カラフルな制服に身を包んだヴァチカンの衛兵は、ヴァチカン名物のひとつといってもいいでしょう。
制服をデザインしたのがミケランジェロであること、
スイス人だけが衛兵として採用されていることは、知っている人も多いかと思います。
サン・ピエトロ大聖堂のすぐ脇には、教皇の公邸があります。
衛兵は、教皇の警護のために長いあいだ重要な役割を果たしてきました。
大聖堂の大きな青銅の扉の前に立つ衛兵です。身動きひとつせず立ち続けています。一番絵になる場所です。
車の出入り口脇の詰め所前で微動だにしない衛兵のそばで、
めずらしく一般人と思われる人と会話を交わしている衛兵がいました。何の話をしていたのでしょうか。
ヴァチカン市国・ヴァチカン (週刊朝日百科世界の100都市NO037) | |
ヴァチカンを訪れるときのおともにしたい一冊です。 | |