i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

オルヴィエート:中世の街並み

2007年07月30日 | オルヴィエートとチヴィタディバニョレジョ

オルヴィエートの街並みは、中世の面影をよく残しています。
これといった見どころがあるというわけでもないのですが、ただ散策するだけで十分楽しめる街です。

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メインストリートは街の東の端にあるカエン広場から西のレプッブリカ広場へと通じるカブール通りと、
街の中心南よりにあるドゥオーモから北西に伸びるドゥオーモ通りで、
この2つの通りが交わるあたりが一番にぎやかな場所になっています。
陶器店や、エノテカ、ちょっとおしゃれなブティックなどが並んでいます。

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そこから北に進むとカピターノ・デル・ポポロ宮殿です。
市民隊長の宮殿とでも訳せばいいのでしょうか。いかにも“隊長”の住まいといった感じの建物です。


オルヴィエートの猫                         ミケランジェリ通り
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再びカブール通りに戻り、少し西に進むと、
様々なジャンルの芸術家の作品を売るショップが立ち並ぶミケランジェリ通りの入り口があります。

レプッブリカ広場(中央がサンタンドレア教会、右が市庁舎)
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さらに西に進むとレプッブリカ広場です。
ここには市庁舎やサンタンドレア教会があり、古くからの街の中心です。
ここから西の端にかけて、オルヴィエートで最も古くからの街並みが残っています。
途中には、ポッツオ・デラ・カーヴァ(カーヴァの井戸)という
エトルリア時代の井戸や住居の様子を見学できる場所もあります。

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街の西の端まで行くと、そこからはウンブリアの田園風景が見渡す限り広がっています。
そこから南のほうには崖沿いにずっと道が続いており、田園風景を眺めながらの絶好の散歩道です。

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道沿いに進み、サン・フランチェスコ教会を通って、マイターニ通りに入ります。
まっすぐ進むと、やがてドゥオーモのファサードが正面に見えてきます。
ドゥオーモ広場に戻ったら、マイターニ通りの一本南の道をちょっとのぞいてみましょう。
そこはドルチ通りと呼ばれる小道で、上にいくつものアーチがかかる雰囲気のある道です。
ドゥオーモからちょっと入るとこんな小道がある、それがオルヴィエートの魅力です。


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