John Renbourn の the lady and the unicorn 、押絃や声部の弾き分けがだいぶ出来てきたのでレコード(CDだけど)に合わせてやってみたら、何とバスパートに弾いてない音があった。譜例で第1小節四拍目のド(下)である。同曲は愛好家の間に出回ってる譜面があって自分もそれを弄り回してやってたが、結局の所それにチュージツだった訳でオリジナル(つまり Renbourn の演奏)との突合をサボッたツケと云うことだ。さてそうなると譜に併記されたTAB譜もいささか怪しいことになってきた。(A)は原譜に採譜した一音を加えたもの、(B)はそれに対しフィンガリングを最適化してみた。開放絃をどの位ミクスチャするかが一つのカギである、全体にくぐもった響きにすべく、その使用は抑え気味というのが私の印象。
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