ジェノヴァは日本でいえば神戸のような町。大きな港が開ける市街地のすぐ背後にはもう山がせまっています。
そのため、市街には何本もフニコラーレ(ケーブルカー)が走っています。
私たちはRighi山頂行きのフニコラーレに乗ることにしました。
上の写真が駅の入り口ですが、ここに着くまでが一苦労。
イタリアの人はみんな親切なのですが、「知らなくっても知っているふり」をする人が多いのも事実です。
私たちはここから50mくらいのところで道を何人にもたずねたあげく、
同じ道を2往復もするハメになってしまいました…。
駅とはいうものの、こんなに小さな駅です。当然というべきか、駅員らしき人はいません。
切符は自動販売機で買います。5ユーロ以下のお金しか使えないので気をつけましょう。
また、切符が出てくるまでに時間がかかるうえに出てきたおつりはすべて10セント硬貨。
こんな細いケーブル一本で行ったり来たりしているんですね。ちょっとびっくり。
10分ほど待つと、フニコラーレがやってきました。どうやら一つの車両が往復しているだけのようです。
ここでは時間がゆったりと流れているんですね。さあ、山の上まで行ってみましょう。