手袋をはづす小さき息ひとつ 牧野春江
手袋を付けた時、確かにあったはずの緊張感やときめき。
そして、一日の終わりに手袋を外すとき、それらは何に変わったのだろう。
緊張感からの解放、あるいは小さな落胆?
手袋に託された 繊細な思いは、ちょっと切ない。
「滝」2月号〈渓流集〉より抄出。(Midori)
手袋を付けた時、確かにあったはずの緊張感やときめき。
そして、一日の終わりに手袋を外すとき、それらは何に変わったのだろう。
緊張感からの解放、あるいは小さな落胆?
手袋に託された 繊細な思いは、ちょっと切ない。
「滝」2月号〈渓流集〉より抄出。(Midori)