銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

秋の遠出

2009-10-12 19:11:54 | 日記
意を決して9時過ぎにバスで出発。水戸発10:04の水戸線小山行き。天候はもうこれ以上ない、というくらい良く晴れて、絶好の行楽日和。年甲斐も無く運転席のすぐ後ろに突っ立ち、汽車に同化するようにして旅を満喫する。小山駅の乗り継ぎはだいぶスムーズになっていて、足早に8番線ホームへ急ぐが、残念ながら湘南色の115系ではない。さて、ここからは駅にして4つ、通勤程度の道行きであるが、降り立ったホームはローカルムード満点。駅舎後方に聳える奇岩もなかなかのもの。そこからてくてく歩く。まず踏み切りを渡る。一旦停止をしない車目当ての軽パトが目立たないように脇に停車しているが、そんな事情にはお構いなく目的地を聞く。旧道にぶつかったら左折、そのあと、あれどこだっけな、そこを右折。要領を得ないがしょうがない、先に進む。旧道の信号左折まではよかったが、その先はホントわからない。安売りで有名な衣料品店やらなんやらが並ぶ、典型的な田舎の街道筋であるが、右前方に小山が見えているだけ。さりとて昼時なので、道路左側にあるコンビニの手前のいかにも食堂というたたずまいの店の暖簾をくぐる。地元のおっさんが昼からジョッキやらコップ酒やらで出来上がっている。テレビでは100歳に近いバア様が喉自慢で鐘を鳴らしている。とりあえず野菜炒め定食をかきこんで、道を尋ねる。どうやら先ほどの小山の向こう側と判明、あと5分程というところか。やれやれ

お導き

2009-10-10 20:27:24 | 日記
anchored in love / the carter family
the most popular guitar / chet atkins
down home / (same)

カミサンの親戚にご不幸があって、隣町のホールへ。ドライバーの私は式が執り行われる間、近くの古書店で暇つぶし。しかし、ありえない品揃えのその店で以上の購入が発生した、という訳。カーター・ファミリーの方は1927年から1928年にかけてビクターへ録音したものだが(うちにある音源では最も古いものとなった)、3曲目のwildwood flowerは先日入手したマイク・シーガーがそのCDの冒頭で披露しているもの。マイクはまさにこの録音に準拠して演奏した、とライナーに書いている。一方、チェット・アトキンスであるが、一週間前に入手した教則本にその譜例がふたつ示されている、どうやらこれもギタリスト必携のアイテムらしぞ。このような短期間にかように事物に連鎖が成立してしまうのを、お導きと言わずして何と言おうか。ギターは私の道、マイ・ロードなのだ!問題は不慮の支出により、明日の旅費が危ぶまれること、たったそれだけ。

キタッーヽ(^o^)丿

2009-10-09 12:38:24 | 日記
あれ、あのノマなんとかって、どうやって出すんだ?いつも息子の書いたやつ、見てるんだけどな。というわけで、きょうは第一皇子と第二皇子の誕生日です。22年前のこの時刻には、まだお目見えしてませんでした。
ま、それはそんだけ。昨日は3時間くらい、がむしゃらにギターと格闘して、996ジグ最後1/4の指振りをやってました。第三皇子が向こうの部屋で寝こけてるのをいいことに、バーボンをコップに三杯(ショットグラスは母屋に置いてきちゃったんで)。つまみのピーナツがだんだん指先で掴めなくなってきて、イライラするんですよ。疲労してくるのかな。作業は、バッハお得意の決めフレーズに先に振っちゃって、そこに持ってけるよう前の方を順に振っていきます。やってるうちに開かない指が開くようになるんで、最初ボツにしていた振りを復活させたり。だから消しゴムは必需品。しかし、こんな練習ばっかやってると、生来弱いリズム感がいよいよグズグズになっちゃうので、これはこれとして週末は基礎練・・

遠方より来たり

2009-10-08 12:30:35 | 日記
何かと「やって来る」ものの多い今年の秋だとは思っていたが、まさか過去の方角から演奏会告知メールが届くとは?こ、この見覚えのある件名は!と、ときめく胸を押さえられません。差出人は誰あろう、第2次duo halcyonの相方。返事を書いたら早速レスが来て、ブログ書いてるけど見つけられるかしら?とあるので(そういう風に読めてしまうバカな私)、必死で検索しました。ようやく辿り着いてみると、ここ2、3年の悪戦苦闘の日々が綴られており、昔のウェブサイトの中身とオーバーラップするそこここに、こちらも色々と感情移入してしまうのでした。最近は落ち着いてきて、来月にヴィオラ主体のバロック・アンサンブルを披露するそうですが、アンコールには998のアレグロなど、いかがでしょう。

今年、何枚め?

2009-10-07 20:14:14 | 日記
情けなくも息子に頼んで、海外から取り寄せた盤が届いた。思いのほか、早かったな。

mike seeger / early southern guitar sounds (2007)   smithsonian folkways40157

少し前のウィークエンド・サンシャインで追悼特集が組まれたマイク・シーガー(PPMのピート・シーガーのご兄弟だそうです)の、これは2007年録音なのかしらん。19世紀後半から20世紀初頭の、Southernはアメリカ南部のことかな、それともアパラチア山脈に関係があるのか、すいません、その辺はこれから読むつもりなんですけど、とにかくそんな時代と地理的背景を持つ、それはほのぼのとしたギター・ソロが耳に残って、手に入れました。もお、これは是非是非、弾いてみたい、お近づきになりたい、という、すけべ心満載です。シーガーとも深い関わりがあって、こちらもいっしょに入手しようとしたElizabeth Cottonは、お目当て盤が手頃な位置になく、ちょっとお預けとなりました。ま、時間の問題ですが。それはそれとして、さて私はどこに行くんでしょう?きょうは久しぶりに423を聴こえた?ような気もします。


節操のないヤツ

2009-10-05 12:28:20 | 日記
すいません、第3皇子にパソコンを乗っ取られたいま、土日の更新は出来んのです。でその土日、グータラ会社員は何をやってたのかと言うと、意味のないワーカホリックに苛まれながら、ギターを触っていたのでした。しかし、みなさん、バーボンのお好きな方には特に言っておくけど、すぐ横のコーナーにカナディアン・ウィスキーの安いヤツがあったからって、そっちに手を出すのは止めた方がいいよ。失礼しました、ギターの話でしたっけね。私はいま、BWV.996 ジグの一人掛け合いに夢中なのさ、っていきなり第3皇子の運転で母親とジャスコ@内原に買い物に行くことになり、本屋で2007年に発行されたアコギの本を見つけてしまったのさ。高度な内容とお見受けしたが、ブルーズ初心者のページがあるのと、教則DVDのリストが掲載されてるので、ついフラフラとありったけの2,000円+消費税をはたいて買ってしまったのさ。これがかな~り手強いので、うんうん唸りながらサムピックつけてゴリゴリ弾いてます。バッハはその合間に息抜きに弾くよう、シフトされてしまった。哀れ