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ときめきの日々を過ごしたい

秋風を切るように百円バスが走る

2012-09-13 12:48:51 | Weblog

 

主役なる百円バスや秋の風 

 

 長野駅前から100円で市内一周するバス「ぐるりん号」が大変便利である。前々会の俳句教室の後、時間が自由にありましたので、善光寺にお参りすることにした。丁度駅前に「ぐるりん号」止まったので躊躇することなくバスに乗った。この「ぐるりん号」は長野電鉄との提携ですが、たった100円では勿論大赤字だと思いますが、その赤字は長野市が負担しているそうだ。私共の街にも格安の市民バスがありますが、交通手段のない、お年寄り初め弱者には大変重宝がられている。長女の住んでいると東京は小金井市でも市民バスが走っている。こんなとこを見ると大変良い世の中である。私は善光寺前で降りて仁王門までの石畳の道を歩いた。ちょっと前に通り雨が降ったのか石畳が水を打ったように濡れていた。石畳にある老舗蕎麦屋さんの前に「新蕎麦」の幟が秋風にゆっくりと揺れていた。蕎麦屋さんの前で偶然にも次回の兼題「秋の食べ物」を思い出し、「新蕎麦や雨の沁みゐる石畳」の俳句が出来た。蕎麦屋さんの写真をと思いましたが、残念なことにうっかりしていて、コンパクトデジカメの電地が切れて撮ることがを出来なかった。