マルティナフランカは、
他のムルジェの町々とは
また違った楽しみ方ができることは、
前回にも書きましたが、
実際に街を歩いてみると、
そのことがよくわかります。
街中には、ところどころに
ピンク色の建物を見つけることができます。
北イタリアの肌色がかったピンクとは違い、
もっとすっきりしたピンクです。
「白い街にこれっていいの?」と
少しだけ疑問もありますが、
いいアクセントになっていて、私は好きです。
そして、窓に必ずあるといっていいバルコニー。
ほとんどのバルコニーが、
ゼラニウムなどの鉢植えで飾られていて、
街並みをいっそう美しく見せています。
また、バルコニーの下支えの部分の彫刻も、見ていて飽きません。
旧市街にいくつかある教会も、
そのほとんどがバロック建築です。
内装はどちらかといえば控えめで、
レッチェあたりと比べると、上品な印象を受けます。
彫刻よりも絵画中心に
装飾されているからかもしれませんね。
左はサン・ドメニコ教会の内部。
残念ながらファサードは改装工事中でした。
実物を見るのを楽しみにしていたのですが…。