ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

知恵熱かな?

2010-04-14 12:09:09 | Weblog

 

 

     

病愛子(やみあやしイクラ散らしたさくら寿司

 幼稚園から帰ってきた、孫の椋一兄ちゃんが38度の発熱となる。咳は出ないし、鼻も出さないそれに元気だ。ママいわく幼稚園にしらない新入生が入ったり、好きだった友達が組み換えとなり、子供なりに気が使った知恵熱ではないかと予測し、様子見で1~2日休ませるとのこと、爺としては少し甘いのではと思うが、口にはしなかった。オサンドン係長の爺は、椋一君に元気が出ることを願って、夕飯に彼の大好きなイクラと卵焼きを散らしたチラシ寿司にした。椋一君はにっこり「爺ありがとう」と、この孫の一言がうれしい。季語にこまり、勝手にチラシ寿司をさくら寿司と命名した。

 


陽気乱れる

2010-04-13 14:33:00 | Weblog

 

 荒れ気候さくらの蕾まどふかな

最近暖かいので私どもの街で一番に色を付けるソメイヨシノが、いよいよ蕾がほころび始めたと思いきや、翌日寒くなる。今年の春は寒暖の差が大きい。こんな年は桜の花の開花時期が例年に無く長いと伝えられている。 長く楽しめるかなと勝手に思っていまが、花たちは戸惑っているだろう。寒暖の差が激しいので体調に気をつけなければと思うこの頃です。


忘れっぽくて

2010-04-12 12:12:29 | Weblog

たんぽぽや誰か訪ねて来るはずに

正義

たんぽぽは野に生(あ)れ 星は空に生(あ)

斎藤恵子

                    斎藤さんの佳句と雲泥の差を感ずる

 今朝から、今日は誰かと逢う約束したような気がしてならないが、誰だか思い出せなく、頭の中がもやもやしています。いまだに相手から連絡がないということは、今日ではないかもしれない。そのうちに思い出すだろう。「アルツハイマー」の前兆かな?。予定は全て携帯に入れておいて、時間がきたらアラームが鳴るようにしているのだが、記録するのを忘れてはどうしようもない。


黄水仙

2010-04-09 09:59:32 | Weblog

 

 急ぎ足ほほ笑みかける黄水仙

黄水仙すぐに笑顔をとりもどす

 

先日、長野の「俳句教室」に行くのに汽車の時間がないため駅前の歩道を急ぎ足で歩いておりますと、足元に、きれいに咲き誇った黄水仙が目に留まった。私は時間がないのに足を止めてしまった。黄水仙の花弁を良く観察するとほほ笑みかけてくれているように見えた。出かけるとき、家内とささやかのことから口論し合ったのだが、この黄水仙に逢い不機嫌が吹っ飛んでしまった。その上、今日の俳句教室が上手くいきそうな気がしてきました。


雪解川

2010-04-08 17:55:25 | Weblog

 

故里の山を破いて雪解川

 

正義

雪解けの水のかたまり滾るかな
正義

雪解水田に澄めば田の唄ふごと

「岳」主宰宮坂静生先生

歩くコースに<皿川>という普段は静かなせせらぎですが、今は、他の音が聞こえなかのようにゴーゴーと怒っているように音を立てて流れている川がある。近い山々の雪解けの水が集まって千曲川に注ぐ支流だ。何年か前に大きな被害があったためか護岸工事が進み、この川もコンクリート化してしまったが一部自然体の部分があるので何か落ち着いた感がある川です。


草萌える

2010-04-06 19:46:36 | Weblog

草萌えて遠くに見ゆる青畳

このところの北信州は寒い日と汗ばむような暖かい日が交互に続きますが、自然界のリズムは確実に春めいてきています。南の国では、さくら情報が賑やかですが、こちらはまだまだといった状況です。歩くたびに、春の句材がないか「きょろきょろ」しておりますが、試練のたりなさか、なかなか見つからないでおります。些細なことに気が付き、どことなく、暮らしのリズムが感じられる句を作りたいと常々思いますが、なかなか上手くいかない日々です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


