ヴィッラ・チンブローネ、いやラヴェッロを代表する場所が、この「無限のテラス」です。
日本のテレビ番組でもよく紹介されているので、
どこにあるのかは知らなくても「この場所ならみたことある」という人は多いのでは…。
「無限のテラス」は、庭園の一番奥にあります。「ケレスの神殿」と呼ばれるアーチがテラスへの入り口です。
アーチをくぐると、写真のようなテラスが広がっています。
テラスの手すりには、古代ローマ時代の人物をモチーフにした大理石の像がすえられています。
テラスの一番奥からケレスの神殿を見たところです。バックにはアマルフィ海岸の山々が見えています。
テラスからは、こんな眺めが広がっています。「無限のテラス」と名づけられた理由が分かる気がしますね。
下をのぞき込むと、断崖絶壁の下のほうに、アトラーニへと続く道が見えます。
テラスからマイオーリ方面の眺めです。写真ではどうしてもパノラマ感を伝え切れないのが残念です。
実際には「ウワァーッ」って声を上げたくなるような空間の広がりか感じられます。
こちらがアマルフィ方面のパノラマです。
残念ながらアマルフィの町は岩山に隠れてすべてを見ることはできませんが、
遠くブライアーノまでを見晴らすことができます。
「無限のテラス」はその名の通り、ここに来て水平線をずーっと眺めていると、
誰でも少しだけ哲学的な気持ちになりそうな、そんな場所でした。