カタカナ語話すロボット霾れり 佐藤時子
カタカナ語とは、外来語や英語のカタカナ表記らしいが、最近は特に増えているような気がする。「尊敬」が「リスペクト」となると、直接的な言葉の意味が薄らいでしまう気がするが、それだけ人と人との関係が希薄になっているのが現実なのかもしれない。さて、掲句にも「カタカタ語」があるが、この場合のカタカナ語は、一字一字区切って話すロボットの話し方を指している思われる。配された季語は、「霾れリ」。カタカナ文化に、「霾れリ」の漢字は何と複雑で難しいことか・・・。「滝」5月号〈滝集〉より抄出。(Midori)
カタカナ語とは、外来語や英語のカタカナ表記らしいが、最近は特に増えているような気がする。「尊敬」が「リスペクト」となると、直接的な言葉の意味が薄らいでしまう気がするが、それだけ人と人との関係が希薄になっているのが現実なのかもしれない。さて、掲句にも「カタカタ語」があるが、この場合のカタカナ語は、一字一字区切って話すロボットの話し方を指している思われる。配された季語は、「霾れリ」。カタカナ文化に、「霾れリ」の漢字は何と複雑で難しいことか・・・。「滝」5月号〈滝集〉より抄出。(Midori)
電子音であるロボットの言葉は、カタカナで表記されないと、
何だか紛らわしいですよね☆