鉄柵に微弱電流曼珠沙華
種種を活けて一間の子規忌かな
鬼の子の蓑千年の御神木
遠来の友の如くに初もみぢ
*「阿蘇」12月号、岩岡中正選
【選評】 知に走らずどこまでも感覚を研ぎ澄まして得た一句。まるで「微弱電流」が走っているような赤の連続の曼珠沙華。新しい感覚による新しい曼珠沙華の一句である。(中正)
コロナ禍にあっても、マスクなしで出かけることが出来る自然が、すぐそばにあるということは、本当に僥倖であった。5000歩を目標に歩く日日の暮しに飽きることがなかったのも、実に俳句のお蔭。感謝。(Midori)
種種を活けて一間の子規忌かな
鬼の子の蓑千年の御神木
遠来の友の如くに初もみぢ
*「阿蘇」12月号、岩岡中正選
【選評】 知に走らずどこまでも感覚を研ぎ澄まして得た一句。まるで「微弱電流」が走っているような赤の連続の曼珠沙華。新しい感覚による新しい曼珠沙華の一句である。(中正)
