i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

モンテプルチアーノのドゥオーモ(Duomo di S.Maria Assunta)

2015年01月06日 | モンテプルチアーノ


グランデ広場に面して立つ、荒石積みのレンガがむき出しの教会がモンテプルチアーノのドゥオーモです。
ファサードの形から想像するに、ルネサンス様式で建てられたようですね。
ファサードが完成していたら、どんな雰囲気の教会になったのでしょうか。
鐘楼から想像すると、化粧レンガで装飾する予定だったのでしょうね。


内部は18世紀になって改装されたようで、身廊の両脇に側廊がある、
モンテプルチアーノではめずらしい三廊式です。


主祭壇にあるのは、15世紀の初めに描かれた「聖母被昇天」です。
この教会はこの地区のドゥオーモであるのと同時に、「サンタ・マリア・アッスンタ教会」でもあります。
だから祭壇画は「聖母被昇天」なのですね。それにしても見事な細密三連画です。


こちらは市庁舎(Palazzo Comunale)の塔の上から見たドゥオーモです。
こうしてみると、教会がきれいなラテン十字型をしていることがわかります。
よく、モンテプルチアーノのドゥオーモはファサードが未完成だからいいんだ、という人がいますが、
こうやって全体を見ると、本当にその通りかもしれませんね。

VELTRA


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