人一人によるあいさつ。JKバウムさんが完全に泣いていたのが非常に印象的だった。「ちょっと前まではただのJKだったのに…」と自分で言っていたのは、可笑しかった。
 他のごらく部メンバーも大なり小なり泣きが入っており、そんな中で上手く話をまとめて進行させていたあいなまさんは、さすがだった。ほぼ新人のごらく部メンバーは初々しくて、それはそれで可愛いのだが、やはりイベントで場数を踏んでいる人は違うな、と思わされた。
 あと、もしかしたらこのイベントで「アニメ2期決定」の発表もあるのではないかと期待していたのだが、残念ながらそれはなかった。さすがに放映が終わって2ヶ月弱では、まだ2期は決まらないか。
 とは言え、出演者のほとんどが、もう2期が決定しているかのような言い回しで「次があれば」「まだまだこれから」などと発言しており、2期実現の可能性はかなり高そうに感じた。原作のストックもすでにアニメ1クール分くらいはあるはずだから、2期には期待せずにいられない。

 今回のライブイベントは来年3月14日にBDが発売されるので、これは買わねばなるまい。問題は、昼の部・夜の部のどちらが収録されるのかだ。個人的には、もちろん自分が参加した昼の部を入れて欲しいが、どうなることだろうか。


 ところで、上の方で今回の感想は「基本的には楽しくて、いいイベントだった」と書いた。
 こういう微妙な書き方にしたのは、残念に思った部分もあったからだ。はっきり書いてしまうと、一部参加者に非常にマナーの悪い人がいたのだ。ごらく部メンバーが登場して最初の曲が始まった途端に、後ろから猛烈な勢いで割り込んできた一団がおり、押されて倒されてしまった。いくらスタンディングで決まった席がないとは言え、これはやり過ぎだと思った。
 気が付いたら最初と全然違う場所まで押されており、しかも眼鏡を落としてしまっていた。私にとって救いだったのは、その眼鏡を一緒にさがしてくれた人がいたことだ。おかげで、踏まれる前に眼鏡を発見することが出来て、その後はライブを楽しむことが出来た。これは、探してくださった方のおかげだ。非常識な人もいれば、親切な人もいる。当たり前のことかも知れないが、人の温かさに触れることも出来た。

 そんなわけで、今回のライブでは「スタンディングの怖さ」を嫌と言うほど味わい、いい勉強になった。実は、無理矢理に前に出ようとする人がいると言うことは事前に聞いてある程度は警戒していたのだが、思ったよりもはるかに激しくて対処できなかったのだ。次にスタンディングのライブに参加する時は、今回を教訓として活かしたい。
 ただ、『ゆるゆり』イベントに次があるなら、今度はもっと広いところで全指定席でやって欲しい。それだけのパワーはある作品だと思う。
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