月追へば心を照らす星明り
今度の九月二十四日の俳句教室の兼題は「月と星」です。二つとも昔から良く詠われている兼題ですので、類似句、類想句はどうしても出来てしまう、注意しても避けがたいものである。自分で作句する 、作句でも互選でも、類似句を避けるにはできるだけ多くの秀れた句を覚えているに越したこと.はないと常々思うのだが・・・・・」私は今日、何時も句の捌きに御骨折りをいただいています、同期の利之さんにメールで投句を済ましましたが、ハガキでの掲出だと、後から推敲の出来た良い句が出来ても諦めることが出来ますが、メールだと、期間内であれば簡単にメールし直すことが出来るため、なおのこと推敲を重ね、何回もメールしてかえって利之さんに迷惑をかけてしまう。今回は細心の注意を払いましたが、あれもこれもと悩み思案して三回も訂正した投句となってしまった。
(1) 隣家の屋根上昇る月凉し
(2) 露天風呂妻のうなじに星明り
(3) 名月やすべて見透かす吾こころ