JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

恐るべし流通の進化

2015年08月17日 | g-i

今日は朝から雨模様です。
「カッチカチやぞ カッチカチやぞ・・・」
だった土も、これで少しは潤いを取り戻し、すべすべの肌に・・・いや、農家も一安心?まっ大雨になっちゃ元も子もありませんがね。

「おもっしゃぐねぇなぁ」
夏の高校野球、二日連続の東北勢同士の対戦に母はご立腹です。
「でもなぁ、これで準決勝までは必ず東北勢一校は残るって事だから」
と、とりあえずなだめてはおきましたけど、
(「できれば準決勝以降にこの状況があればなぁ」)
てな括弧付きでした。(笑)

さても、立秋も過ぎ、お盆も終わり、昨日は地元の港からサンマ船が大漁目指し一斉出港していきました。
「サンマ、サンマ、塩焼き、刺身、なめろう、ポウポウ焼き・・・」
秋が近づいてきた感じがします。

そんななか買い物に出かけると
「刺身OK?」
昔は、地場に水揚げされた新鮮なものだけが刺身に出来て、それでも腹を壊す人がいたってぇくらい足の速いサンマが、今じゃサンマ船が出港したその日に刺身で食べられるという
「恐るべし流通の進化」

と、ここで『料理当番、本日の一品』です。

「初物で一杯」としゃれ込みましたが、まだまだ脂はのっておらず、なめろうもネトっとした感じがありません。
「おいおい、オレの脂をまわそうか?」
やはり、本当の旬をもう少し待たなくちゃいけませんね。

 

こちらは、ささみの梅肉大葉挟み焼きです。それと母用(笑)あり合わせ煮物。

「こりゃやっぱ日本酒やね」

最近の猛暑で、若干日本酒離れしていた家飲みでしたが(どうしても常温にこだわるもので)、昨晩はたっぷりといただきながら
「見送った船団に早く美味しいサンマを届けて欲しい。」
と、大漁を祈ったのでありました。とさ。

さて、今日の一枚は、ジジ・クライスです。

ジジ・クライスというと、実質の音楽活動はそれほど長い方じゃ無いんですが、多くのトランペッターとの双頭バンドでの活躍、そしてそれを実現させたインテリジェント溢れる好人格、これにつきる気がします。
だけど、逆にそれが彼の際だった個性には結びつかないわけで、言うなれば「主役であっても名脇役」てな印象を感じます。

今日のアルバムも活動期後期の一枚で、メンバーを見ると、当事「これから!」てな若手(?)の面々が、「好人格に集まってきた」てな感があります。
そして、それを上手くまとめるのが「ジジの真骨頂」、つまりそれが彼の個性なのかも知れません。
「それもまた良し」
私はそう思います。

REMINISCIN'  / GIGI GRYCE
1960年11月7,9,10日録音
GIGI GRYCE(as) RICHARD WILLIAMS(tp) EDDIE COSTA(vib) RICHARD WYANDS(p)
GEORGE DUVIVIER[2,3,4,8] REGGIE WORKMAN[6] JULIAN EUELL[1,5,7](b) BOBBY THOMAS [2,3,4,6,8](ds) WALTER PERKINS[1,5,7](ds)

1.BLUE LIGHT
2.CARAVAN
3.REMINISCING
4.YESTERDAYS
5.GEE BLUES GEE
6.A NIGHT IN TUNISIA
7.DEARLY BELOVED
8.TAKE THE "A" TRAIN

おまけ、

いちおう今週のお弁当です。



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