マリーノの街の中心からトリエステ通りを下っていくと、サン・バルナバ教会があります。
マリーノの守護聖人である聖バルナバをいただくこの教会は、バロック様式の端正なファサードを持っています。
教会は、第二次世界大戦で大きな被害を受けたため、建物のほとんどの部分が20世紀に再建されたものです。
クーポラもシンプルなつくりですが、美しいデザインです。
内装も全体的にシンプルで、主祭壇にはフレスコ画が飾られています。
交差ヴォールトの天井は、建てられた当時の姿を再現したものなのでしょうか。
表から見たときには、ファサードには四角い窓があるように見えましたが、中に入ってみると窓はありません。
小さな礼拝堂に飾られていた聖母子像です。
何百年も前に作られたものでないことは確かですが、なぜか心ひかれるものがありました。
教会の前は広場になっていて、中央には水のない噴水がありました。
馬の首を押さえている像はネプチューンでしょうか。
教会の前だし、まさかここからもワインが噴き出したりはしないよね、と思ったのですが、
実際はどうなんでしょうか。