JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

暑さ忘れのスパイラル

2008年07月27日 | g-i

梅雨が明けて、益々梅雨っぽい毎日が続いているこのあたり(笑)、今日もお日様は雲の陰、そのくせ気温は高いもんだから、ジトーっとした感じで、気分悪りー。
一日ゆっくり休みたいというのに、午前中はやはり家の用事でこき使われ、午後こそはと冷房なんぞを効かせながら珈琲を飲んでいると、
「電気代もバカにならないんだよ。」
「・・・・・・」
え~~~ん、他人様よりぶ厚い肉布団を羽織った私にとってこんな午後は「休んでいても疲れる」みたいなもので
「ちよっと出掛けてくんわ」
逃げました。(笑)
「夕飯の準備までには帰ってきてよぉ!」
「ふぁ~~い」

「さて、何処へ逃げようか????」
喫茶店で読書?漫画喫茶で久々の漫画鑑賞?いっそのこと昼間っからビアガーデン・・・ナイナイ。いやいや健康的にプール?(それはもっとナイから)
「そうだ、半年ぶりのパチンコなんて良いかもしんない」
てな事を思いつき、散歩かたがた歩いて一番近いパチンコ店へ
ところが、うるさいはずのパチンコ店より、さらにうるさい声が隣から聞こえてきました。

『○○市(いち)』というイベントが開かれておりまして、思わずパチンコを忘れそちらの会場へ、
いやいや、歩いて行って正解でした。大学時代の学祭の模擬店を思わせるテントが並んでいるではないですか。
もちろん私は、
「烏賊焼きと生ビールちょうだい」
(いまや、学祭でアルコールは厳禁となっているところが多いそうですけど、我々の頃はどの模擬店でも酒を出しておりました。)
もうこうなると、暑さなんて関係ありませんねぇ、
「ビールをゴクゴク飲めば、汗がダクダク出て、汗がダクダク出れば、ビールをゴクゴク飲む」
これぞ『暑さ忘れのスパイラル』

特製ステージではカワイコチャンのチアリーダーが懸命に踊っていて、「踊りはカワイコチャンに限る」てなもんです。
結局、パチンコで無駄金を使わずに済みました。
良かった良かった。(笑)

帰宅後は、汗だかアルコールだか分からないものでちょっと臭くなった身体を、シャワーで締め、またしてもビールを飲み直しながら夕飯の支度にとりかかりました。
そこで『料理当番、本日の一品』であります。

まずはメイン。豚ヒレソテー・デミソースです。
塩胡椒した厚めの豚ヒレ肉をフライパンで焼き目を付け、オーブンで時間をかけて焼きました。これをデミソースにぶっ込み一煮立ち、ブロッコリーとマイタケのバターソテーを添えて盛りつけました。(最後に生クリームを少々)
付け合わせは、ニンニクバタートーストです。

じつは、私の一皿だけソースを変えてみたんです。ワインを一煮立ちさせ、デミソースをちょっと加え、ブルーチーズ(いただきものなのですが、私以外誰も食べないんですもん)、生クリームを溶かし込んでみました。
色合いはけして良くありませんが、味の方は期待以上で、ビールに飽きた口に、ワインのお伴として「バッチ・グー」でありました。

こちらは、ブルーチーズといっしょにいただいた、モッサァレラチーズとトマトのバジルソースサラダです。

結局は、今日も休日の大半をアルコールと過ごした私でありました。

さて、今日の一枚は、スタン・ゲッツです。
少々酒疲れ気味の私の身体には、これくらいのアルバムがじつに良く馴染みます。
「More」と言いながら、じつは「WEST COAST JAZZ」よりも先に、10インチ盤で発売になった音源であります。それ故、短いんですねぇ録音時間が・・・・・
それでも
軽快なスィング感のなかに、じつに落ち着いた雰囲気を醸し出す。この頃のゲッツにハズレというのはあまりないように思います。
ただ、私のように力を入れて聴くタイプには、それが逆にちょつとした不満なのでありますが、酒疲れの今の私には、力を入れる気力は残っておりません。(笑)
ボブ・ブルックマイヤーのバルブトロンボーンもなかなか活きています。

MORE WEST COAST JAZZ / STAN GETZ
1953年7月30日, 8月15,22日録音
STAN GETZ(ts) BOB BROOKMEYER(vtb) JOHN WILLIAMS(p) TEDDY KOTICK(b) FRANK ISOLA(ds)

1.WILLOW WEEP FOR ME
2.CRAZY RHYTHM
3.THE NEARNESS OF YOU
4.I DIDN'T KNOW WHAT TIME IT WAS
5.TANGERINE



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