はなバルーンblog

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「鬼太郎」第5作、東海テレビも同時ネット

2007-03-15 23:37:57 | 水木しげる
 タイトルの通り、4月から放映が始まる「ゲゲゲの鬼太郎」第5作は、東海地区の東海テレビでもキー局のフジテレビと同じく4月1日(日曜日)朝9時からの放映となる事が、本日発売の「TV Japan」によって判明した。
 個人的には、春のテレビ改編ではこれが一番のサプライズだ。


 東海テレビ日曜朝9時の時間帯は、昔からずっとローカル枠扱いで、私が記憶する限りでは少なくとも1980年代には既に自局制作のローカル番組や、アニメの再放送などを行っていた。さらに、9時台だけではなく10時台もローカル番組「てれび博物館」が放送されていたために「笑っていいとも!増刊号」が一週遅れで10時30分から放送されていた時期もあった(現在は同時ネットに移行)くらいだ。

 だから、「ゲゲゲの鬼太郎」第5作が日曜9時の枠に決まった時は、現在放映中の「デジモンセイバーズ」と同じく5日遅れで金曜16時になるとばかり思っていて、このブログでもその事は何度も書いた。
 フジテレビ日曜9時の枠は、1993年の「蒼き伝説シュート!」以降、東映アニメーション制作のアニメが続いているが、東海テレビでは、ほとんどの作品が金曜16時の放送だった。それどころか、アニメ枠以前の「東映不思議コメディーシリーズ」時代も、金曜16時もしくは金曜7時30分の再放送枠を行ったり来たりしていたのだ。「とりあえずスポンサーが付くから放送しておけ」と、空いている再放送枠に適当に入れたとしか思えない扱いだった。
 例外は「デジモンアドベンチャー02」で、日曜朝9時30分枠で一週遅れと言うフジテレビの編成に準じる形だった。この時は、この時間帯のローカルスポンサーだったアンディコのCMをOP開始前のスポット扱いで入れるなど、編成に苦心しつつもあえてこの枠に持ってきたらしい事が伺えた。
 これが続けば、この時間帯のアニメ事情も変わっていたのかもしれないが、前述の「笑っていいとも!増刊号」同時ネット化に伴い「てれび博物館」が9時30分枠に移動したため、アニメ枠は金曜16時に戻ってしまったのだ。結局、この時間帯はあくまでローカル番組重視だったようだ。


 このような長年にわたる経緯があったため、今回「ゲゲゲの鬼太郎」が同時ネットになると知って、喜ぶ以前に驚いている。
 しかも、現在放映している「さんまのまんま」を全く別の時間帯に移すのではなく、9時30分からのローカル番組「おでかけ!パレット」を3月いっぱいで終了させて「さんまのまんま」を30分スライドさせると言うのだから、更に驚きだ。まさか東海テレビが自局制作番組よりも「鬼太郎」を優先させるとは、全く予想できなかった。

 ともかく、1988年の第3作放映終了から19年ぶりにキー局と同時ネットで「鬼太郎」の新作が観られるわけだ。前回の第4作で放映枠と遅れに泣かされていただけに、非常に嬉しい。金曜16時とは違って、リアルタイムで観られる時間帯なのもいい。
 まあ、現状では日曜朝はなかなか起きる事が出来ず、「マイメロ」すら最近は毎回録画で観ているくらいなので、「鬼太郎」も毎回きちんと起きて観る自信はないが、放映第1回だけでも絶対にリアルタイムでで観たい。



(3/16追記)

 本日放送の「デジモンセイバーズ」で、「鬼太郎」の予告が流れた。
 BGMは、お馴染みのOPテーマ曲をアレンジした物で、一安心。やはり「鬼太郎」は、この曲でなくては。肝心の鬼太郎の声は、コナンにしか聞こえない。観ているうちに鬼太郎としてしっくりくるといいのだが。目玉親父の「行くぞ、鬼太郎!」は、ちょっと苦しそうに感じた。まあ、8秒しかない予告なので、もうちょっと長い映像を観ないと、何とも言えないか。
 そして、放映日時はしっかり「4月1日(日)あさ9時スタート!!」と出ていた。フジテレビ出しではなく、東海テレビが常用しているフォントによるテロップなので、同時ネットは完全に確定したと言える。4月1日が楽しみだ。