秋風やさやかに見えぬものよぎる 今中榮泉
はっきりとは見えないが、何かが確かに過ったというのだ。「秋風」であるから、心弾ませるようなものではなくて、決して止めることのできない時間だったり無常観だったり・・・。「さやかに見えるもの」に、いくらかの焦燥感を覚えるのも、秋ならではの感傷だろうか。俳誌「阿蘇」合同句集(創刊1000号記念)より抄出。(Midori)
はっきりとは見えないが、何かが確かに過ったというのだ。「秋風」であるから、心弾ませるようなものではなくて、決して止めることのできない時間だったり無常観だったり・・・。「さやかに見えるもの」に、いくらかの焦燥感を覚えるのも、秋ならではの感傷だろうか。俳誌「阿蘇」合同句集(創刊1000号記念)より抄出。(Midori)
の虚子の句とは違った趣がありますね☆