二の五並びの今日、一日じゅう曇りとの予報は良い方に外れ、太陽さんがそこそこ顔を見せるまずまずの天気でした。気温も昨日よりは高いのかな?
いずれにしても徐々に春は近づいているんでしょうから楽しみに待ちましょう。
今日、平成22年2月22日は『猫の日』です。
話題にペットの話が持ち上がると必ず
「バブさんは犬派?猫派?」
と訊かれる方がいますけど、私は犬も猫も好きですからねぇ、それほど親しくない方からの質問であれば、先にその人が言った方、つまりこの場合なら『犬派』と答えるようにしています。何故かは、なんとなくわかるでしょ。(笑)
それじゃあ、本音はどうかといいますと、どうしてもどちらかを選べと言われればですが・・・・う~~ん、猫寄りかなぁ。
コビを売らずにあまえ方を知っているというか、追えば追うほど逃げていく半面、ときおりふっと足下にすり寄ってくる、これがじつに効果的に我が心をくすぐるんでありますなぁ(笑)
しかぁし、
ぞくに、『犬派』は社交的で明るく楽観的なプラス思考でおおらか、『猫派』は独立心が強く律儀で神経質、てな事を言われますけど、これからすると私は『猫派』とは言い切れそうもありません。
「ちょっと待ったぁ、あんたはカメを飼ってるでしょ。だから『は虫類派』でしょうよ。『は虫類派』のひとは、人間関係をわずらわしく思っているめんどうがりやさんなんだってよ。」
あれ?それはちょっとあってるかも・・・・(笑)
ともかく、『猫派』であろと『犬派』であろうと、はたまた『は虫類派』であろうと
和を以て貴しとする
622年の今日、斑鳩宮で薨去されたともいわれる聖徳太子も、そう説いてるではありませんか、ね、みんな仲良くいきましょうよ。
(なんじゃい、その結論)
「揺り椅子に腰掛け、猫を膝に乗せ、日柄ジャズを聴きながら、本を読む。これが理想の老後生活なんだけどなぁ・・・・でもじっとしているってことも出来そうもないし・・・・・」
「大丈夫、あなたにそんなセレブな老後は待ち受けていないから」
さて、今日の一枚は、ジミー・スミスです。
この3日間、ブルーノートのオルガン流れで押し通すことにしました。(笑)
ブルーノートにおけるジミー・スミスというか、ジャズ界におけるスミスの存在は、一時代を築き上げたジャズオルガンのイノベーターである事。これはどなたにも異論のないところだと思います。
かのマイルスに「ジャズ界八番目の不思議」と言わしめたスミスのオルガンは、ライオンの心臓にも強烈な矢を放ったのでしょう、ブルーノートデビューの年、1956年には、立て続けに5枚のアルバム(4セッション)をリリースするという凄まじい勢いで世に押し出される事になります。オルガンブームの到来です。
そして発売から1年半をかけてブルーノート初のホット100アルバムとなったのが、今日のこのアルバムです。
そんなスミスにとって最良のパートナーは誰かと問われれば、ケニー・バレルと答えるのが正解だと思います。そしてもう一人、スタンリー・タレンタインであります。
スミスとバレルは常に語り合う対話者として、タレンタインはフロントに立ちながらも二人をしっかり補佐するがごとく絶妙な存在感を示しています。
ヒットするにはそれなりの理由がある、そんな一枚だと思います。
MIDNIGHT SPECIAL / JIMMY SMITH
1960年4月25日録音
JIMMY SMITH(org) STANLEY TURRENTINE(ts) KENNY BURRELL(g) DONALD BAILEY(ds)
1.MIDNIGHT SPECIAL
2.SUBTLE ONE
3.JUMPIN' THE BLUES
4.WHY WAS I BOM ?
5.ONE O'CLOCK JUMP
追伸、
愛妻シャリー・スコット(録音時に)のオルガンを相手に演奏するタレンタインと、スミスを相手に演奏するタレンタイン、そこに違いはあるのか?
そんな聴き比べも面白いっちゃ面白いですよね。
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