サン・フランチェスコ修道院を
過ぎると、
道は「サンタ・キアーラ通り」と
名前を変え、細い小道が
ヴィッラ・チンブローネへと
続いています。
振り返ってみると、ドゥオーモの鐘楼が青い空に向かって立っています。
やがて道の左手に、黄色い壁が印象的な建物が現れます。これがサンタ・キアーラ修道院です。
サン・フランチェスコ修道院、サンタ・キアーラ修道院ともに
13世紀末から14世紀にかけて設立されたものだとのことで、
そんなに早い時期に、こんなところにまで聖フランチェスコの教えが広まっていたのだと思うと、
フランチェスコが当時の人々のあいだでいかに大きな存在だったのかがわかります。
やがて、通りの上に、ごらんのようなアーチが現れます。
ここからがヴィッラ・チンブローネの敷地となり、通りの名前も「チンブローネ通り」と変わります。
ヴィッラ・チンブローネまでは、あともう少しです。