遅れてきた2006年11月新番組感想

 久しぶりに、一週間以上もブログの更新が止まってしまった。
 そもそも、「ドラちゃんのおへや」の更新準備に集中していたので、どっちみちブログの更新頻度は落とすつもりだったのだが、それでも少しは何か書く気があった。それが、先週に風邪を引いて二日ほど寝込んでしまったため「ドラちゃんのおへや」更新は予定から二日遅れて、さらにブログも止まってしまったのだ。
 普段は流行に疎いくせに、このような乗らなくてもいい流行には乗ってしまうあたり、自分が情けない。


 そんな訳で久しぶりの更新となってしまった。今回は、11月に視聴開始したアニメの感想を書いておく。10月開始の新番組の感想までは書けなかったので、せめて本数の少ない11月分だけでも、きちんと取り上げたい。



奏光のストレイン(WOWOWノンスクランブル、11/1スタート)

 5話まで視聴済。スタジオファンタジアの新作なので、放映開始前はお気楽な美少女ロボットアニメだとばかり思っていた。まさか、ここまで重い話になるとは。主人公がいじめや嫌がらせを受け続ける展開も、名前が「セーラ」だと、何となく納得してしまう。元祖小公女のセーラとは違って、こちらは本人の態度にも大いに問題はあると思うが。
 これだけ重い作品だからこそ、藤田まり子デザインのキャラクターを見ていると、何となく落ち着く。少し前に、別人の絵による偽(?)エンジェル隊を見せられた後だけに、余計に藤田キャラを心地よく感じてしまうのだろうか。
 話は重いが、先の展開は非常に気になる。特に、セーラの兄があんな事になってしまった理由は何なのか。どうも、女が絡んでいるらしい描写があるが、あまり安易な展開には逃げて欲しくない。



RED GARDEN(AT-X、11/17スタート)

 第2話まで視聴。今のところ、はっきり言って世界観やキャラクターは、よくつかめない。あの4人が「死んでいる」と言うのはどういう事なのか。襲ってくる敵は何者で、何のために戦っているのか。
 それらを知るために、公式サイト等を見て回ってもいいのだが、何しろAT-Xは一ヶ月半遅れなので、ヘタに情報を集めると、今後待ち受けている展開を先に知ってしまう事になりかねない。とりあえず、しっかりと本編を観続けるとしよう。
 それにしても、今回のキャラデザインは、かなりアクの強い感じがする。アニメ本編で動いていると、それほどでもないのだが、提供バック絵はかなり濃い顔だ。とは言え、嫌いな絵柄ではないので、そのうちに慣れるだろう。



らぶドル LOVELY IDOL(名古屋テレビ、11/17スタート)

 第3話まで視聴。どう見てもネタアニメだ。第1話Aパートでコンサートが続いた時は、どうしようかと思ってしまった。しかも、延々とコンサート場面を見せておきながら、主役は彼女たちではないのだから、人を食った話だ。
 さらに、第3話では無理矢理に瑞樹を引き込んで、前座でいきなり6人で登場。この強引さは「ラブゲッCHU ミラクル声優白書」のsister×sistersデビューを思い出した。他の5人はともかく、なんで瑞樹まであの歌を歌えるのだろう。深くは考えずに、頭をからっぽにして観るべきか。
 第2話までは、一体瑞樹をどうやってメンバーに加入させるのだろうと思っていたが、まさかこう来るとは予想外だった。今後も、予想の斜め上を行くような展開を期待したい。



 以上3本、とりあえず全て観続ける予定。これで、東海地区でもようやく2006年秋の新番組が出揃った。

 ところで、現在AT-Xで月一回放映中の「ProjectBLUE 地球SOS」が、1月から地上波でも放映される。
 この作品は1話が45分で、しかもちょうど半分で一区切り(後半パートへの引きが、そのまま次回への引きに使える)となる作りなので、30分枠でも放映できるように配慮しているのだろうとは思っていたが、こんなに早く地上波に降りるとは予想外だった。やはり、CSのみのアニメはセールスが苦しいのか。AT-Xのありがたみが薄れてしまうので、春までは我慢して欲しかった。
 ちなみに、私は4話まで観たが、3話から敵宇宙人の攻撃が本格化してきて、さらにその姿も明らかになり、話が盛り上がって面白くなってきた。次の週末に、5・6話を一気に観る予定だ。
 だから、私にとって地上波版は本来観なくてもいいはずなのだが、放映フォーマットがどうなるのか気になるし、もし新たな次回予告が作られるのであれば、それも捕獲したい。とりあえず、第1話はチェックするつもりだ。
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