i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

アマルフィの街を歩く(2)

2011年01月08日 | アマルフィ

アマルフィの東斜面から、ドゥオーモ広場付近に戻ってきた私たちは、
今度はアマルフィのメインストリートを散策することにしました。

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ドゥオーモ広場付近には、観光客相手と思われるさまざまな店が軒を連ねています。
中でもひときわ目をひくのが食料品店です。
リモンチェロなどの酒屋、生ハムやチーズなどの加工品を売る店に交じって、
トウガラシやレモンといった生鮮品を売る店が目立ちます。

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この地方のレモンのもっともポピュラーな品種は「リモンチェドロ」という名前の、
ふつうのレモンの3倍近い大きさのものです。
大きさのわりに果肉は少なく、
厚くて柔らかめの皮の部分を使ってリモンチェロや香水がつくられています。


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やがて通りは少しずつ道幅を狭めて、車がすれ違うことができないくらいの広さになります。
(もっともこの道は原則として歩行者専用で、許可車両以外は立ち入ることはできませんが…)
そこに現れるのがこの建物です。
知る人ぞ知る陣内秀信さんがガイド役でイタリアを縦断したNHKの番組で、
陣内さんと住吉アナが訪問した、あの建物です。
家のたもとには仕事場である革製品のお店もちゃんとありました。

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さらに歩き続けると、道幅はさらに狭くなり、向かい合う建物のあいだに、
フライングバットレスの役目をしていると思われるアーチが見られるようになります。

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道が枝分かれするところにある小さな広場には、こんな噴水も…。

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15分も歩くと、肉屋兼トラットリアがあって、そこで商店街は終わりです。
ここまでずっと海のほうから歩いて来たわけですが、
上の写真は商店街の終わりでUターンをして写したものです。

ここで道はゆるやかに左にカーブし、この先の山沿いには、
家々に覆いかぶさるかのようにせり出す山のふもとに、住宅がまばらに建っています。
その先には「紙漉きの里」と呼ばれる地区があります。
「紙漉きの里」については、また別の機会に。


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