7日発売の「チンプイ」DVD-BOXが、本日到着した。
昼過ぎに受け取ってから夜まで外出していたので、先程ようやく開封して一通り中身をチェックし終わった。さらに、その後にこの記事を書いたので、日付が変わってしまった。
このBOXは素直に「買って良かった」と言える内容で、いい意味で、昨年の「エスパー魔美」DVD-BOXと同じ会社が出したとは思えない出来だ。
ボックス外観
中身(ディスク&ブックレット)
まず、アニメ本編はOP+A・Bパート+次回予告を全話収録。さらに、第48話までのOPはアバンナレーションなしの本放送版になっている。当然の事ではあるが、今までテレ朝チャンネルの再放送では観らなかったのだ。そのため、どうも心の中にモヤモヤしたものがあったのだが、ようやくそれが解消された。
そして、映像特典も新番組予告・ノンクレジットOP/ED・アイキャッチ集・劇場版テレビ放映時のブリッジアニメなど、「入っていれば嬉しい」と思っていた内容は、ほぼ抑えられている。まあ、アイキャッチ集あたりはその気になれば自分で編集する事も出来るが、こうやって正規にソフト化されたものを観るのもまた面白い。
さらに、1枚丸々新規に作られたサントラCDは44トラック・50分41秒も収録された本格的な内容。正直言って、ここまできっちりとしたサントラになっているとは期待していなかったので、非常に得をした気分だ。
また、ジャケットイラストは、原作単行本のカバーイラストを元にした描き下ろし。原作とアニメが融合した感じで絵のタッチもアニメ本編と違和感はなく、なかなかいい。なお、DVDジャケット5枚に対して、原作は全4巻。残り1枚はどうするのかと思っていたら、「願いごとかなえ券」の扉絵を元にした絵になっていた。なるほど。
実を言うと、今回のBOX購入は、ギリギリまで迷っていた。全話の次回予告とサントラCDの収録が発表された時点で買う気持ちは9割方固まっていたのだが、それでも「魔美」BOXの件があったため疑心暗鬼になってしまっており、ネットで入手したフライング購入者からの情報で判断して、公式発売日の一日前に当たる12月6日にようやく注文した。予約特典のどんぶりは付かなかったが、これには全くこだわっていないので、問題はない。
私にとって、好きなアニメ、特に1980年代までに本放送で観た作品のDVD-BOXは、思い出の詰まったタイムカプセルのようなものだと思っている。だから、できるだけ本放送当時に夢中になって観ていた時とおなじ構成で収録して欲しいのだ。
「チンプイ」は1989年11月開始なので、「1980年代までに本放送で観た作品」と定義するとギリギリ入るか入らないかになってしまうが、それはともかくとして、今回のBOXは期待に応えてくれただけでなく、それを上回る充実した内容で、本当に嬉しい。
まあ、あえて気になった点を挙げるとすれば、ドラえもん&のび太との共演ブリッジアニメが未収録だった事くらいか。ブックレットにシリーズ構成・桶谷顕氏のインタビューが載ってないのは非常に残念だが、こればかりはどうしようもない。ともかく、DVD-BOX制作担当者の方には、素晴らしいBOXをありがとうと言わせていただきたい。
それに、エスパー魔美」BOXを購入された方々にも、ぜひお礼を言いたい気持ちだ。「魔美」がそれなりに売れたからこそ「チンプイ」につながったのだろうし、今回のBOXがしっかりした内容になったのは「魔美」での反省点を活かしたのだろう。いずれにせよ「魔美」BOXを購入した上でメーカーに要望を出してくださった方々のお陰だ。私もこのブログで色々書いたが、所詮は未購入者なので、あまり説得力はない。
以下、余談。発売前の情報で「OPの著作権利表記が一部差しかえられる」と言う話を聞いたが、確認した限りでは変更点は見あたらない。可能性があるとすれば「中央公論社→中央公論新社」「ASATSU→ASATSU-DK」あたりかと予想していたが、両方とも元のままだ。
もちろん、原作者表記は本放送第1話から「藤子・F・不二雄」なので、こちらも差しかえのあるはずがない。この情報は、いったい何だったのか。やむを得ない事態が発生した時を想定して、先手を打っておいたのだろうか。結局変更はなかったのだからどうでもいいのだが、ちょっと気になってしまう。
あと、今回のBOX発売で、「ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!」とカップリングで出ていた劇場版DVDの立場がなくなってしまった気がする。今後「ドラミちゃん」目当てで買う人がどのくらいいるのだろうか。
(追記)
劇場版については、MISTTIMES.com Blogにて重大な指摘がされているので、ご覧頂きたい。
