バンキ・ディ・ソプラ通りが、バンキ・ディ・ソット通りと別れ、チッタ通りと名前を変えるあたりに、
カンポ広場の入り口があります。
カンポ広場は「世界で最も美しい広場」とも呼ばれ、ちょうど扇のような形をした広場です。
扇の要にあたる部分に向かってゆるやかに下り坂になっていて、その扇の要にプッブリコ宮殿があります。
広場を取り囲む建物の色調や高さは、全体が一体感を持つように整えられ、調和した空間が生まれています。
現在では建物の1階はほとんどがリストランテやカフェテリアになっていて、多くの観光客でにぎわっています。
広場の一角には、こんなおみやげ物屋さんもあります。
カンポ広場といえば、パリオでも有名ですね。
「コントラーダ」と呼ばれる地区ごとの対抗戦で、年に2度開催される競馬です。
パリオはこの広場に臨時コースを作って行なわれ、開催時には広場は熱狂的な人々で大騒ぎになるそうです。
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