最近はイタリアでもミラノあたりでは、シエスタになっても街が静まり返ったりはしないようですが、
南に下るにつれて、シエスタ度数?は高くなっていきます。
レッチェでも、シエスタの時間になると、
お店も教会も美術館も全部お休みです。
わずかにいくつかのジェラテリアが店を開け、
街中を歩いているのは観光客だけということになります。
ツーリスト・インフォメーションも、もちろん店じまい。
インフォメーションの入り口では、犬もシエスタ中です。
ヴィットリオ・エマヌエレ通りの西のはずれ、
旧市街の出口付近には、
これもレッチェ・バロックのロザリオ教会があります。
柱の細かい装飾、凝ったバルコニー、左右の柱頭のまつぼっくりのような装飾
(シチリアのバゲーリアなどでも見かけました)など、いかにもバロックしてます。
そして、中央の柱頭のモチーフは積み上げられた頭蓋骨?
おそらく、内部も相当バロックしているのでしょうが、残念ながらシエスタ中。
サンタ・キアーラ教会、サンティレーネ教会でおなかいっぱいの私たちは、
内装を見ることなくロザリオ教会を後にしたのですが、見ておけば良かったかなぁ…。