焼けしぶりつつ秋茄子の雫かな 岸本尚毅
秋茄子に限らず、夏に穫れる茄子でも、焼けてくると、
その焦げ目から茄子の水分が滴ってくる。
しかし、焼けしぶっているのはどっちかな?とすると、
やはり、秋茄子ではないかと思えてしまう。
写生の目が行き届いていなければ、「焼けしぶりつつ」という、
措辞は決して生まれてこないだろう。
第四句集「感謝」より抄出。(Midori)
秋茄子に限らず、夏に穫れる茄子でも、焼けてくると、
その焦げ目から茄子の水分が滴ってくる。
しかし、焼けしぶっているのはどっちかな?とすると、
やはり、秋茄子ではないかと思えてしまう。
写生の目が行き届いていなければ、「焼けしぶりつつ」という、
措辞は決して生まれてこないだろう。
第四句集「感謝」より抄出。(Midori)
みどりさんの句評の通り秋茄子の季題は動かない。
はじめて茄子を植え花が咲いたが実は付かなかった。来年もう一度挑戦しよう。
私も、毎年ピーマンを植えていますが、
今年は雨が多くてイマイチでした。
茄子なんて、レベルが高くて私には超無理です
つくづく虚子礼賛、ぶっきらぼうだなあと、
思いました(笑)
でも写生は素晴らしく、心地よい読後感でした。