俳句教室の兼題 黄砂、霾(つちふる)黄砂の別名

2010-04-05 17:57:59 | Weblog

 

黄砂舞ふ平和の使者のごとくあり

コップ酒花の一輪あそび来る

 

本日の俳句教室の兼題は「黄砂・霾・桜」でした。上の私の句は準特選でしたが、句集「岳」の長野支部長であり、私ども教室の世話役をして頂いている「小林忠男」さんは特選句に選ばれる常連です。何時も感心させられているばかり。本日の句会で特選句に選ばれた小林先輩の二句を紹介します。

山羊の子に掌の水霾(よな)ぐもり  面舵や岬の桜しるべとす

 

 

 

 

 


ファミリーレストラン

2010-04-04 17:03:16 | Weblog

啓蟄や客を束ねるレストラン

久しぶりに一家で入ったファミレスは、不景気が何処吹く風のように沢山のお客さんで埋まっていた。人々はぽかぽか陽気になると、冬眠から覚めたかのように、外へ出たくなるのだろう。どんなお店もそうであるように客が客を呼ぶのだろうか、すぐそばのレストランを覗いて思う。それぞれの経営のし方が在ると思うが、格差はこんなところにも在るのだろうと思った。


北国の春

2010-04-03 17:41:21 | Weblog

 

鞦韆や解き放たれず如きかな

児らのまつふらここ今日も欠伸する

北国の春は遅い、なぜだか、ことをなすテンポも遅いような気がしてならない。今、子供達は春休み「ぶらんこ」を漕ぎたい児らがいるだろうにと思うと複雑な思いとなった。今日の「NHK」の俳句王国で「ぶらんこ」の兼題で「金子兜太」先生が主宰となってなかなかの佳句が生まれていた。私も早速「ぶらんこ」[ふらここ」「鞦韆」いずれかで句を作りたくなり裏の遊園地で子供たちが「ぶらんこ」に乗ってはしないかと期待してカメラを持って出かけましたが、写真のような状態でした。


  

 

 


燕の巣つくりお断り

2010-04-02 09:42:21 | Weblog

つばめ来る一言詫びて別れけり

裏の和菓子屋の車庫の天井の蛍光灯に、毎年燕が巣をかけシーズン二回に渡って子育てをしている。御主人いわく、可愛そうだけど、今年から巣を造らせないようにしているとのこと、燕が来ると車庫のシャッターが開けっぱなしとなり大切なものがおけない上、毎日車の上の燕の糞の掃除が大変のようだ。私は「燕が来る家は縁起がいいですよ、家なんかすぐ裏なのに巣をかけてくれない」と言っていましたが、長い間の和菓子屋の主人の目に見えない御苦労が理解出来た。主人は巣のない車庫で2晩ほど燕が泊っていたよと、さびしそうな顔で一人ごとを言っていた。私は何も言う言葉がなかった。

 

 


やわらかな東風

2010-04-02 02:58:37 | Weblog

宥むるや東風ほよほよと幟ばた

昨日は暖かいゆるゆるととした東風が吹くさわやかな日となった。歩く歩く、足も軽く体調がすこぶる上々、ありがたい、そのうえ何か良いことあったかさなかではないが、やはり春は良い。厳しい冬を乗り越えた者のみが知る解放感だろう。


歩く

2010-04-01 13:28:20 | Weblog

四粁を歩いてたけし竹の秋

天候が許せば4キロは歩くことにしている。「継続は力なり」と言いますが脳梗塞を患い11年と3ヶ月、再発が心配の毎日です。今では歩くことが 再発防止の大切な一因だと思っています。「竹の秋」を季語にしましたが秋がつきますので「秋」の季語だと思っておりましたが、歳時記には<春先になると、竹は前年から蓄えた養分を地下の筍に送るため葉が黄ばんだ状態になる。これを他の植物の秋枯れになぞらえて竹の秋という>とあった。