人々の憩いの場であるサントロンツォ広場に対して、ドゥオーモ広場は厳粛な雰囲気がただよう空間です。
あちこちから道が集まったところにある一般的なイタリアの広場とはちがって、
ここは出入り口が一つしかない“閉じられた広場”です。
そのため、いわゆるパッセッジャータの時間になっても、人々でにぎわうということがありません。
よくあるオープンカフェの一軒もなく、まるで一日中シエスタが続いているかのようです。
広場を囲む建物は、ドゥオーモ、司教館、神学校の3つです。このうちドゥオーモと神学校は見学が可能です。
神学校は、中庭が美しく、
緑の少ないレッチェの街中では数少ない気持ちのやわらぐ場所です。
(といっても、いわゆる緑豊かな中庭ではありませんが…。)
中庭中央の井戸は、いかにもバロック風に装飾されています。
(右手の写真がそれです)
もう一つの見どころ、ドゥオーモについては、また次回に。
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