ドゥオーモの前のスパニ通りをまっすぐ進んでいくと、やがて道は未舗装の散歩道のようになります。
そして、同時に巨大な板のようなマドンナ・デル・ソッコルソ教会のファサードが見えてきます。
このファサード、18世紀末に改築されたものだそうです。
何様式といえばいいのでしょうか、新古典主義風ですよね。
内装は、これまたすっきりしていますが、主祭壇まわりだけは明らかにバロック様式です。
そして、柱廊にはコントラーダの旗が掲げられています。
これが主祭壇です。トスカーナではめったに出会えないバロック様式です。
祭壇中央の額の中には、年に一度しか公開されない「救済の聖母マリア」の板絵が飾られているそうです。
ちなみにモンタルチーノの守護聖人は聖母マリアだとのこと。
あの向こうには、どんな絵が飾られているのでしょうか。