昼過ぎに受け取ってから夜まで外出していたので、先程ようやく開封して一通り中身をチェックし終わった。さらに、その後にこの記事を書いたので、日付が変わってしまった。
このBOXは素直に「買って良かった」と言える内容で、いい意味で、昨年の「エスパー魔美」DVD-BOXと同じ会社が出したとは思えない出来だ。
ボックス外観
中身(ディスク&ブックレット)
まず、アニメ本編はOP+A・Bパート+次回予告を全話収録。さらに、第48話までのOPはアバンナレーションなしの本放送版になっている。当然の事ではあるが、今までテレ朝チャンネルの再放送では観らなかったのだ。そのため、どうも心の中にモヤモヤしたものがあったのだが、ようやくそれが解消された。
そして、映像特典も新番組予告・ノンクレジットOP/ED・アイキャッチ集・劇場版テレビ放映時のブリッジアニメなど、「入っていれば嬉しい」と思っていた内容は、ほぼ抑えられている。まあ、アイキャッチ集あたりはその気になれば自分で編集する事も出来るが、こうやって正規にソフト化されたものを観るのもまた面白い。
さらに、1枚丸々新規に作られたサントラCDは44トラック・50分41秒も収録された本格的な内容。正直言って、ここまできっちりとしたサントラになっているとは期待していなかったので、非常に得をした気分だ。
また、ジャケットイラストは、原作単行本のカバーイラストを元にした描き下ろし。原作とアニメが融合した感じで絵のタッチもアニメ本編と違和感はなく、なかなかいい。なお、DVDジャケット5枚に対して、原作は全4巻。残り1枚はどうするのかと思っていたら、「願いごとかなえ券」の扉絵を元にした絵になっていた。なるほど。
実を言うと、今回のBOX購入は、ギリギリまで迷っていた。全話の次回予告とサントラCDの収録が発表された時点で買う気持ちは9割方固まっていたのだが、それでも「魔美」BOXの件があったため疑心暗鬼になってしまっており、ネットで入手したフライング購入者からの情報で判断して、公式発売日の一日前に当たる12月6日にようやく注文した。予約特典のどんぶりは付かなかったが、これには全くこだわっていないので、問題はない。
私にとって、好きなアニメ、特に1980年代までに本放送で観た作品のDVD-BOXは、思い出の詰まったタイムカプセルのようなものだと思っている。だから、できるだけ本放送当時に夢中になって観ていた時とおなじ構成で収録して欲しいのだ。
「チンプイ」は1989年11月開始なので、「1980年代までに本放送で観た作品」と定義するとギリギリ入るか入らないかになってしまうが、それはともかくとして、今回のBOXは期待に応えてくれただけでなく、それを上回る充実した内容で、本当に嬉しい。
まあ、あえて気になった点を挙げるとすれば、ドラえもん&のび太との共演ブリッジアニメが未収録だった事くらいか。ブックレットにシリーズ構成・桶谷顕氏のインタビューが載ってないのは非常に残念だが、こればかりはどうしようもない。ともかく、DVD-BOX制作担当者の方には、素晴らしいBOXをありがとうと言わせていただきたい。
それに、エスパー魔美」BOXを購入された方々にも、ぜひお礼を言いたい気持ちだ。「魔美」がそれなりに売れたからこそ「チンプイ」につながったのだろうし、今回のBOXがしっかりした内容になったのは「魔美」での反省点を活かしたのだろう。いずれにせよ「魔美」BOXを購入した上でメーカーに要望を出してくださった方々のお陰だ。私もこのブログで色々書いたが、所詮は未購入者なので、あまり説得力はない。
以下、余談。発売前の情報で「OPの著作権利表記が一部差しかえられる」と言う話を聞いたが、確認した限りでは変更点は見あたらない。可能性があるとすれば「中央公論社→中央公論新社」「ASATSU→ASATSU-DK」あたりかと予想していたが、両方とも元のままだ。
もちろん、原作者表記は本放送第1話から「藤子・F・不二雄」なので、こちらも差しかえのあるはずがない。この情報は、いったい何だったのか。やむを得ない事態が発生した時を想定して、先手を打っておいたのだろうか。結局変更はなかったのだからどうでもいいのだが、ちょっと気になってしまう。
あと、今回のBOX発売で、「ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!」とカップリングで出ていた劇場版DVDの立場がなくなってしまった気がする。今後「ドラミちゃん」目当てで買う人がどのくらいいるのだろうか。
(追記)
劇場版については、MISTTIMES.com Blogにて重大な指摘がされているので、ご覧頂きたい。